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　タナカ ダイスケは「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように。」をコンセプトに、2021年秋冬コレクションから始動。繊細な刺繍や装飾を施したコレクションを展開し、2023年には一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構（JFWO）と東京都が主催した第9回「TOKYO FASHION AWARD」を受賞した。　今回のポップアップショップでは、タナカ ダイスケが「MELT DOWN」をテーマに発表した2024年春夏コレクションの通常ラインナップを展開するほか、フェルメリストビームスの別注アイテム3型を販売。チュールを重ねたボリュームのあるアイテムをデイリーに使いやすいようリメイクした受注生産のスカート（15万4000円）、「キャミソール ドレス」（6万6000円）、「ベルベット スカート」（5万5000円／いずれも税込）をポップアップショップ限定で取り扱う。

tanakadaisuke

Fashion

フェルメリスト ビームスが「タナカダイスケ」の別注アイテムを発売、初のポップアップショップをオープン

コレクション

　田中大資が手掛ける「タナカ ダイスケ（tanakadaisuke）」が「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」で発表した2024年秋冬コレクション。

2024 Autumn Winter

インサイド

　「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように」という言葉はタナカダイスケのブランドコンセプトである。田中のクリエイションといえば、やはり刺繍が一番に頭に浮かぶ。そのほかにも、パールやビジュー、柔らかなシフォン素材、レースなど繊細なディテールが特徴だが、それらを組み合わし、一着の服になった時の強度は他に類を見ない非凡さがある。 　東京コレクションへは2度目の参加となった、タナカダイスケの2024年秋冬コレクション。ショー会場の床には、カラフルな星のモチーフやスパンコールが散りばめられ、暗闇の中で光を放っていた。また、ショーが始まると、会場中央、モデルを照らす大きなライトの中から、星屑のシャワーが降り注ぐ。それらが何を意味しているのか、田中の口から直接聞くことはできなかったが、おそらくはおまじないをかけているのだろう。ランウェイを歩くモデル、ゆくゆくはブランドの服を着るすべての人に、おまじないをかける思いで服づくりを行う田中らしい演出だ。　コレクションには、学生服を思わせるようなクラシックなジャケットやスラックス、グレーのプリーツスカートとテーラードジャケットを組み合わせたスタイルをはじめ、レースで切り替えたドレスやナポレオンジャケットを模した真っ赤なジャケット、刺繍のブラウスにネクタイを締め傘をさしたスタイルなど、全20ルックが登場。手元には本を持ち、フレームレスの眼鏡をかけたモデルも多く見られた。羽が生えたフレームを通して読む本には、どんなことが書かれているのだろうか。そんな想像が膨らんだ。　終盤に登場した、繊細な花の刺繍を施したピンクのジャケットとパンツのセットアップは、目を凝らして見ると、胸元にはウサギのイラストが刺繍で施されていた。どこか子どもじみた、でも癒されるモチーフは、子どもの頃に母が持ち物にした刺繍を思い起こさせる。思えば、あの刺繍もおまじないだったのかもしれない。ショーのラストには、壊れたオルゴールのような音楽とともに、ピンクのシフォンドレスが登場。フリルを段々にあしらった美しいスカートのフォルムには、おとぎの国に迷い込んだような、純粋な少女時代の夢を彷彿とさせた。　魔法とは所詮は架空のもので、実在はしない。しかし、プリキュアの変身に魅せられた少女時代のように、装うこと、変身することで人はいつでも、いつまでも魔法にかかることができる。ショーの序盤、会場に流れる女性の声が、優しく柔らかにこう歌った。秘密の箱に眠っている記憶は今もきらめいたまま星の屑を集めてみるまやかしみたいなおまじない終わりのない遊びの続き僕は王子様　君は姫様針と糸とほんの少しの魔法があれば 夢の中へ

「タナカダイスケ」が針と糸とほんの少しの魔法で表現した”まじないをかけたような服"

　ポップアップでは、国内外のアーティストの衣装や広告衣装などを手掛けるスタイリスト 酒井タケルとタナカ ダイスケが協業して製作したアイテムを中心に展開。「NO ROMANTIC」をテーマに、自然から着想を得たモチーフを繊細な刺繍などであしらった「rhombus chain crystal tops」（33万0000円）や「embroidery collar check shirts」（17万6000円）、「stand peaked lapel jacket」（14万8500円）、「pink heart bijou satin gloves」（13万2000円／全て税込）などをラインナップする。コラボアイテムは受注販売を行い、納期は5〜6月頃を予定している。　ポップアップではタナカ ダイスケの2024年春夏コレクションの受注販売も行うほか、当日購入できるアーカイヴアイテムなども用意する。

「タナカ ダイスケ」がポップアップを開催、スタイリスト 酒井タケルとのコラボアイテムを受注販売

　「タナカ ダイスケ（tanakadaisuke）」の2024年春夏コレクション。テーマは「MELT DOWN」。

2024 Spring Summer

　同賞は、東京を代表し世界で活躍するブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選出し、海外での活動をサポートするアワード。これまで東京都と繊維ファッション産学協議会が主催していたが、第7回からは東京都と一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構（JFWO）が主催している。　審査員は海外から元「コレット（Colette）」で「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン（Sarah Andelman）、「WOOSTER CONSULTING」ファウンダーでクリエイティブディレクターのニック･ウースター（Nickelson Wooster）、国内からは宮本智美（阪急阪神百貨店）、山外拓海（阪急阪神百貨店）、國友崇裕（三越伊勢丹）、﨑谷由衣（三越伊勢丹）、中根大樹（TOKYO BASE）、澤之井頌子（TOKYO BASE）、増田晋作（ユナイテッドアローズ）、浅子智美（ユナイテッドアローズ）の計10人で構成。第7回からウィメンズブランドの支援を拡充する目的で支援デザイナーの枠を6人から8人に拡大した。今シーズンは過去最多の応募者数となった昨年を更に上回る数の応募が寄せられたといい、JFWOの古茂田博事務局長は「審査をする中で、改めて日本、東京のファッションの力強さを感じた。今回世界にはばたく8ブランドを応援してほしい」とコメント。エフエーエフの荒井は「今までやってきたことが評価されて嬉しい。このアワードを通して多くの方に夢を見せられるブランドに成長したいと思う」と喜びを語った。　受賞8ブランドには、メンズ・ウィメンズのパリファッションウィーク中に開設するショールーム「showroom.tokyo」に出展する権利が与えられる。そのほか、バイヤーとビジネスマッチングの場が設けられ、国内外でのビジネスチャンス拡大のための支援を受けることができる。

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SOSHIOTSUKI

SHINYA KOZUKA

PHOTOCOPIEU

Kota Gushiken

HAENGNAE

タナカ ダイスケやミスターイットなど選出「TOKYO FASHION AWARD 2024」受賞者発表

　櫻坂46は、秋元康が総合プロデュースを手掛ける「坂道シリーズ」第2弾グループの欅坂46として2015年に誕生。2020年に活動休止と改名を発表し、同年から櫻坂46として活動をスタートした。これまで、「ケイスケヨシダ（KEISUKEYOSHIDA）」の吉田圭佑や「タナカ ダイスケ（tanakadaisuke）」の田中大資がメンバーの衣装を手掛けている。　同展では、3rdシングル「流れ弾」のミュージックビデオで着用された衣装や映像、ダンス、CDジャケット、美術セットなどを展示。グループの過去から現在、そしてメンバーそれぞれが描く未来のヴィジョンまでを特集する。タイトルの「新せ界」には平仮名の「せ」を用いることで、漢字の「世」が徐々に変化して誕生した文字と変化を続けるメンバーを重ねたという。空間演出は、櫻坂46のアートワークを手掛けてきた映像ディレクター兼アートディレクターのOSRINが担当した。

KEISUKEYOSHIDA

櫻坂46が初の展覧会を開催、MV衣装やCDジャケットなどを展示

　「タナカ ダイスケ（tanakadaisuke）」の2023年秋冬コレクション。

2023 Autumn Winter

　ファッションカンタータ from KYOTO 2023は、「きらめく私に、恋をする」をテーマに掲げ、京都工芸美術作家協会と丹後織物工業組合による和装ショーと、タナカ ダイスケによる洋装ショー開催。ゲストにはモデルの高橋メアリージュン、ユウ姉妹やゆうちゃみ、アーティスのクリスハートや岡本知高らが来場した。　タナカ ダイスケの今季のテーマは「Behind the MOON」で、闇で輝く信号を物語に落とし込んだという。ティアード型のニットドレスやレースで切り替え透け感出したドレスなど、全20ルックが披露された。なお、ショーの演出は、イベント制作会社「ビジョンズ アンド パラドックス（VISIONS AND PARADOX）」を立ち上げ、「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」や「セリーヌ（CELINE」、「コッキ（KHOKI）」などのショーを手掛けた酒井文章が担当した。

