ポスト

 　「セットアップもいいけど、ちょっとやり過ぎ？ライダースでもいいかも。袖は要らないんだよな。うー。うわ。もう出発しないと間に合わない。え、どうしよ。あ、このバッグ。ハンガーじゃん。どっちも持って行ってあとで決めよ。あ、でも、ハンガーにかけたままなのも可愛いかも。」　そんな独り言が脳内で自動再生されたこのルックを、ミスターイットの一つの提案としてまず取り上げたい。ハンガー型バッグにノースリーブのライダースをひっかけ、ノースリーブのジャケットを着ているこのルック。アウターを迷った挙句、両方とも持ち出す決断をしたのだろうか。もしそうだとしたら、すごくわかる。自信満々で家を出た数十分後には全身を着替えたくなったり、時折バッグの中に別のトップスやパンツを忍ばせて外出する私にとって非常に共感できるスタイルであり、心くすぐられる提案だった。　服を選ぶというだけで、なぜわざわざそんなことをするのかと聞かれたら、私は答えに詰まってしまう。けれど、そもそも服を選ぶということ、装うことはとても繊細で切実な営みだと思う。なぜなら、現代の人間の大半にとって、それは生きることに直結しているから。大袈裟に思えるかもしれないが、服を着ることで初めて人は社会に受け入れられ、その関係性の中から社会で生きていくことが可能になる。そう考えてみると、その日着る服にいつまでも執着してしまったり大いに迷ってしまうことも理解できる。（というか、私がその当事者である。）このルックにはそんな人々に向けた大らかさを感じたが、デザイナーの砂川氏にもそんな経験があったりするのだろうか？ 　繊細で切実な営みとして装うことを捉えた際、顔を覆うほどのサイズのキャップを被ったルックにも改めて目が惹かれた。このキャップについて、砂川氏は以下のように述べている。　そもそも、その名前は「moi」である。フランス語で「自分」を意味します。mister it.のファーストコレクションから現在まで同一のパターンで生み出され続けるキャップは、つばが長く、ひとの視線から隠れるのに最適です。　社会と個人を繋ぐための装いと、社会と個人を引き離すための装い。いくつもの視線がたった1人のモデルに注がれるランウェイで、「ひとの視線から隠れるのに最適」なキャップを被せるというプレゼンテーションには、行き過ぎた副作用を抑える薬を処方するかのように、装うことのもう一方の作用があることも同時に示されている。「繋がっていたいけど、どこかに行ってしまいたい」。時にはそんな矛盾もはらみながら装う（私も含めた）人々に対しての提案のようにも感じられた。  　繊細で切実、だけでなく、矛盾もはらむ、装うという営み。そんな営みを毎日繰り返す人々にとって、肉眼では見ることすらできない背中にまで意識を張り巡らせていくことは可能なのだろうか？（ご想像通り、私はできません。）　そんな問いを想起したのは、実はショーの中で最も印象に残った、ランウェイを去っていくいくつものルックの後ろ姿がきっかけだった。「幼い頃から街の中の道ゆく人々を観察し続け、魅了されて続けている」と本人が言うように、その後ろ姿には砂川氏自身の視線が色濃く反映されているように感じる。なぜなら、見知らぬ誰かを正面から観察することはほぼ不可能だから。その視線を通して培われた美意識による後ろ姿の提案に、私自身は身体を委ねてみたい。　先述した通り私は毎日服を選ぶことに若干のストレスを抱えているが、この感覚は決して私だけの固有のものではないと思っている。私と同じような気持ちの人にとって、ミスターイットのショーと拙文から柔らかい何かを受け取ってくれればとても嬉しい。そして、そのような感覚を持たずとも、日々装うという営みを引き受けて生きていく人々（つまり、服を着ている全ての人々）にとっても、今一度その営みを愛おしむ方法として感じていただきたいと願っている。

mister it.

Seiji Sugita

ミスターイットから探る、私たちが「装うという営みを愛おしむ」方法

インサイド

優等生すぎないアンニュイな雰囲気を醸し出す、ミスターイットのシャツ　パステルカラーのアイテムが目に留まることが多くなり、春の訪れを感じる今日この頃。マーケットリサーチという名のもと、春の陽気につられて湧き出る物欲を発散すべく街に出て色々なショップを覗くと、店頭には淡いカラーのアイテムがずらり。柔らかなカラーリングには心惹かれますが、甘すぎるテイストはちょっと違うなあ…、でも春らしいカラーを取り入れたいなと悩んでしまい、結局物欲を発散するどころか悶々として家路につきました。　そんな時に見つけたのが「ミスターイット（mister it.）」のシャツ。洗練された上品な印象のアイスブルーのカラーは、まさに求めていた甘すぎないペールトーンそのもの。クールで知的なブルーに、ホワイトグレーを少し混ぜて柔らかさをミックスしたカラーリングはこれからの季節に活躍してくれること間違いなしの一着です。また、この手のシャツはコンサバになりがちですが、そこは「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」でのデザイン経験を持つデザイナーの砂川さんの手腕が光ります。胸元の英字から流れるように施された刺繍が、ラフでどこか気の抜けたムードを醸し出し、レーヨン混のキュプラ生地の落ち感も相まって、とらえどころのないアンニュイなスタイルを演出。パリの街で見かけそうな気取ってないけど綺麗目な着こなしも良いなぁ、デニムに履き潰したコンバースを合わせて、さらっとシャツを羽織るなんていうラフなスタイルも良いなぁと、止まらないスタイリングの妄想にますます物欲を掻き立てられています。（スタッフHS）mister it.のアイテムをチェック  

