Chrono24 メインヴィジュアル
Image by: Chrono24
高級時計専門オンラインマーケットプレイス「クロノ24(Chrono24)」が、月間1000万人を超えるユーザーのデータを集計し、2024年度上半期の時計ブランド、モデル、ケース素材、ダイアルカラーに関する総合ランキングを発表した。
クロノ24は、2003年に設立。120ヶ国以上から3万以上の販売業者、個人販売者によって新品からアンティークまで約50万点の時計が出品され、サイト訪問者の月間平均は約1000万人に上る。
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クロノ24全体の取引量から算出した世界ブランドランキングでは、「ロレックス(ROLEX)」のシェアが14.4%で首位、「オメガ(OMEGA)」が13.7%で2位、日本ブランドの「セイコー(Seiko)」が11.1%で3位を獲得。同3ブランドは2021年から変動がなく、4位以降との差は前年度に比べてさらに大きくなった。前年に4位を記録した「スウォッチ(Swatch)」は8位に落ち着き、「ブライトリング(Breitling)が2022年以来2年ぶりに4位に上昇した。国別ブランドランキングでも世界ランキング上位3ブランドがそれぞれの市場を独占したが、セイコーは前年に引き続き、フランスで2位を獲得している。
2024年度上半期 世界ブランドランキング
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モデル別の世界ランキングに大きな変化はなかったが、国別で見るとセイコーのモデルが存在感を放つ結果となった。フランスでは同ブランドの「セイコー 5(Seiko 5)」と「セイコー プロスペックス(Seiko Prospex)」の2モデルがランクイン。アメリカ、イギリス、香港でも「セイコー 5(Seiko 5)」が人気を博している。日本国内のモデルランキングでは、前回と同様にロレックスの「デイトジャスト(Datejust)」が首位を獲得。前年度で10位だったシチズン時計の「シチズン プロマスター(Citizen Promaster)」は4位に急上昇した。
2024年度 世界モデルランキング
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ケース素材ランキングでは、1位のスチール素材が76.31%と、圧倒的な支持を集めた。ダイアル色ランキングは、ブラックが36.1%で1位、ブルーが16.1%で2位を獲得し、ブラックとブルーで全体の半分を占める結果となった。一方で、ブラックのシェアは2022年から減少傾向を示している。
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