クラークス オリジナルズ ストア KYOTOの店内
Image by: FASHIONSNAP
「クラークス(CLARKS)」が、2023年12月31日までの1年間の業績悪化をうけて、従業員約150人を解雇する可能性があるとイギリスのファッション系メディアのDrapersが報じた。
クラークスは、1825年にイギリス南西部の町でクラーク家の兄弟であるサイラスとジェームズが製作したスリッパからスタート。「ワラビー」と「デザートブーツ」で有名なサブブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」は、近年日本で人気を博しており、原宿のキャットストリートや心斎橋のアメリカ村、梅田、京都に出店している。
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同社は、2023年12月末までの1年間で営業損失が前年度よりもさらに悪化。業績不振の主な理由として、クラークスはフルプライス・チャネルにおける需要の低迷や卸売パートナーの在庫過多、販促市場、製品コストのインフレ圧力を挙げている。声明では「上記の要因が重なり、純利益は目標や昨年の水準を下回った。2023年末の事業・取引環境は、特に西半球において不確実性と相対的な悲観が続いている」と述べたという。
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