お買いモノ

【今週のウィッシュリスト】優等生すぎないアンニュイな雰囲気を醸し出す、ミスターイットの刺繍シャツ

　今季の短期連載では、偶さかにメンズブランドだけに言及してきた。してみると、どうも偏り過ぎている嫌いがあるし、丸二年がとこ休止していたモードノオトを片手間に打っ遣るわけにもいかぬ。現に、青木明子とか砂川卓也とかの、或る意味で、東京らしからぬ欧州式の正調なプレタポルテ（この場合は、女性向けの既製服と云う意）を取材したのだから、本稿にてそのことに触れる必要があると思い立った。ジェンダーに抵触するところの、品格を備えたスタイルなら渋々ながら買うが、流行りものの性差の題目を一心に唱えるが如く粗製濫造式な中途半端なニヤケたスタイルは感心しない。それにだ、キッチリと感光して、こちらの心の印画紙に明確な像を焼き付けてくれるような、アダルト志向の歴とした女性向けの拵え（既製服の顔を持った服）は今も尚、東京には少ない、と思っている。　だから、同じドレーピングの技法を用いながら、まったく対照的な味を見せた青木と砂川のショーは私の脳髄を貫いた。今季の中では特筆された出来栄えだった。両者の作品群（断りを入れておくが、二つのブランドには何ら連絡はない）を通貫するのは、独り善がりの造形表現とか、ありきたりの情熱とか、伝統的でステロタイプ化したものとは異なる、服の基本構造を突き通す眼力の確かさである。経験により蓄積された眼の力は、彼等の内面で絶え間なく変化し、変化することで自らを創造し、自らを創造することによって生き続けていくものだ。とりわけ、今回初めてキャットウオークをした砂川の醒めた情熱（唯クールなだけと云うよりは、心に迷いがないと云う意）については、他所で記事を書くことになっているから本稿ではその印象の一端に留めておく。 　「アキコアオキ」のコレクションノートにあった「Kalevala（カレワラ）」と云う単語は私に、ほろ苦い過去を呼び覚ました。取るに足らぬ内省が進んだ結果が招いた自己嫌悪と自己懐疑と云う暗渠にドップリと嵌まり込んでいた青臭い高校生時代が脳裏を掠めた。とは云っても、此度の青木のショーに登場した「Kalevala」は、フィンランド発信のサステイナブルなジュエリーのブランド名であり、フィンランドの民俗叙事詩『Kalevala』とは別物である。一瞬、あの旋律が過ぎった。フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスは『Kalevala』に想を得た作品を数多遺しているが、とりわけ、交響組曲『レミンカイネン 四つの伝説』を構成する『トゥオネラの白鳥』は私の愛聴する作品だった。その魅力は、イングリッシュホルンの悲痛な音色で奏でる旋律が、恰も我々を黄泉の国に誘うような、どうしようもないほどの悲しさにある。間違った聴き方をしていたのかも知れぬが、曩時の私の青臭さに、その旋律はピタリと呼応するものだった。本稿の題名のモードノオトは、モードのノオトブックとモードの音の意を重ねているから、時には斯様な脱線も好いと思う。　閑話休題。純粋に精錬された黒。暗闇の中に光の模様を集めて天使を作る時の白。凡ての色の鉱脈を含みながら、ニュートラルで、時に曖昧さを感じさせる灰色。透けて見える皮膚のウブな肌色。女性デザイナーが見せる女性のための服の官能には、捧げるだけの、女の実感の薄い男の作り手（逆に実感が薄いからこそ、その空隙を想像力が埋める面白みが生ずるのだが）にはない、或る種の厳しさが同居している。矛盾するようだが、官能に宿る厳しさは、作者のストイックな意志に基づく鍛練の過程より生ずる。青木の見せる官能は、今季に於いて、純粋な配色の管弦楽化（オルケストラシオン）を知るに至った。モノクロームに徹していたとて、彼女の服には、管弦楽のように鳴り響く色彩の輝きがある（またしても言葉の誤用であるが、意味は通ると信じて書いている）。但し、彼女は音楽的な主題を求めたのではなく、日常生活の風景の中にある服に係わる所作（脱いだり着たり、表を裏返しにしたりする普段の動作）を、作者の内部の精神に反映させることによって、純粋に音楽的に表現しただけである。服は身体を包み込むメディアであることの真を逆手にとった、身体より服を剥がす感覚を服の設計に定着させた。 　唯それが結果として、一つの音楽的な情緒に昂まると云うことはあった。青木の場合は、彼女の音楽はそこに表現された以上のものを、常に望んでいる。彼女の作品は詩的な、或いは音楽的な何ものかを端より一つの効果として要求している。そのために、（彼女が意図しているか否かに拘わらず、音楽的な主題に相応しいモチーフが、平板な設計図の中に於いて必ず中心に置かれ、全体に亘ってデコラティブな装飾が施され、意地悪く拗れたドレーピングが二次元的な設計図より主張の強い立体的な造形を立ち上がらせ、一種の非現実的な空気を漂わせる。「現実を、少しずつ、辷らせて（スライドさせて）。その時、わたしはわたしであり、あなたでもあり、だれかであり、だれでもない」とコレクションノートは記している。それは夢見られた現実であり、彼女の（同時に我々の）謂わば突き抜けたところにある現実とは少しく異なっている。彼女は一見して平凡に見える普段の生活の風景や他人の日常的な生き方に、圧倒的な迫力を与えるように創作のタクト（指揮棒）を揮う。殆ど、眼を瞑って揮っているとも云えるほどである。だが彼女は、必ずや明晰な観察と豊富な空想とに基づいて、効果の計算された音楽を掻き鳴らす。　私は青木の特性について「服の基本構造を突き通す確かな眼力」と、曩に述べた。さしあたり今季の作品群は、メビウスの帯の持つ、裏を辿っていけば表になり、表を辿っていけば裏になる式の仕掛けが施されている。だがしかし、正直なところ、青木の創作に、誰にでも分かる、それなりの服の仕掛けの妙を探すのは、私には大して興味がない。唯々私が見定めたかったのは、デビュー以来創作の底流にある彼女の拗れた視点が曇っていないかどうか、その一点だった。今季に限り、それは少しく饒舌が過ぎるセクシーボムとの均衡を見事に保っていたように思う。「確りと服と向き合っていますね」の一言を、ショーを終えた青木に伝えてから私は会場を後にした。　メビウスの帯の何処かしら奇妙で観念的な体験ではなく、自らメビウスの帯を作って遊ぶと云う、そうした拗れた帯を弄る仕草そのものが、彼女の創作の世界を讃えている明快でありながら少しく欝屈した視点に直結しているのだろう。天の邪鬼な拗れと無邪気な愛らしさは、実のところは、一枚の硬貨の裏表なのである。青木の拗れた視線は、ありふれた現実を変貌させる個性的な物指しであり、従って作品群は、現実を彼女の主観によって変容させ、定着させた産物である。それは単に、表現主義とかフォービスム（野獣派）の激しさとかアブストラクトの晦渋さと云った流派に与するものではない。現代的なプレタポルテは、それを創造する人たちによってのみでなく、それを受け取る側の想像力によっても推進されていくことを、彼女の眼は見抜いている。本稿終わり。（文責/麥田俊一）・AKIKOAOKI 2024年秋冬コレクション

AKIKOAOKI

Mugita Shunichi

モードノオト2024.03.14

　ミスターイットは、デザイナーの砂川（いさがわ）卓也が2018年にスタート。エスモードパリ（Ecole International de Mode ESMOD Paris）を主席で卒業後、2012年に「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」に入社し、メインコレクションに加えてオートクチュールのデザインにも参加。現在はメゾン マルジェラで積んだ経験を元に、オートクチュールのテクニックを身近なアイテムに落とし込んだコレクションを展開している。　そんなミスターイットにとって初のランウェイショーとなった2024年秋冬コレクションのテーマは、「クチュール リズム（couture rhythm.）」。「オートクチュール」とは技術だけでなく、人の存在や身体、嗜好を捉える態度が中核にあるものと考える砂川が、服が作られる過程で発生する音や、人と人との触れ合いの中にある目には見えない律動といったブランドやクリエイションを取り巻く様々な「リズム」を、多様なテクニックと表情豊かなディテールに落とし込んで表現したという。　美しいドレープや、裾に複数走る大胆なスリット、構築的なペプラムスカートの下から覗く豊かなチュール、サイドや背中にたなびくスカーフ、胸元やウエストから垂れ下がる装飾のコードといった、クチュールの技術がふんだんに詰まったディテールの洋服たちは、軽快なビートを刻むBGMに合わせてモデルが一歩踏み出すごとにリズミカルに揺れ、その音や動きとともに、ファッションの楽しさが観客の心にも届いてくるような小気味良さがあった。ほぼ全てのルックで「couture rhythm.」のセンテンスが胸元のバンドで示されていたのも、ドレーピングにおける基点が胸元にあることから着想を得て作られているといい、クチュリエらしい遊び心に思わず微笑みが浮かぶ。　凝ったディテールやデザインのアイテムが多いものの、アヴァンギャルドにはならずにどこか身近な印象を与えるのは、砂川が学生時代から好んでいるという、歴史を感じるクラシックであたたかみのあるキャメルやベージュカラーのテーラリングをベースにしていることや、曽祖父の代からスカーフを作る家庭に生まれたという出自を反映させたカラフルでレトロなスカーフ使い、ハンガー型バッグや背中に付いたカラフルな三つ編み、大きくてふかふかしたハートのモチーフなど、遊び心溢れるチャーミングな要素を織り交ぜているところも大きいだろう。　加えて、以前から糸の開発も手掛けるほど素材にもこだわっている砂川は、今季のアイテムの一部に、協和ホールディングスが新たに始動したファブリックブランド「デコンファブ（decon FAB）」との協業で開発したサステナブル素材を採用。デッドストックの贅沢な生地に今の技術を用いて加工を施したシャツ地や、コットンで再現したウールメルトン素材、シルク着物を綿に戻して糸にしオーガニックコットンと混ぜて織ったデニムなど、「“クラシック”に現代のエッセンスやテクニックを融和させることで今の日常に浸透するものを作り出す」というブランドの思想に沿った選択を、生地選びでも行っている。　ミスターイット初のランウェイショーが五感で体感させてくれた「クチュール リズム」の楽しさや小気味良さは、時間が経った今も筆者の中にしっかりと残っている。今回のショーは、「オートクチュールの考え方を現代に解放し、パーソナルなものづくりの楽しさや自由さを共有し、現代の生活や日常にしなやかに馴染む実践を行っていく」という価値観を持ち、「身近なオートクチュール」をブランドコンセプトに掲げる同ブランドのエッセンスが凝縮された、まさにこれ以上ない名刺代わりのようなショーになっていたのではないだろうか。

Fashion

「ミスターイット」が初のランウェイショーで奏でた、ファッションの楽しさや愛を届ける“クチュール リズム”

コレクション

　砂川卓也が手掛ける「ミスターイット（mister it.）」が「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」で発表した2024年秋冬コレクション。

