河合優実
Image by: FASHIONSNAP
UPDATE
【2024年4月25日追加情報】河合優実を起用した新CMを公開。ウェブ上で公開後、4月28日から順次テレビでも放映する。本編のほか、インタビューやメイキング動画も用意している。
資生堂が新カテゴリーとして、美容液によるスキンケア効果と美しい仕上がりを両立する「ファンデ美容液」を打ち出す。同カテゴリーのアンバサダーに、俳優の河合優実を起用し、「彩る美容液、という奇跡。」をキーメッセージに特設サイトやヴィジュアル、新CMなどのコミュニケーションを展開する。
同社が20〜30代の女性を対象に行った調査によると、コロナ禍で自分自身と向き合う時間が増えたことで“ご自愛意識”が高まり、これに伴いスキンケアへの興味関心および、時間と費用が増加傾向にあることがわかった。また、メイクに関しては肌をきれいに見せたいと思う一方で、肌への負担を避けるため「ノーファンデ派」や、部分的なコンシーラーの使用、時々しかファンデーションを使わないといった「レスファンデ派」といったユーザーが増え、これら2つの派の合計はファンデーションユーザーの約70%を占め、化粧文化に大きな変化をもたらしたという。
ADVERTISING
資生堂では根底に「美しい肌になりたい」「未来の肌のために投資をし、自分を慈しみたい」といった潜在ニーズがあると考え、メイクアップ効果による即時的な美しさと、スキンケア効果で美肌に導く力を兼ね備えた「ファンデ美容液」を提案。未来の美しさを育んでいくという体験を通じ、“美容液で肌を彩る”という新たな化粧文化の創造を目指す。
新カテゴリーをけん引する商品として、既存品から「マキアージュ(MAQuillAGE)」の「ドラマティックエッセンスリキッド」(SPF50+・PA++++、全5色 各税込3520円)と、「SHISEIDO」の「エッセンス スキングロウ ファンデーション」(SPF30・PA+++、全12色 各同7590円)を2商品を訴求。これら合計累計出荷総数は300万個を突破(2022年2月〜2024年3月)し、コロナ禍、コロナ以降の「美容液ファンデ」市場でも存在感を放っている。2つの商品には、資生堂独自の「セラムファースト技術」を採用。ミクロレベルでパウダーを油で包み、カプセル化した油を美容液で包みこむ「P/O/W 乳化型(Powder in Oil in Water 乳化型)」で処方を組んでいる。この技術によって塗布した際にまず美容液が肌に触れて広がり、美容液が肌に触れたままファンデーションによる化粧膜をつくり、色ムラになりにくく美しい仕上がりが持続する。開発時の「ファンデーションの中に美容成分を入れるのではなく、美容液の中にファンデーションを包み込む」という逆転の発想と商品の機能性を伝えるため、カテゴリー名の順番を「ファンデ美容液」とした。名称を決める際は、2商品のSNS上での口コミ内容なども参考にしたという。
資生堂ジャパンのマーケティングリレーション本部 本部長 北原 規稚子氏は、新カテゴリーについて「われわれにとっても挑戦的な試み」だと話す。「SNS上での口コミなどお客さまから発せられた内容から、商品の新たな価値・側面を学ばせていただき、改めてプロモーションしていくという新しいサイクル」という。「データマーケティングの数字だけでは計り知れない、心理的な変化や潜在的なニーズを受け取り、われわれが『パーソナルビューティーウェルネスカンパニー』としてその先の未来に向けてアプローチしていく」と先を見据えた。ファンデ美容液カテゴリーについては、まずは河合を起用したヴィジュアルなどで発信。新商品の追加も検討しているという。
アンバサダーに就任した河合は、2000年東京都生まれ。2021年に出演した映画「サマーフィルムにのって」「由宇子の天秤」などでの演技が評価され、「第43回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞や「第64回ブルーリボン賞」新人賞といった数々の新人賞を受賞。近年は「愛なのに」「PLAN 75」などに出演し、2023年に映画「少女は卒業しない」で初主演を務めた。TBSのドラマ「不適切にもほどがある!」での小川純子役で注目を集める。6月には主演映画「あんのこと」と劇場アニメ「ルックバック」の公開が控える。
河合は就任前からSNSなどを通じて2商品について知っていた話す。「口コミの『まるで美容液みたい』っていうのが気になっていました。そこでこのお話をいただき、とても嬉しかったです。実際に使用してみると、本当にみずみずしくて心地良くて驚きました。色を見ずに肌に塗ったら、ファンデーションだと分からないと思います」と使用感をコメント。また、CM撮影は新たな表現への挑戦だったと語る。「映画やお芝居と違って、短い時間でメッセージを伝えられるように、ファーストインプレッションを与えられるような表現を意識しました。商品のコンセプトを伝える面白い仕掛けもあって、早く皆さんに見ていただきたいです」と意気込んだ。河合が出演するCMやヴィジュアルは近日中に公開される予定だ。
■資生堂「ファンデ美容液」:特設サイト
河合優実
Image by: FASHIONSNAP
河合優実
Image by: FASHIONSNAP
資生堂ジャパン マーケティングリレーション本部 本部長 北原規稚子氏
資生堂 ブランド価値開発研究所 室長・博士 三浦 由将氏
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
CMイメージ
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング