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　ホテル イル・パラッツォは、日本初のデザインホテルとして福岡県福岡市に開業。開業当時は内田繁がアートディレクターを務め、建築デザインに20世紀を代表するイタリア人建築家アルド・
ロッシ（Aldo Rossi）を、グラフィックデザインには田中一光をそれぞれ起用し、国内外のアーティストがコラボレーションして開発した。　ホテルは地下1階、地上8階建てで、リデザイン後のエントランスは、開業当時の基調カラーの一つであるダークブルーを採用。長い通路の奥には、内田がデザインした曲線を描いたフラワーベースを設置することで、空間の直線とのコントラストを演出したという。2〜8階の客室はスーペリアクイーンやデラックスキングなど総客室数77室を用意。客室には内田のデザインをオマージュした家具を取り入れる。各階では、アルド・ロッシの作品がプリントされた鏡や内田がデザインした時計や照明で彩る。　地下1階にはレセプションとラウンジを配置し、ラウンジはリデザイン前にアルド・ロッシがデザインした日本酒バー「エル・ドラド（EL DORADO）」で使用していた酒棚を再利用したことにちなみ、同じ名前をラウンジに付けた。約130席を備え、店内にはシンボルとして内田の晩年の作品である「ダンシングウォーター」を展示。朝食からディナーまでブッフェスタイルで提供し、21時以降はバーラウンジとして利用できる。

Lifestyle

内田繁らが手掛けた日本初のデザインホテル「ホテル イル・パラッツォ」が再オープン　内田デザイン研究所がリデザイン

　「イッコウ タナカ イッセイ ミヤケ」は、田中の作品の魅力をより広く伝えるため2016年にスタートし、今回で6度目となる。新作のモチーフには、凛と咲く花々と、田中氏が70年代から描き始めたピラミッドシリーズが選ばれ、それらの作品の構図そのものを衣服の構造に取り込んだという。発売されるアイテムはバッグ、トップス、パンツ、ワンピース、シューズで、価格帯は税込3万800円〜7万1500円。

ISSEY MIYAKE

Fashion

イッセイ ミヤケ、田中一光の作品をモチーフにピラミッドを中央に配した新作ウェアを発売

　田中一光は、1930年生まれ、奈良県出身のグラフィックデザイナー。2002年に死去するまで、ポスターや書籍などのエディトリアルを手掛けたほか、ロゴマークやコーポレート・アイデンティティーなどの企業、組織に関わるデザインを担当した。　同展では、田中のポスターとグラフィックアートを中心に、奈良県立美術館が所蔵するコレクションから選定した代表作など182点を6章にわたって展示している。最終章は、「特別企画 IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」を三宅一生デザイン文化財団と協業で開催。両者がコラボレーションし、2015年から展開している「IKKO TANAKA ISSEY
MIYAKE」の全シリーズと、デザインのモチーフとなった田中のグラフィック作品を併せて展示している。 　新たにオープンしたギャラリースペースでは、「イッセイミヤケのポスター展 ISSEY MIYAKE／IRVING PENN／IKKO TANAKA」を同時開催。フォトグラファーのアーヴィング・ペン（Irving Penn）、三宅一生と田中が共同で製作したイッセイ ミヤケ コレクションのポスターなどを掲示している。

グラフィックデザイナー 田中一光の特別展が奈良県立美術館で開催、三宅一生デザイン文化財団が協力

　新店舗は銀座ガス灯通りと松屋通りが交差する角にオープン。地下1階から3階までの4フロアにわたり、イッセイ ミヤケのブランドをラインナップする。総面積450平方メートルとなる店内の空間デザインを手掛けたのは、同ブランドでも多くの店舗デザインやプロダクトデザインに携わってきた吉岡徳仁。ガラス張りの解放感のある店内にアルミニウムウォールを取り入れたシンプルな空間は、未来的なイメージを演出し、ハンガーラックの竿部分を隠すなどして、"空中を浮遊する衣服"をテーマにディスプレイに仕上げている。　新店舗から約50ｍほどの距離に位置し、これまで展開していた「ISSEY MIYAKE GINZA OMOTE」は「ISSEY MIYAKE GINZA / 445」として展開。1階は展示空間 「CUBE」としてオープンし、販売スペースも設けている。佐藤卓が手掛けたニュートラルな白を基調にしたミニマルな空間では、デザインやアート、工芸にまつわる展示やイベント行っていく。第一回目は、「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE NO.6」を開催中。生前イッセイ ミヤケの広告グラフィックを多数手掛けてきた世界的グラフィックデザイナー田中一光の作品を、磁石の仕掛けにより舞う花びらのような不思議な動きをみせるインスタレーションの中に展示している。

「イッセイ ミヤケ」4フロアからなる新店舗が銀座に、既存店舗は展示空間としてオープン

イッセイ ミヤケ、田中一光が描いた「連続する記号」「円または、円の遊戯」をモチーフにした新作発売

イッセイ ミヤケ、田中一光の作品をモチーフにしたコレクション第3弾を発売

田中一光や横尾忠則らの名作を紹介する書籍「日本のグラフィック100年」が発売

イッセイ ミヤケ、田中一光の「顔」と「墨戯」モチーフにコレクション第2弾を発表

イッセイミヤケ、田中一光が描いた「日本の美」を衣服のデザインに

グラフィックデザインの巨匠・田中一光の個展が故郷の奈良で開催 テーマは「日本の伝統芸能」

「生活の全てがデザイン」田中一光の軌跡たどる展覧会 館内公開

無印良品初代アートディレクター田中一光展 ミッドタウンで開催

グラフィックデザイナー田中一光の企画展 デザインの前後左右を探る