2024 Autumn Winter

TANAKA　ユニクロとヨウジヤマモトで経験を積んだデザイナーが手掛ける「タナカ（TANAKA）」のセルビッチパンツは、まるでヴィンテージのようなリアルな色落ちが特徴の1本。セルビッチをサイドラインのようなデザインに仕立て、モダンな雰囲気にまとめ上げたアイテムは、カジュアルな着こなしにはもちろん、ジャケットなどのフォーマルな着こなしにも相性抜群です。ブランドならではの遊び心溢れるアイコニックなディテールは、シンプルながら心を掴まれる人が多いはず。環境にも配慮されたカイハラ社製のサステナブルデニムを使用しているなど、細部にまでデザイナーのこだわりが詰め込まれた1本です。共布のワークジャケットも販売中。　2つ目に紹介するのは爽やかなレモンイエローの色味が目を惹くクラッシュデニム。ダメージの入ったバギーシルエットのデニムパンツは、適度なゆとりがありながらもルーズになりすぎず、こなれ感のある着こなしを叶えてくれます。膝周りのクラッシュ加工がアクセントになり、さりげない肌見せにも。同素材を使用したジャケットと合わせれば、リラクシーなセットアップスタイルが叶います。今の時期には差し色アイテムとしてアウターから覗かせるのが◎。beautiful people　ブランド定番のデニムパンツをスーパーロング丈にアップデートし、裾を大きく折り返して穿くターンアップ仕様を採用した「ビューティフルピープル（beautiful people）」。ジャストフィットするコンパクトなウエストとヒップのフォルムで、くびれを強調してくれ自然なスタイルアップを叶えてくれるアイテムです。飽きのこないベーシックなデザインで合わせるトップスを選ばない汎用性の高さが魅力的。タックインしてウエストのネームタグを見せると、さりげなく主張できます。mister it.　メゾン マルジェラで経験を積んだデザイナーが手掛ける「ミスターイット（mister it.）」からフラップポケットデニムをご紹介。着られなくなった中古着物を粉々にして織り交ぜたというこだわりが詰まった生地を使用したデニムは、柔らかくストレスフリーな穿き心地を実現。すらっと伸びる上品なシルエットと複雑なポケットのディテールで、カジュアルな革靴やブーツとも相性よく、多彩な着こなしを楽しめます。短丈のトップスと合わせて、ウエスト周りのデザインをアクセントに着こなすのがおすすめ。IRENISA　キナリのような優しい色味が特徴的な「イレニサ（IRENISA）」のホワイトデニムは、黒やネイビーなどのベーシックカラーのアイテムとも馴染み、スタイリングを上品に格上げしてくれる優秀な1本です。今の季節には明るさをプラスしてくれ、春夏には爽やかさをプラスしてくれるアイテムとして、年中着回せること間違いなし。スリータックでボリュームを出した腰回りのシルエットと裾に向けてテーパードした端整なシルエットで、デニムというラフな素材ながらもエレガントさを醸し出します。フォーマルな印象に寄りすぎない新しいカジュアルスタイルを提案するアイテムです。Montmartre New York　独創的なグラフィックが目を惹く「モンマルトル ニューヨーク（Montmartre New York）」のデニムパンツ。ブランドシグネチャーのスカーフを思わせる、様々な模様やメッセージを帯状に重ねたインパクトのある柄を全面に施したアイコニックな1本です。肉感のあるデニム地と奥行きのあるブリーチの加工感が相まって、チープな印象がなく、大人っぽく穿きこなせる仕上がりに。素材や縫製にこだわった上品なニットやジャケットと合わせてボトムスを主役にすれば、ヤングな印象に寄りすぎない、品のあるストリートスタイルが完成します。INSCRIRE　「アンスクリア（INSCRIRE）」のワードローブに欠かせないアイテムとして人気を博すフレアデニム。センタープレスを施したセミフレアのシルエットで膝下から緩やかに広がり美脚効果を演出してくれ、程よく細身のシルエットなのでどんなトップスとも相性よく着こなせます。ウォッシュ加工が施された生地とあえてラフにカットオフされた裾のデザインがこなれ感と抜け感を演出してくれる万能アイテムです。

beautiful people

INSCRIRE

IRENISA

TANAKA

MONTMARTRE NEW YORK

ベーシックから個性派まで、ワードローブに加えたいデニムパンツ7選

　デザイナー砂川卓也が手掛ける「ミスターイット（mister it.）」の2024年春夏コレクション。

2024 Spring Summer

mister it.　一点物のヴィンテージグローブ　ノースリーブトップやシアーシャツなど、手持ちのサマーウェアに合わせるだけで一気に秋モードへシフトする「ミスターイット（mister it.）」のグローブ。ドレッシーにもモードにも似合うので、特別なお出かけにもぴったり。二の腕まですっぽりと覆うグローブは、秋冬用に新調するハイゲージニットやケープコートとのレイヤードも満喫できます。JANE SMITH　二通りの使い方を楽しめるスリーフィンガーレスグローブブラック　装飾を省いた「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のシンプルなグローブは、スマホ操作や細かな作業にストレスを感じないフィンガーレスタイプ。ミニマルなデザインなのでフォーマルなジャケットとも相性は抜群。手首側に手のひらを出せるスリットが入っているので、無造作にたゆませることも可能です。秋は小粋にジュエリーを覗かせて、冬にはしっかりと暖かさをキープして、プラスワンの醍醐味を味わってみて。ブラウン　シックでエレガントなスタイリングにはもちろん、カジュアルなデイリールックにもフィットするブラウンのグローブ。ラフでプレイフルなフーディーの下に合わせると、秋の寒さに負けないおしゃれな表情に仕上がります。手にしやすいプライスと、シーンを選ばずオンオフ兼用で扱えるのも嬉しい限りです。JANE SMITH　自由な合わせが可能なスリーブセーター　マフラー、ボレロ、アームカバーなど、様々なスタイリングを堪能できる「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のニットアイテム。羽織りとしてはもちろん、トップスやライトアウターに干渉しない、外側から包み込んでくれるスリーブセーターとしても大注目のアイテムです。デニムジャケットの上に袖を被せてバック部分を落として着ると、こなれたシルエットを演出できます。ATELIER BÉTON　こだわりの編地に見惚れるアーミーグローブ　ボンバージャケットやブルゾンなど、ミリタリーテイストなアウターやコーディネートに合わせたい「アトリエべトン（ATELIER BÉTON）」のアーミーグローブ。昨年も人気を博したアイテムで、希少な編み機を使ったニットの編地と、接ぎ合わせのないシームレスな着用感が魅力的な、指に引っ掛けて身に着けるタイプのアームカバーです。HATRA　流れる金属を表現したアームカバーゴールド　AI生成のグラフィックセーターと共にリリースした「ハトラ（HATRA）」のアームカバーは、ルックブックにも多く登場している23AWのキーアイテム。肘までかかる長めの筒はノースリーブデザインのウェアとも好相性で、エレガントなベストと合わせるだけでおしゃれな秋顔に。艶のあるワンウォッシュデニムやニットトップとの合わせもおすすめです。シルバー　モードな雰囲気を醸すシルバーのアームカバーは、モノトーンルックに奥行きをプラスするアクセントとして活躍。ドレスやオールブラックのウェアに合わせて、コーディネートの主役として楽しんでみてはいかが？着膨れしない生地なので、デイリーではフーディーやシャツの下に忍ばせるのも◎。シルバーアクセサリーとも相性良し。【番外編】kotohayokozawa　足元にも個性なカバーをプラス　最後にご紹介するのは、足元に視線が集中する「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」のレッグカバー。カジュアルなスカートやショーツスタイルに投入したいデニム素材のカバーは、ブーツとは異なる自由な印象を放ちます。素足やタイツだけでは冷える秋冬に、スニーカーやローファーとセットで楽しみたいアイテムです。ロング丈のチュールスカートから透けさせる着方もおすすめです。

HATRA

Kotoha Yokozawa

ATELIER BÉTON

JANE SMITH

重ねるだけでムード満載、アームカバーでつくる秋のスタイリングリスト

存在感のあるフリンジがシルエットにアクセントを加える、「チノ」のニットベスト　「チノ（CINOH）」のニットベストは存在感のある裾のフリンジがポイント。フロントのボタンを開けて羽織として着たり、Vネックのニットベストとしても着られる2way仕様になっています。シンプルなTシャツやテーパードのパンツに合わせてベストを主役にしたスタイリングがおすすめ。ブーツやバッグはブラックで統一すると大人っぽく着こなせます。シープレザーを贅沢に使用した上質な素材が魅力、「アンスクリア」のノースリーブベスト　「アンスクリア（INSCRIRE）」のジレはシープレザーを贅沢に使用しており、しっとりとした柔らかな手触りが魅力。裾が少し広がったAラインになっており、ウエストより少し上の位置に切り替えがあるためスタイルアップ効果もあります。ボトムスには相性の良いベージュカラー、トップスにはアイボリーのシャツをレイヤードすれば、レザーのキャメルカラーが映える秋らしいワントーンコーデが完成。小物はブラウンの「クラークス（Clarks）」とグリーンのバッグを持ってくると一気に秋めいた印象に。1枚でモードなスタイルが完成、「ミスターイット」のナイロンベスト　「ミスターイット（mister it）」のナイロンベストはセーラーカラーがアクセントになったユニークな1着。ウエストのギャザーや首元のドローコードなど細やかなディテールとマットな質感が相まって、1枚でモードにキマるアイテムです。透け感のあるセカンドスキントップスとエレガントなロングスカートを合わせたスタイルがおすすめ。インナー次第でオールシーズン活躍する優れものなので、モード好きの方には是非ワードローブに迎えて欲しいアイテムです。王道ベストをモダンに着こなす、「オーユーエーティー」のニットベスト　「オーユーエーティー（OUAT）」のベストは、レギュラーシルエットのデザインに首元や裾などに施されたステッチがワンポイントになった"王道スクールベスト"。イギリスのデッドストックのファブリックを使用しており、さらっとした肌触りが魅力です。白シャツとのレイヤードは相性抜群。鮮やかなブルーのバッグをアクセントに、ワイドなブラックデニムを合わせることで生真面目すぎない印象に仕上げるのがポイントです。ブラックチュールがモード感溢れる、「ジェーンスミス」のニットベスト　まずご紹介するのは「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のニットベスト。クロップド丈のVネックセーターにブラックのチュールを被せることでモード感溢れる仕上がりに。リバーシブルで着こなせるので、裏返して着用すると袖や裾から出たチュールがアクセントになります。ブラックのスラックスと合わせてとことんモードに楽しむのが◎。グローブやパールアクセサリーなど上品な小物との相性も抜群です。いつものスタイルをラグジュアリーに飾る、「ハトラ」のファーベスト　「ハトラ（HATRA）」からアクリルファーを使用したラグジュアリーなベストをピックアップ。高級感のある艶感とふんわりとした毛足の長さで、ドレスシーンにもマッチします。装飾を省いたシンプルなプルオーバーシルエットなのでいつものスタイルにプラスしやすく、これからの季節に活躍すること間違いなし。ボトムスはあえてジーンズと合わせてドレスダウンさせると普段使いにぴったり。今の時期はヘルシーにタンクトップの上に着てもいいですが、透け感のあるシアートップスの上にレイヤードするとこなれ感あるスタイルを楽しめます。アクセサリーはパール一択。バッグで差し色を投入すれば今っぽいムードに。

CINOH

OUAT

F/STORE

個性派ベストで秋支度を、秋に楽しみたいスタイリング6選

ニュース

　同賞は、東京を代表し世界で活躍するブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選出し、海外での活動をサポートするアワード。これまで東京都と繊維ファッション産学協議会が主催していたが、第7回からは東京都と一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構（JFWO）が主催している。　審査員は海外から元「コレット（Colette）」で「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン（Sarah Andelman）、「WOOSTER CONSULTING」ファウンダーでクリエイティブディレクターのニック･ウースター（Nickelson Wooster）、国内からは宮本智美（阪急阪神百貨店）、山外拓海（阪急阪神百貨店）、國友崇裕（三越伊勢丹）、﨑谷由衣（三越伊勢丹）、中根大樹（TOKYO BASE）、澤之井頌子（TOKYO BASE）、増田晋作（ユナイテッドアローズ）、浅子智美（ユナイテッドアローズ）の計10人で構成。第7回からウィメンズブランドの支援を拡充する目的で支援デザイナーの枠を6人から8人に拡大した。今シーズンは過去最多の応募者数となった昨年を更に上回る数の応募が寄せられたといい、JFWOの古茂田博事務局長は「審査をする中で、改めて日本、東京のファッションの力強さを感じた。今回世界にはばたく8ブランドを応援してほしい」とコメント。エフエーエフの荒井は「今までやってきたことが評価されて嬉しい。このアワードを通して多くの方に夢を見せられるブランドに成長したいと思う」と喜びを語った。　受賞8ブランドには、メンズ・ウィメンズのパリファッションウィーク中に開設するショールーム「showroom.tokyo」に出展する権利が与えられる。そのほか、バイヤーとビジネスマッチングの場が設けられ、国内外でのビジネスチャンス拡大のための支援を受けることができる。

SOSHIOTSUKI

SHINYA KOZUKA

PHOTOCOPIEU

Kota Gushiken

tanakadaisuke

HAENGNAE

タナカ ダイスケやミスターイットなど選出「TOKYO FASHION AWARD 2024」受賞者発表

シーズンレスで楽しめる繊細なニットbeautiful people　ボリュームのあるスカートや、ワイドデニムとも相性の良い「ビューティフルピープル（beautiful people）」のニットプルオーバー。身体にフィットするコンパクトなニットトップスは、伸縮性を持たせ窮屈感の無い着心地を実現した、セカンドスキンとしても取り入れやすいアイテムです。肌に馴染む優しげなカラーリングと温かみのある編地なら、秋冬を含めロングシーズンでの着用が可能。印象の異なる表裏それぞれの面は、どちらをフロント側にしてもOKと一石二鳥です。気分に合わせてスタイリングを楽しんで。malamute　光が抜ける「マラミュート（malamute）」のシアーニットトップは、一点投入するだけで旬なルックを完成させる頼もしい存在。ブラやキャミワンピと合わせてセンシュアルなドレススタイルに、Tシャツに加えるとマンネリを打破する洗練されたカジュアルコーデに、凛とジャケットを羽織りフォーマルに...。ふわりとまとうだけでおしゃれに決まることはもちろん、甘くなりすぎない黒い糸は全体をシックに引き締めるキーポイントに。陰影を味方につける美しく繊麗な編みと遊び心ある裾のカットから、職人技とデザイナーのこだわりが感じられます。th products　パッチポケットがアクセントになったクルーネック側なら気取らないカジュアルルックに、リネンの質感と柄編みが際立つVネック側ならシャープな印象に仕上げる「ティーエイチプロダクツ（th products）」の2wayニットベスト。ショーツやホワイトボトムスと合わせて爽やかに、秋口にはきれいめなトレンチコートや、"フィッシャーマン"の名の通りオールインワン＋ブーツの合わせもおすすめです。シーズン問わずオンオフどちらにも着まわせる万能選手は、程よくゆとりあるシルエットとヒップが隠れる着丈で体型カバー効果も◎。軽やかなシャツを仕上げに1枚mister it.　ゆるやかに落ちるスカーフのエフォートレスな脱力感と、袖の計算されたドレープにオートクチュールのテクニックが感じられる「ミスターイット（mister it.）」のボウタイブラウス。重みのあるモードなスタイリングに軽やかさとコントラストを添えるシアー素材は、インナーにモノトーンカラーを重ねても色を重ねても個性を表現できます。デザイナーズブランドの醍醐味を享受できる1着を、この機会にゲットしてみては。MIOSMOKEY　"ダーリンとシェアするクローゼット"をコンセプトに、ジェンダーレスにフィットするウェアを展開する「ミオズモーキー（MIOSMOKEY）」。野暮ったくならずにモダンに決まるビッグチェックシャツは、上部が2枚仕立てになっているためシアー感のグラデーションがメリハリを生み、独特な奥行きある表情を演出してくれます。今シーズンはイエローをベースにしながらも落ち着いた雰囲気のカラーのため、柄物初心者でも取り入れやすいのも◎。風になびくフォトジェニックなカジュアルルックは、旅行やレジャーにもぴったりです。洗濯機洗い可能なのも嬉しいポイント。爽やかに肌が抜けるメッシュTシャツTANAKA　白T感覚で取り入れられる「タナカ（TANAKA）」のTシャツは、バックとスリーブを大胆なメッシュで仕上げつつ、フロント部分は1枚のコットン生地で仕立てたアイテム。ボディラインを拾わないシルエットとラフなパッチポケットで、色っぽいムードに寄りすぎないヘルシーなカジュアルスタイルを満喫できます。洗濯機洗いが可能な劣化しにくいタフなメッシュ＆コットン生地を採用しているので、毎シーズン気兼ねなくコーディネートを楽しめそう。INSCRIRE　インナーとしてもトップスとしても、今持っている服に足すだけでレディなカジュアルルックを完成させる「アンスクリア（INSCRIRE）」のメッシュトップ。肌に馴染む繊細な薄さとベージュトーンはジャケットやシャツにかませやすく、ミリタリーテイストのヘンリーネックは媚びない力強さとタフな印象をプラスしてくれます。アクセントカラーのバンドゥや柄物のキャミソールを忍ばせて、自分流のレイヤードスタイルを叶えてみてはいかが？着回しの幅が広がるロングスリーブトップbeautiful people　程よい透け感と、しなやかに身体に添うストッキングのような素材感が心地良い「ビューティフルピープル（beautiful people）」のシアートップ。セカンドスキンとしてワードローブに加えたい1枚は、タンクトップやブラトップの上に、シャツやオールインワンの下にと、フローラルプリントの覗かせ方は自由自在。クラシカルな花柄は、レディなスカートにもユニフォーム風のハーフパンツとも好相性です。肌寒い日のおしゃれが今まで以上に待ち遠しくなりそうな予感。　天竺を使用した絶妙なフィット感に病みつきになりそうな「ビューティフルピープル」のシアートップ。フローラルプリントと柄違いでリリースされたカモフラを彷彿とさせるカットソーは、天変地異や惑星の神秘を描いた、繊細なグラフィックを繋げたアート作品さながらのデザイン。ミリタリーにもモードにも決まる、肌や服との重なりで個性が光るファッションラバー必見のアイテムです。INSCRIRE　最後にご紹介するのはエルボーパッチや肩の切り替えなど、デザイン性と耐久性を高める実用的なディテールが嬉しい「アンスクリア（INSCRIRE）」のロングスリーブタイプのメッシュトップ。タフな印象はそのままに、インナーとは違う中間的な存在としてオールシーズン扱いやすいアイテムです。シンプルなカットソーやタンクトップに重ねるだけで、旬なレイヤードスタイルの出来上がり。ブルゾンやデニムジャケットなど秋口に着たいアウターの下にも重ねやすく、コンパクトなフィット感で着膨れの心配もなし。

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レイヤードスタイルをヘルシーに、シアー＆メッシュトップス10選

