表参道 フラグシップ店 店舗の外観(2016年撮影)
Image by: FASHIONSNAP
イギリスのブランド「テッドベーカー(TED BAKER)」の管財人が、イギリス国内の15店舗の閉鎖と245人の人員削減を行うことを発表したと、複数の海外メディアが報じた。4月19日までに11店舗をクローズし、120人の店舗スタッフの解雇を予定しているという。
同ブランドは、イギリス・グラスゴーのシャツ専門店として1987年に創業。2022年には、「バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)」や「フォーエバー 21(FOREVER 21)」「リーボック(Reebok)」などを傘下に収める米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group)が約2億1100万ポンド(約340億円、2022年8月16日時点)で買収した。その後、英国内の店舗運営はNo Ordinary Designer Label (NODL)が担ってきたが、2024年3月、同社の経営破綻により管財人を指名する意向が報じられていた。
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共同管財人のテネオ(Teneo)によれば、今回閉店を予定している11店舗は、全て改善の見込みが立たない赤字店舗だといい、バーミンガム・ブルリング、ブリストル、ブロムリー、ケンブリッジ、エクセター、リーズ、リバプール・ワン、ロンドンブリッジ、ミルトンキーンズ、ノッティンガム、オックスフォードが対象。また、ロンドンのビスターとブロンプトン・ロード、フローラル・ストリート、マンチェスター・トラフォードの4店舗も数週間以内の閉鎖を予定しており、100人の店舗スタッフのほか、25人の本社スタッフの解雇も見込んでいるという。
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