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「パットマーケット(PAT MARKET)」共同オーナーの1人である関根勇斗が、同ショップ内に展開していた関根自身のショップ「クラクラ(KURACURA)」を神宮前エリアに移転し、単独店舗として3月23日にオープンした。
「クラクラ(KURACURA)」は、JR原宿駅、東京メトロ千代田線明治神宮前駅から徒歩約10分ほどの場所に位置。「ナンバーナイン(NUMBER (N)INE)」や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」、「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」、「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」などのブランドアーカイヴアイテムを取り扱い、今後はナンバーナイン、アンダーカバー、ラフ・シモンズを軸に商品を展開していくという。来店した男女ともに楽しんでもらえるよう、メンズアイテムとウィメンズアイテムの両方を展開し、1万円台のものから30万円を超えるものまで、貴重なアーカイヴピースを揃える。
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パットマーケットが原宿に、2号店が池袋にあることを踏まえ、山手線の主要エリアを押さえる目的から渋谷の神南エリアへの出店を希望していたがテナントが見つからず断念。次点として、自身の扱う商材がはまるエリアとして神宮前の4、5、6丁目に狙いを絞り、現在の所を選んだという。また、パットマーケットへの来店者の買い回りを狙い、池袋にも店舗があることを周知し足を運んでもらえるように促す。
元々パットマーケットは、オンリーワン(Only One)、コリーダ(Corrida)、クラクラ(KURACURA)といった3店舗の複合店として営業。関根は、「元々パットだけで終わるっていう話ではなかった」と話しており、ショップを独立させることが通過点の中での一つの目標であったことから独立に至ったという。「多くの古着屋があり、自分自身で一から始めるのは今の時代において困難な中、パットマーケットの認知度が大きくなりSNSなどの影響力も出てきたタイミングでクラクラを移転できたのは良かった」と関根は語っている。クラクラの名前の由来などは特になく、まずは認知してもらうことが大事だという考えから、言いやすさと覚えやすさを重視し決めたという。
店内は、アイテムが見やすいよう白を基調としており、一点一点ゆっくりと見られるよう物量を調節して陳列。人がすれ違えるよう動線を確保し、狭すぎず広すぎない空間を作り出すことで、店員と来店客の距離感も心地の良いものになるよう工夫したという。
今後の目標として、まず認知度を上げることを掲げるほか、ショップに来るときは「買い物をしなくてはならない」「お金を持っていないといけない」というイメージを払拭し、空いた時間に立ち寄りたくなるようなお店作りを目指すという。また、同じ系統の商材を扱う店舗ではなく、違う形での2号店の出店も視野に入れている。
◾️KURACURA
オープン日:2024年3月23日(土)
所在地:東京都渋谷区神宮前6-16-2 マンションミクラ102号
公式インスタグラム
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