着る人の特別な1着になる、ミスターイットのオープンカラーシャツ　「ミスターイット（mister it.）」を初めて見たのは2019年。デビューしてまだ1年ほどのことだったが、メゾン マルジェラのオートクチュール部門での経験を持つデザイナーが手掛けるブランドということで、楽しみでありながらもやや緊張しながら展示会に足を運んだことを今でも覚えている。そのバックグラウンドとは裏腹に、「身近なオートクチュール」というブランドコンセプトの通り、コレクションもデザイナーの砂川さんも敷居の高さを感じさせない、それでいて確固たる芯がある印象を強く受けた。　今シーズンのオープンカラーシャツはとてもブランドらしい1着。フロントに大胆に施したスカーフ生地は、曽祖父の代からスカーフ作りをしているという家系で育った彼にとって身近に存在するものであり、それをランダムに裁断し使うことでアソートのような雰囲気に仕上げ、買ってくれた人のためだけの1着になるというのだ。メゾン マルジェラでデザインをしていた時は、VIPの人たちがレッドカーペットや社交界などで着るための特別な服を作っていたそうだが、自分のブランドの服はもっと着る人にとって身近な存在でありながらも、ちょっと特別感を持つ服にしたいという想いならではの趣向だ。ロールアップできる袖は、着物を着ている人が何か作業をする際に袖をたくし上げる様からインスピレーションを得たそうで、オートクチュールのエレガントさをそのままインストールするのではなく、日本ならではのエレガントさをパリで培った経験で解釈して取り入れているというのも、なんともにくいディテールである。今年アラフォーに突入し、暑くても襟付きのものを着た方が歳相応に見えるかな…？と思うようになってきた僕にとってこのシャツは、毎日の酷暑を共に乗り切る1軍アイテムであるともに、特別な1着になってくれるだろう。（EC事業部 ディレクターYA）まさかのビキニモチーフに心躍る、マラミュートのミニバッグ　まだまだ続きそうなミニバッグのトレンド。かくいう私もミニバッグ派で、容量なんて気にしません。休日に持ち歩く用のバッグは、スタイリングの差し色にしやすいプレイフルなカラーのものを選ぶことが多いので、鮮やかなグリーンが目を惹く「マラミュート（malamute）」のバッグは入荷した直後から気になる存在に。「シェイプされたシルエットが不思議だな〜」と思っていたのですが、なんとモチーフになっているのはビキニ（！）だそう。ユーモア溢れるアイテムは、カンバセーションピースになること間違いなし！ゴールドのチェーンなので子どもっぽくなりすぎず、上品な印象を与えてくれるのも女子にとっては嬉しいですよね。今年の夏はこのバッグを相棒に、ご機嫌に過ごしたいです。（ECスタッフ AY）mister it / malamuteの人気アイテム  

【今週のウィッシュリスト】ミスターイットのシャツ＆マラミュートのビキニバッグ

　デザイナー砂川卓也が手掛ける「ミスターイット（mister it.）」の2023年秋冬コレクション。

2023 Autumn Winter

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この春、旬のアウターコーデは？おすすめスタイリング10選をスナップでチェック

TANAKA　まず初めにご紹介するのは、ユニクロとヨウジヤマモトで経験を積んだデザイナーが手掛ける「タナカ（TANAKA）」のデニムジャケット。カイハラ社製のプレミアムセルビッジデニムを使用しており、素材からこだわりを感じます。ややゆったりとしたサイズ感にボクシーなシルエットがクラシカル感を演出し、デニムアイテム特有の野暮ったさが無く綺麗めな印象に。前立てに施されたプリーツやリベットは機能面の役割がありつつ、デザイン面でも確かな存在感があります。デニムのパンツを履いてセットアップの様に着て、カーキのコートを上から羽織れば品のあるミリタリースタイルに。UJOH　「ウジョー（UJOH）」のGジャン型のブルゾンは、リジットのデニム地のようみ見えますが、実は三本撚りウールとコーデュラナイロンを使用したしなやかなツイル素材を使用しており、デニムジャケット特有のごわつきが苦手という人におすすめの1着。一見シンプルなデザインに見えますが服好きにはたまらないギミックを兼ね備えており、前身頃のスリットや取り外し可能な袖がシルエットを変えてくれるので、1着で数パターンの着こなしが楽しめちゃいます。インナーにシャツを組み合わせればルックのようなコーデに、プレイフルなカラーのトップスをレイヤードするとモードカジュアルな印象になります。春でもライトアウターとして活躍してくれるので、お買い求めはお早めに。mister it.　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」で経験を積んだ砂川卓也による、注目ブランド「ミスターイット（mister it.）」からデニムシャツをご紹介。背中のハートの刺繍や裾からチラッと見えるロゴなど、さりげないデザインがなんとも可愛らしいですね。ウォッシュ感ある生地が、ヴィンテージっぽい風合いを演出。そして衿元にはヒト型のチャームが付いており、他ではあまり見かけないような個性的なアクセントになっています。SANSE SANSE　左腕のゼブラ柄が印象的なホワイトデニムのジャケットは、スタイリストの梶雄太がディレクションする「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」から。ジャストサイズのフィット感で、ハイライズなパンツと合わせれば脚が長く見えてスタイルアップに繋がります。ルックと同様、ホワイトのフーディーと合わせたアーバンなスタイリングがおすすめ。遊び心のある個性的なデニムジャケットを探している方に一押ししたいアイテムです。N.HOOLYWOOD COMPILE　裾のカットオフ仕様が可愛いデニムシャツは「N.ハリウッドコンパイル（N.HOOLYWOOD COMPILE）」と「ラングラー（Wrangler）」がコラボしたもの。古き良きウエスタンシャツのディテールを受け継ぎながらもブランドらしくアップデートされています。ボディと同系色のステッチングやリングドットのフロントボタン、襟元の刺繍もポイント。テキスタイルは程良く厚みのある8オンスデニムで、優れたストレッチ性や軽やかさも相まって、快適な着心地を実現します。同ブランドのムートンコートと合わせればグランジ感あるスタイリングに。

N.HOOLYWOOD

N.HOOLYWOOD COMPILE

インナーや羽織り感覚でも！万能なデニムシャツ＆ジャケットまとめ

ドメブラ好きのファッションオタク、インターン RTのウィッシュリストアウター　ファッション好きとしてアウターの購入は秋冬の醍醐味の1つ。毎年気になるブランドの新作アウターをチェックしては購入をしていますが、自分のワードローブには黒のアイテムばかり…。気分転換に明るい色のアウターを探している所に現れたのが「エイトン（ATON）」のデッキジャケットです。衿にはボアが付いていて、スタンドネックにもできるので首元までしっかりと温めてくれます。しかも、このボア、取り外し可能なんです。そのおかげで、春先まで着られちゃうので、とりあえずこれを買っておけば春まで一安心ですね！　「オーバーコート（OVERCOAT）」のラグランスリーブオーバーコートは、抑えておきたい名品。自分自身、これまで色々なコートを着てきましたが見た目の美しさはもちろん、フィット感まで納得がいったコートはこれが初めて。身頃と袖がひと続きになったドルマンスリーブのデザインは、程よくジェンダーレスなモード感を演出してくれるので個人的にどストライクです。中にジャケットやインナーダウンを着用しても十分なゆとりがあり、重ね着の多い冬でもしっかりと着込めるのもありがたい。ジャケット　10着以上ジャケットを持ち、夏以外のシーズンはほぼジャケットコーデを好む僕がおすすめしたい「ビューティフルピープル（beautiful people）」のシングルのテーラードジャケット。形の整った綺麗なシルエットは、着た時に背筋がスーッと伸びたような感覚に。クラシックな雰囲気を纏っていますが、袖をロールアップすることで見えるブランドロゴや、絶妙なオーバーサイズ感が抜け感としていい仕事をするんです。このアイテムさえあれば、格式の高いディナーにも行けちゃいますね。トップス　近年、人気が出ているハーフジップニット。普段は流行を気にせずスタイリングを楽しんでいるのですが、社内で着ている人があまりにもオシャレに着こなしていたのがきっかけで、購入を決意。しかし、多くの方が持っているアイテムなので、服好き特有の悪い癖である他人と被りたくないというフィルターが発動しアイテム選びに苦戦（笑）。そして見つけたのが「エイトン（ATON）」のハーフジッププルオーバーです。素材には環境に配慮したリサイクルカシミヤを使用しておりふっくらと軽いので着心地が抜群。ボリュームのある衿を立てて口元覆えばモード感が増し、ジップを下ろせばカジュアルな雰囲気にもなるので、気分によってスタイリングを変えられるのが嬉しいポイント。身幅のあるボックスシルエットなのでインナーを差し込んでも着膨れないのが良いですね。　やはり、モード好きの誰しもが持っているであろうブラックのシャツ。もちろん僕も沢山持っていますが、選ぶ上で大切にしていることはシルエットの美しさです。黒色は光を反射しないので立体感が出にくく、他のカラーのものよりシルエットが綺麗じゃないと不格好に見えてしまいがち。なので胸ポケットや装飾やグラフィックを付けて立体感を出すのが黒シャツの主流です（自分調べ）。でも「ティーエイチ プロダクツ（th products）」のオーバーサイズシャツは一切の装飾を削ぎ落とし、シルエットで勝負。見た目も美しいのは言わずもがなですが、着てみた時のシルエットが芸術的で美しい。少しオーバーなサイズ感がジェンダーレスな雰囲気を醸し出してミステリアスな印象にしてくれます。しかもシワがつきにくく、耐洗濯性にも優れているので、機能性もバッチリです。　見た目の華やかさに惹かれる「ミスターイット（mister it.）」の花や森、小鳥などのグラフィックが描かれたブラウス。ウエスト部分がキュッと絞られているのでスタイルアップの効果も期待できる優れもの。少しルーズな丈感ですが、袖口や首元がタイトめな作りなので緩い印象にならずメリハリが出て良い感じにまとまります。レディライクなアイテムですが、メンズが着ても可愛くなりすぎず、モードよりな印象になるのでオススメです。　ラフだけど手を抜きすぎていない、そんな使い勝手の良いロンTを探していたところで見つけた「アトリエ ベトン（ATELIER BÉTON）」のカットオフラグランスリーブTシャツ。チラ見せしたらアクセントにもなる襟のカットオフ仕様が可愛いですよね。そして着る回数が多いアイテムだからこそ、丈夫さも重視したいポイント。このロンTは厚みのある天竺生地で、程よいキックバック（生地を伸ばした後に元の形に戻る力の事）があるため、ヨレてだらしない印象になることはありません。どんなアイテムとも相性が良く、思わず毎日着ちゃいそう。ボトムス　かつては着物のジャケットを着ていたくらい和のテイストが好きな自分が一目惚れした「ハトラ（HATRA）」のプリーツワイドパンツ。袴をデザインの着想源にしたというところはもちろん、他にも魅力が盛り沢山。プリーツが歩く度に拡がって揺れ動くため、エレガントで上品な雰囲気を演出してくれるんです。ウールとナイロンの混紡素材はシワになりにくくお手入れがしやすいのも◎。ウエスト部分はゴム仕様なのでストレスフリーに穿けるのも良いですよね。トップスはタックインして丈の短いアウターを合わせて、揺れ動くパンツをじっくり見ながら歩きたいものです。小物　あまり荷物を持ち歩かないので、普段はスマホと財布とイヤホンのみで出かけることがほとんど。でも、ふとした時にコーデのアクセントになるような小ぶりのバッグが欲しいなと思うように。「ビューティフルピープル（beautiful people）」のポーチはぷっくりとしたハリ感がキュートで、持ち手のコブラ編みした丸紐も魅力的。国産の牛革を使用しており、生地のシボ感や立体感が高級感を漂わせます。気づいたら全身黒づくめになりがちな自分のコーデに明るいアクセントを加えたい時にかなり重宝しそう。　占いやスピリチュアルな事をめちゃくちゃ信じてしまう僕は、アクセサリーを選ぶ際の基準になることも（笑）。セール対象ではないですが、そんな僕がおすすめしたいブランドが「プリーク（PREEK）」。天然石を使用したイヤーカフは普段使いしやすい上に、パワーももらえるので一石二鳥ですね。個人的には3種類のイヤーカフの中でもブルーアゲートと呼ばれる天然石を使用したアイテムがおすすめ！ブルーアゲートには、気持ちを安らげ、持つ者の疲れやストレスを心身共に癒してくれる効果があると言われており、身に付けているだけでもリラックス効果を感じるような気がします（あくまで個人的な感想です）。海外ガールのスナップがお手本、インターン KTのウィッシュリストアウター　冬になると、パリやロンドンの女の子の様にグッドガールなコートで街を歩きたくなる時があります。そんな私が注目したのは「チノ（CINOH）」のメルトンロングコート。トレンチコートのようなディテールと、ミリタリーライクの仕上がりが洗練された印象で、このコート一着だけで上品な雰囲気に仕上げてくれそうだなと思いピックアップ。付属のベルトでシルエットにアレンジを加えられるので、シーンに合わせたコーディネートが楽しめるのも嬉しいポイントです。　冬になると、パリやロンドンの女の子の様にグッドガールなコートで街を歩きたくなる時があります。そんな私が注目したのは「チノ（CINOH）」のメルトンロングコート。トレンチコートのようなディテールと、ミリタリーライクの仕上がりが洗練された印象で、このコート一着だけで上品な雰囲気に仕上げてくれそうだなと思いピックアップ。付属のベルトでシルエットにアレンジを加えられるので、シーンに合わせたコーディネートが楽しめるのも嬉しいポイントです。　この季節、自分の部屋のワードローブを見るとダークトーンのものばかり。そろそろ色物のアウターが欲しいと思っていたところで、ひと目見て「可愛い！」と思ったのは「オーバーコート（OVERCOAT）」のパファージャケットです。アートディレクターのピーター・マイルズ（Peter Miles）とのコラボアイテムで、肩線や袖ぐりを無くしたオーバーコートらしいミニマルなデザインだからこそ、カラフルなグラフィックの美しさが際立つ1着。厚手の中綿を使用しているので全体的に丸みのあるシルエットなのも◎。着丈が短めなので、ハイウエストなボトムスと合わせてモードに着こなせそう。みなさんも、この機会に色物に挑戦してみるのはどうでしょうか。　おしゃれだけれど、カッチリしすぎるとスタイリングが難しいベスト。でも「ミオズモーキー（MIOSMOKEY）」のロングベストは、袖口のカットオフが程よいアクセントになっていて、カジュアルに着こなせそう。一見深みのあるキャラメルカラーが印象的ですが、よく見るとパープルとライトブルーのストライプが入っていて、ユニークなカラーリングなのも魅力的です。白シャツにはもちろん、スウェットの上に合わせたスタイリングもしてみたい。程よい厚みがあるコットン混素材なので、春先まで着回せるのも良いですね。　小さい頃に海外セレブのスナップを見てから憧れを持っているライダースジャケット。でもライダースジャケットってピチッとしたシルエットのイメージが強く、小柄な私は「スタイリッシュに着こなすのが難しそう…」と中々手を出せずにいました。ですが「チノ（CINOH）」のダブルフェイスライダースジャケットは、ライダースジャケットのディテールを取り入れたウール素材のアウターで、立体感があるボックスシルエットなのがとってもおすすめなポイント。ボトムスにはもちろんスカートに合わせてもエレガントに着こなせそうです。トップス　やっぱりトップスで気になるのは、トレンドのハーフジップニット。中でも「ウジョー（UJOH）」のハーフジップクロシェニットは、肉厚な生地と袖とサイドの配色のかぎ針編みがアクセントで、温かみのある一着です。私がニットを選ぶ際に重要視するポイントは"着心地"（デザインが気に入っていても、着心地が良くないと結局着ないなんてことがよくあります…）。このニットは保温性の高いメリノウールと、太くふっくら厚い糸でかさ高く加工されたバルキーウールをブレンドし編み立てた天竺素材を使用しており、細く柔らかい毛質で、滑らかな着心地なのがお気に入りのポイントです。　1枚だけで主役になれちゃうトップスは、コーディネートに悩む朝でもスムーズにスタイルが決まるので、何枚かは常に持っておきたいもの。今私が欲しいのは「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」の人気のリブニット。ブランドのシグネチャーであるリブパイピングとインパクトの有る配色をアクセントに、フェミニンさを演出しながらもエッジの効いたデザインが魅力的です。長めの袖をくしゅっとさせても、アウターからチラ見せしても可愛い！大事な日に寝坊して「今日の服どうしよう！」なんて朝も、このリブニットさえあれば安心です（笑）。ボトムス　おしゃれの定番アイテムとなってきたジャンプスーツ。中でも個人的に今気になっているのが「ミオズモーキー（MIOSMOKEY）」のレイヤードスキージャンプスーツです。スキーウェアから着想を得ており、レイヤードした裾が特徴的。一見スポーティーな印象ですが、ウエストにはギャザーで絞りが入っていて、後ろ姿がすっきりと見えるYバックになっているので、きれいめなシルエットで色々なシーンにマッチしそう。シューズやインナーの合わせ方や着こなし方次第で、その日の気分に合わせたバリエーションを楽しめるのが良いですね。　シューズやアウターの合わせ方次第で、色々な引き出しを見せてくれるスウェットパンツ。「これぞ定番」というグレーのスウェットパンツを一本持っておきたいのですが、カジュアルになり過ぎないかが心配。慎重なスウェット探しの中で見つけたのが、「タナカ（TANAKA）」のコットンスウェットパンツ。厚手のスウェット生地なので、カジュアルになりすぎず、大人っぽく着こなせるのが、身長が高くない私でも挑戦しやすそう。色違いのロングコードや長さに差のある裾のリブなど、細かなディテールも個性的なので、飽きずに着れてワードローブのスタメンになること間違いなし。小物　コーデ全体が暗いトーンになりがちなこの季節は、バッグや小物でアクセントを加えたくなります。そんな時にぴったりなのが、ボリュームのあるモコモコのファーが目を惹く「ポステレガント（POSTEREGANT）」のムートンバッグ。インテリアにも使用するムートンの直毛を使用したリバーシブルのバッグです。このバッグならアクセサリー感覚で持てるので、色々なシーンで一気に華やかさをプラスしてくれそう。持っているだけで友達に「可愛い〜！」と言われそうな、映え狙いのアイテムです！　20歳を過ぎてからは、エレガントなアクセサリーに憧れを持つように…。そんな中、ハリー・スタイルズが普段のスタイリングからパールのネックレスを合わせている姿を見てビビっときてしまい、パールのネックレスが欲しくなりました。そんな私が注目したのが「プリーク（PREEK）」のパールネックレス。バロックパールとダルメシアンストーンの組み合わせは、クラシカルな印象を与えつつもエッジの効いたデザインで、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えそうなので、セール品でなくても買って損はなさそう！この寒い季節、厚手のニットやアウターを着てもしっかり存在感を出してくれそうなのも嬉しいですね。

