ヘアスタイルの可能性を引き出すヘアアクセサリーだが、アイテム次第では華やかさと引き換えに子供っぽい印象になることも。

そこでオススメしたいのは、「シルバー／ゴールド」、「上質な素材」、「シックな色合い」。

本企画では、ヘアスタイルに個性と彩りを加えるヘアアクセサリーブランドをご紹介。

BONEE

デザイナーはNozomi Fujikura。ブランドコンセプトは「Inner Self, Open-minded」。多様で豊かな生活の一端になるようなジュエリーを提案している。 内なる自己を解放する、オープンマインドな精神からインスピレーションを得ている。ニュートラルなデザインと実用性は、日常に親密な光を添え、身に着ける人の肌に寄り添い、パーソナリティを際立たせる。ジュエリーはシルバーをメイン素材として使用し、職人の手により作り出されている。  環境への配慮を心がけ、パッケージはサスティナブルな素材を使用。また、売上の一部を動物愛護活動へ寄付している。

MERRMA EARTH

ブランド名のMERRMAはオーストラリアの先住民が話すワギマン語に由来し、「足で何かを探しながら水辺を歩く」という意味。デザイナーはこの言葉が持つ探求を驚異の感覚と捉え、＜MERRMA＞のヘアアクセサリーはそれぞれ、この感情を呼び起こすように細心の注意を払ってデザインされている。作り出す造形は、自然の美しさと多様性からすべてのインスピレーションを引き出し、鮮やかな色、複雑なパターン、有機的なフォルムを反映している。パリのアトリエは、ブランドのスタジオが位置するクリエイティブハブとして機能し、考え抜かれて作られたアクセサリーを通じてこれらの自然なインスピレーションを実現している。現在日本ではDOMICILE TOKYOにて、コレクションを取り扱っている。

CLINQ

プロダクトデザインと機能性を追求するドイツならではのコンテンポラリーなヘアジュエリーブランド。デザイナーGunhild Kranzは、＜Marimekko（マリメッコ）＞や＜Isabel Marant（イザベルマラン）＞など世界のブランドで経験を積み、その後数年にわたりメタル素材やヘアアクセサリーを研究し、折り紙と洋服のパターンの構造を金属に適用しステンレスを折りたたむという革新的な技術の開発に成功した。メタルを折りたたむ工程はブランド内で行われ、どの段階でも自分たちでクオリティコントロールができるよう、活動の拠点であるベルリンですべて生産されている。リベットもスクリューもないシームレスでミニマルなスナッククリップは、メカニカルでいてモダンな佇まい、オブジェのような美しさがありながらスマートな着用を実現する。

KURUMI AMANO

ヘアデザイナーであるKURUMIが東京で2020年に設立したブランド。

このブランドは、デザイナーであるKURUMIが1から形を製作している。手と目と感覚で、細部のシルエットまでこだわっている。

ブランドのコンセプトである、

Lines and forms come to together to create beauty
Embracing your individuality is what we cherish
To make you become special
This is all it takes to complete

を背景として、構築的なシルエット、独自的な発想、美しさが織りなす魅力的なものをジュエリーに落とし込んでいる。

ジュエリーの素材は全てsilver925を使用しており、細かく表現したい１つ１つのパーツまで、こだわり抜かれている。

デザイナーの自己表現は美しく感じるものであり、根本的な事は変わらなく、時代の流れに寄り添わない。長く愛して貰える様に考えられている。