POSTELEGANT

PREEK

F/STOREのセールアイテムから厳選、編集部のウィッシュリスト

この冬着たい、国内ブランドで見つけた逸品＜イレニサ＆ミスターイット編＞

手袋　まず始めにご紹介するのは、カシミヤブランド「ボーディ（BODHI）」のフィンガーレスグローブ。生地の素材は希少なベビーカシミヤを使用しており、触れた時の優しい感触や、高密度ながら軽いのが特徴です。手袋を付けながらでもスマホなどを操作できるフィンガーレス仕様で実用性も抜群。長めに取られたリブによって、袖との隙間をなくし、カシミヤの高い保温機能によって寒い冬でも手元をしっかりと温めてくれます。ベージュとブラックの2色展開です。　首からぶら下げるコードとミトン型の手袋は、人気スタイリスト梶雄太がディレクションする「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」のもの。手首と親指部分だけをハイゲージで切り替えており、フィット感が抜群です。立体的な編み模様が可愛らしい印象を演出して。ベーシックなカラーで合わせやすいので、プレゼントにぴったりですね！　「ユキ フジサワ（YUKI FUJISAWA）」からはブランドのシグネチャーの箔を使った大人気のミトンをご紹介。様々な色の箔をグラデーションにして重ね合わせることで光の当たり方によって表情が変わります。人差し指と親指の先に小さな穴があり、ミトンを付けたままスマホなどの操作が可能。アランニットの伝統的な模様や手法を感じながら、現代の生活に馴染むデザインに。通常の2色に加え、別注の5色もあるので是非、チェックしてみてください！マフラー　「オーユーエーティ（OUAT）」からは大判ストールをご紹介。シンプルなカラーリングのデザインに映えるステッチが小粋な雰囲気を漂わせます。ロングサイズなので、しっかりと首を温めたい方は2重3重に巻いたり、巻かずに垂らしたりと、さまざまな巻き方でアレンジを楽しめます。生地感はウール混素材を使用した、やや厚手でしっかりとした風合い。コートなどのアウターとも相性の良いアイテムなのでオススメです！カラーはレッドとネイビーの2色から選べます。　モコモコした肌触りが特徴の大判ストールは「チノ（CINOH）」から。最高級のスーパーファインアルパカとエコ素材のリサイクルポリエステルで作られており、軽さと柔らかさ、保温性に優れています。フリンジ部分はハンドニットで編み立てており、ボリューミーで存在感は抜群です。　メゾン マルジェラ出身のデザイナーが手掛ける「ミスターイット（mister it.）」からは、クリーム色の付け襟をチョイス。毛足の長いファーが顔まわりや首元を華やかな印象にしてくれます。首元のリブは伸縮性があるので、シャツやニットの上からでも干渉せずにつける事が可能です。リバーシブル仕様で、裏は無地なので、その日の気分によって変える事ができるのが嬉しいポイント。　長さが異なる糸のほつれに見せたデザインが斬新な「マラミュート（malamute）」のスカーフ。首に巻くのはもちろん、ヘアターバンや付け襟としても活躍してくれます。表裏のカラーの違いやメタルパーツもワンポイントとして表情に変化をプラス。カーキとホワイトの2色から、好みの方を選んでみて。　2〜3色の箔をグラデーションにして重ね合わせたニットスカーフは「ユキ フジサワ（YUKI FUJISAWA）」のもの。光きらめく粉雪が降る冬景色をイメージしたデザインは、首元を華やかな印象にしてくれます。たくさんのアラン模様の中からデザイナー自身が初めて訪れたアラン諸島で出会った手紡ぎ糸などからインスピレーションを得て、クラシカルな落ち着きの中に、モダンな雰囲気を醸し出すデザインに。インラインの2色に加え、デザイナーが愛用しているドイツの箔メーカーから取り寄せた限定色を使った別注5色を展開してます。そして、今回はインラインのニットスカーフに、全10色の箔の中から好きな色を2色選べるカスタムオーダーが登場。世界に1つだけの特別なニットスカーフを作ってみるのはいかが？　ストリートブランドで経験を積んだ八木佑樹と「ナイキ（NIKE）」ニューヨークの現役デジタルプロデューサー ヘイリー・シャンポー（Hayley Champoux）が2016年にニューヨークでスタートしたブランド「モンマルトル ニューヨーク（Montmartre New York）」。目を惹くインパクトのあるオリジナルグラフィクのスカーフは外しアイテムとして活躍しそう。巻き方によって、見える表情が変わるので自分流のアレンジが楽しめるアイテムです。アクリル100％のため、冬だけではなく春先まで使用できるのが嬉しいポイント。普段このような柄に挑戦しない方にもオススメのマフラーです。靴下　2017年にスタートした日本のソックスブランド「シックストックス（CHICSTOCKS）」から6種類の定番人気のソックスをご紹介。足底には柔らかい糸で編み上げたパイル地で、適度なクッション性とソフトな履き心地を実現してくれます。甲部分に配されたゴムは、足にフィット感を与え、靴の中でのずれを軽減。そして、長めの履き口は締め付けが少なくずれ落ちにくい工夫をしています。自分ではなかなか挑戦しなさそうなカラーを贈ってみるのもギフトならでは。　「ヨシオクボ（yoshiokubo）」の日本人に馴染み深い足袋ソックス。生地は肉厚のコットン地で作られており、寒い冬も安心して履けます。それぞれの足に「右」、「左」や今シーズンのテーマであるkite（凧上げ）のマークが入っており、ユニークな印象。ストリートスタイルやベーシックスタイルの外しアイテムとして使いやすいです。ロングスリーブTシャツ　「エイトン（ATON）」のロングスリーブTシャツは発色性と光沢感と、肌離れの良いドライタッチを兼ね備えた、ブランドオリジナルのジャージー素材で作られた上質な1枚。その質の良さから、ブランドの中でもリピーターが多いアイテムです。オーバーサイズシルエットで、綺麗すぎずカジュアルすぎない絶妙な塩梅で、どんなシーンでも活躍してくれます。着る人を選ばないので、プレゼントにオススメです。　必要最低限のアウターとして着られるアンダーウェアという、新たなコンセプトで生まれた「N.ハリウッド（N.HOOLYWOOD）」のアンダーサミットウェアシリーズ。その高い人気を誇るクルーネックロングスリーブTシャツをピックアップしました。ボックスシルエットとドロップショルダーを組み合わせたリラックスなサイズ感で体型問わず着用可能。繊維の中でも最も細長いとされる、スビンゴールドをブレンドした贅沢な糸を使用しているのでインナーとしても、1枚で着ても使える万能なアイテムです。インテリアにしたくなる「フェローズ（Fellowes）」製のN.ハリウッドオリジナルバンカーズボックスが付属するのも嬉しい。革小物・バッグ　「ビューティフルピープル（beautiful people）」からは、前回の販売時に即完売した人気商品のライダースプチウォレットをご紹介。ライダースジャケットのディテールをギュッと凝縮したようなデザインが他にはない雰囲気を醸し出します。素材にはブランド定番のライダースジャケットを使用しているソフトでなめらかな羊革を使用。バイク好きの人や個性的なアイテムが好きな人に贈りたいアイテムですね！　上品な光沢が特徴のコインケースは「ティーエイチ プロダクツ（th products）」から。この光沢を生み出しているのは、日本随一のガラス革専門のタンナーで、職人が1枚1枚丁寧に下処理をし、銀面をでこぼこのないなめらかな表面に仕上げます。平滑にした銀面に色を均等に塗り込んでいるので奥行きのある艶感を演出。コインだけではなく、鍵やAirPodsも収納できます。　全面にあしらわれたフリルとポップなピンクカラーが目を惹くのは「マラミュート（malamute）」のバッグ。メッシュ生地とニット生地を組み合わせた素材はユニークでフェミニンな印象です。A4サイズの書類が入るのはもちろんの事、持ち手が長く、肩がけできるので、機能面もデザイン面も申し分なし。カラーはピンクの他に、カーキもあるので是非、チェックしてみて。　トレンドのメタリックカラーが魅力的なバッグは「ハトラ（HATRA）」のもの。宇宙服から着想を得たという、なんともユニークなアイテムはナイロン素材とアルミシートをボンディングした、独自の形状記憶素材、内部にはキルティングを使用し、耐衝撃性をに優れているなど機能性も宇宙服の雰囲気を再現しています。表面のシワ感が、ギラついた印象にしやすいメタリックカラーをカジュアルでこなれた印象に。　「ビューティフルピープル（beautiful people）」のグレーのサコッシュバックは素材特有の透け感が特徴。マチが広く、内ポケットもあるので見た目以上の取り出しやすさと収納力があります。あえて接続部の金具を同色にすることで、トレンドっぽいワントーンカラーに。柔軟性がある素材で、引張強度、引裂強度、耐摩耗性に優れているので機能性も抜群のアイテムです。　フェミニンで個性的なバッグは「ポステレガント（POSTELEGANT）」のもの。表側はレザー、裏側にはインテリアにも使用されるムートンの直毛を使用しており、リバーシブルで使うことができます。デザインは袋型に持ち手の穴だけのシンプルなデザインですが、存在感のあるファーがスタイリングにアクセントをプラス。カラーはモスグリーンとエクリュの2パターンから選べます。　「ビューティフルピープル（beautiful people）」のホワイトのポーチはぷっくりしたハリ感がなんともキュート。童話「ジャックと豆の木」を着想源にしており、様々なディテールに反映されています。持ちて手の部分はくるくると天まで伸びる豆の蔓かのように、コブラ編みした丸紐が特徴的。生地は国産の牛革を使用し、ランダムなシボ感や立体感、自然な風合いが魅力的です。ユニセックスで使えるアイテムなので、プレゼントにも贈りやすいですね！ジュエリー　「日本でつくるジュエリーの新しい可能性」をコンセプトに、ファッションを引き立て、主役となるジュエリーを生み出すジュエリーブランド「プリーク（PREEK）」。アイコニックアイテムの「バロックパール（BAROQUE PEARL）」シリーズを始め、和菓子の浮島に着想した「ウキシマ（UKISHIMA）」シリーズなどでは使われている天然石に意味が含まれており、付けているだけでパワーをもらったような感覚になります。シンプルなネックレスも大人の色気を引き出してくれるのでオススメです。アイテムについて詳しく書かれた記事を参考に選んでみて。　彫刻的でアートなデザインが特徴の「イズィール（ISIR）」のジュエリー。女性特有の美しい身体の曲線美を落とし込んだデザインのOSピアスは耳元をインパクトのある個性的な印象に。簪の様なデザインのLIピアス01はピアスキャッチを、装飾の一部として捉えることでどこから見てもアートチックな雰囲気を演出してくれます。立方体をベースにしたシルバーのHDイヤーカフは、無機質な外側の表情とは逆に滑らかな仕上げで肌に優しく馴染んでくれるアイテム。耳の縁にそっと佇んでいるかのような、丸みのある輪郭が特徴のシルバーのPCイヤーカフなどもユニセックスで使えるので、筆者も個人的に狙っているアイテムです。ほかにも素敵なアクセサリーが揃っているので、是非チェックしてみて。　「ハトラ（HATRA）」とジュエリーブランド「SHUN OKUBO（シュンオオクボ）」がコラボレーションして生まれたイヤーカフ。補聴器やイヤホンからインスピレーションを得た、今までにないイヤーカフの形状と、美しい曲線のアイテムです。左耳用にはL・右耳用にはRの刻印入っています。ペアルックとしてプレゼントしてあげるのもいいですね。その他　腹巻きは不眠の改善やむくみ解消など、嬉しいメリットがたくさん！しかし、どんなの選んだほうが良いのか悩んでる方にオススメなのが「ボーディ（BODHI）」のカシミヤを使ったなんとも贅沢な腹巻きです。カシミヤの特徴である、優れた保温性と吸湿性で、しっかりとお腹周りを温めてくれます。腹巻きの使用だけではなく、ネックウォーマーとしても使用できます。　「ビューティフルピープル（beautiful people）」と「ワコール メン（WACOAL MEN）」がコラボしたユニセックスで履けるボクサーパンツ。締め付けすぎず、緩すぎないフィット感、オーガニックコットンを使用した優しい肌あたりの綿混素材が、快適な履き心地を実現しました。男女それぞれの体型にフィットするようにFREEサイズで一般的なS〜LLサイズに対応しており、プレゼントしやすいのも嬉しいですね。

YUKI FUJISAWA

ATON

SANSE SANSE

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今年は何贈る？とっておきの冬ギフト＜ファッション小物編＞

　デザイナー砂川卓也が手掛ける「ミスターイット（mister it.）」の2023年春夏コレクション。

2023 Spring Summer

デザイン、機能面に富んだスタイリッシュなイージパンツ　はじめにご紹介するのは「ヨシオクボ（yoshiokubo）」から左右のデザインが異なるレフトジップテープパンツ。右側はシンプルな構造に対して、左側には縦ラインに大きめのzipポケットや身体側を引き締めるように走らせた紐を配し、動きのあるデザインに。厚手でなめらかな生地感で、肌に優しく馴染んでくれます。ナイロン系のアノラックパーカーと合わせた、トレンドのテック系コーデはいかが？　メゾン マルジェラ出身デザイナーが手掛ける「ミスターイット（mister it.）」からは、可愛らしいフラワーモチーフが刺繍されたパンツをピックアップ。トラックパンツではあまり見ないセンターラインとフレアシルエットが、モードでエレガントな雰囲気を漂わせます。中央に配されてる事が多いウエストを調整するためのドローストリングはあえて左側に。セットアップで着ることができるジャケットと合わせたり、ルックのようにナイロンコートを合わせても良し、黒のシャツと合わせたブラックコーデに差し色でメタリックカラーのバッグを取り入れたモードなコーデもおすすめです！　落ち着いた印象のナチュラルストライプのパンツは「シーオール（SEEALL）」から。独特のハリ感と膨らみのあるシルエットは他ではあまり見られないデザインです。肌触りも良く、包み込まれるような穿き心地が特徴。パンツのカラーと対照的なカーディガンを合わせてコントラストを効かせたコーディネートも良いですが、同じ柄のダウンジャケットや同じカラートーンのシャツと合わせて、ホワイトのワントーンコーデに挑戦してみては？　「今までに見たことがないようなシルエットのパンツを作るなら」という考えから生まれた「ヨシオクボ」のパンツ。目を惹く4つのポケットは正面から後ろにかけて配する事で、横から見た際のシルエットが膨らむ様に設計されています。4wayにストレッチが効いている素材はストレスフリーな履き心地を実現。同ブランドのスウェットと合わせると独特なシルエットのスタイリングになり、モードかつテックな印象になります。　鮮やかなミントグリーンのチェックパンツは「ウジョー（UJOH）」のもの。ウエストの前部分はカギホックですが、後ろ部分がゴムになっているのでストレス無く履けるので、ウエストインしてもキレイめに見せてくれます。センタープレスの入った綺麗なシルエットは、着る人のスタイルを良く見せてくれる効果も。チェック柄の中に黒があるのでトップスはブラックのアイテムを選んであげると、まとまりのあるスタイリングになります。　「オーバーコート（OVERCOAT）」からは定番のワイドレッグトラウザーズをチョイス。程よく上品なワイドシルエットのため、カジュアルなスタイルから綺麗めのスタイルまで、どんなアイテムにも合わせやすいです。ジャケットを合わせればオフィスカジュアルにも対応可能。後ろ裾のスリットや、左右と右後ろに配された片玉縁ポケットなど、やりすぎないアクセントが品を残しつつ、少し個性が欲しい方にはうってつけの1本です。キレイめアイテムと合わせたい、外しアイテムとしてのイージーパンツ　綺麗なテーパードシルエットのニットパンツは「ハトラ（HATRA）」から。ホールガーメント機（無縫製で1着丸ごとを立体的に編み上げる機械）を採用してるので伸縮性に優れ、開放的な着用感です。生地はウール100％で作られており、なめらかな肌触りが特徴。トップスはパーカ、アウターはクラシカルなコートを合わせると、こなれた上級者スタイリングになります！　「タナカ（TANAKA）」定番のコットンスウェットパンツは、前後で長さに差のある裾のリブや、ウエスト部分の色違いのロングコードは程よいアクセントになっています。厚手のスウェット生地を使用しているので、ハリ感のあるシルエットでカジュアル過ぎないのも◎。写真の様にトップスはシャツやTシャツと合わせてミニマルにまとめるのも良し、レザージャケットに足元はブーツの中に裾をインした少しカジュアルなパンクテイストのコーデもおすすめです。色違いでブラックもあるので、自分のワードローブに最適な方をチョイスしてみて。　ホールガーメントで立体的に編み上げたニットは、「マラミュート（malamute）」が得意とする定番アイテム。バイカラーデザインの裾は後ろ側にスリットが入っており、脚を綺麗に見せてくれます。伸縮性に優れ、モチモチとした着心地の柔らかな仕上がりです。ショールックのようにセットアップのリブニットを合わせるのがおすすめ。シューズはヒールのようなドレッシーなものを選ぶと、カジュアルすぎる印象を綺麗めにアップデートしてくれます。　「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」のストライプニットパンツは、取外し可能なサスペンダーが長さ違いで2本付いており、下ろしたままでも、肩にかけてもアクセントに。野暮ったく見えがちなニットパンツですが、このパンツはどこかスタイリッシュでモードな雰囲気が漂う1本です。同ブランドのパイルトップとホワイトのスタンドカラーコートを組み合わせればフェミニンさ残る都会っぽいスタイリングになります。色違いのブラックもあるので、チェックしてみて！　最後にご紹介するのが「エイトン（ATON）」のウールムーラインイージーパンツ。ウールとは思えない、柔らかく滑らかな肌触りが特徴です。ゆったりとしたサイズ感で、裾のドローストリングでシルエットを変化させて着用できます。ルックのように同じ生地のタートルネックニットとオーバーサイズのロングコートを合わせた、アーバンなスタイリングがおすすめ。