「タナカ ダイスケ」、23年秋冬コレクションのショーを京都劇場で発表

ポスト

　デザイナーでエンブロイダリーアーティストの田中大資が手掛ける「タナカダイスケ」が、受注生産型のBtoC（企業対消費者取引）を一段と成長させている。個展に連動したECの受注販売に加え、昨年から伊勢丹新宿本店での催事が加わり、客層の幅も広がった。ブランド事業をマネジメントするパッチワークスは、手仕事の製品を量産するチームを組織し、持続可能なビジネスを構築している。　パッチワークスの長谷部啓介社長は、21年春夏のデビュー時から、田中がクリエイションに専念できるよう、その他の業務を担い、ビジネスを両立させる基盤を作ってきた。強みは、叙情性を感じさせる刺繍やビーズのクラフトワーク、アートを身に着けるような感覚の服作り。22年3月に楽天ファッション・ウィークでランウェーショーを見せており、その後も舞台や雑誌媒体での露出は頻繁だ。バストラインやウエストをビジューで装飾したドレスは十数万円になるが、1回の受注枠では対応しきれず、受注生産を繰り返し続けるモデルもある。小物は洋服に重ね付けして映えるボディーアクセサリーやグローブ、バッグなどが充実。発表したシーズンを問わずにスタイリングのできる「コレクション性の高いラインナップ」によってコアなファンを魅了する。一方で、象徴的なモチーフを入れたTシャツなど2万～3万円台で日常使いやすいアイテムも揃え、幅広い層の支持を可能にしている。　毎シーズン、コレクションを発表し、一定期間にECで受注した分だけを生産する。人気商品は、シーズンを超えて受注生産し続ける。長谷部社長は、アート性の高い既製品を欲しい人に届けるビジネスモデルを組み立て、アトリエを拠点に手仕事のクオリティーを維持する生産体制も徐々に整えた。田中が作り上げる手刺繍の世界に憧れ、その手仕事やクリエイションに携わりたいと希望する人材は少なくない。製品の付加価値を保って受注販売する仕組みによって、手仕事の作業に十分な人件費を確保することができ、都内で若手を中心とした生産チームを組織している。パッチワークスの社員は5人だが、「アルバイトのほかに、空き時間を利用して引き受ける人もいる」。意欲の高い人材の力で、手刺繍をふんだんに入れたセーターやスパンコール刺繍で装飾したポシェットなど、手の込んだモチーフを融合した製品をコンスタントに納品できる。

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「タナカ ダイスケ」受注生産で持続可能なビジネスを構築　アートワークとビジネスを両立

　「アイノケダモノ」は、6月21日にアンジュルムを卒業する竹内朱莉のラストシングル「アイノケダモノ／同窓生」の収録曲。獣の鳴き声からはじまる野生的な世界観と「“肉食系”恋愛」をテーマにした力強いダンスナンバーとなっている。MVのディレクションは、「ヴォーグ ジャパン（VOGUE JAPAN）」のウェブムービーのディレクターを務めた経歴を持つ杉山弘樹が手掛けた。　田中が手掛けた衣装は、レザーやベロアといった黒を基調とした衣装に、ゴールドの刺繍をデザイン。ヘアアクセサリーにも、衣装のディテールと同様にゴールドのパーツをあしらった。かねてからアンジュルムのファンを公言している田中は、自身のインスタグラムで「スタッフに掛け合ってくれたメンバーの皆さん、また機会を作ってくれたスタッフのみなさんありがとうございます。夢が叶いました。またご一緒できるように精進してまいります」と綴った。

「夢が叶いました」　デザイナー田中大資がアンジュルムの新曲衣装を制作

　コラボランジェリーでは「Angel bra」（5万9400円）、「Angel bra custom your name」（6万500円）、「Black lace bra」（3万1900円）、「Black lace tanga」（2万2000円／いずれも税込）をラインナップ。Angel braではワイヤー入りのオープンブラに、レースとチェーンのブラモチーフを取り入れた。Angel bra custom your nameでは、アルファベット6文字以内で名前を施すことが可能。Black lace braはレースをあしらったトライアングルブラで、Black lace tangaでは伸縮性に優れたメッシュ地を採用した。　また、コラボアイテムは渋谷パルコ3階で開催されるMOOLのポップアップでも展開される。期間は3月3日から14日まで。

「タナカ ダイスケ」初のランジェリーを発売　セレクトショップMOOLとコラボ

　タナカ ダイスケは、2021年にデビューしたブランド。「自分の中にいる、まだ見ぬ自分と出会えますように」をコンセプトに、刺繍や装飾的な技法によるファンタジー性のある服を提案している。　ポップアップでは、2023年秋冬コレクションの先行販売を行うほか、アーカイヴの人気商品や、ランジェリーショップ「ムール（MOOL）」とのコラボレーションによるブランド初のランジェリーアイテムの「Black lace bra 」（3万1900円）などを用意。前回イベントで表現した「闇」とは対照的に、2023年秋冬コレクションのテーマの「月」にちなんで、「月の光」のような淡い光を想起させるビジューやレースを用いたロマンチックなアイテムを取り揃える。アイテムラインナップは、黒のチュールケープドレス「white lace black tulle cloak 」（165万円）や白いレースのドレス「MOON pajamas dress 」（52万8000円）、かんざし「jelly fish Kanzashi」（6万6000円／全て税込）など。

タナカ ダイスケが伊勢丹新宿店でポップアップを開催　ビジューやレースを用いた新作を受注販売

　田中は、これまで櫻坂46のソロアーティスト写真や紅白歌合戦の衣装の刺繍デザインを手掛けてきた。　今回の衣装は、「桜月」のミュージックビデオに登場する13人のメンバーそれぞれに異なるデザインのドレスを制作。胸元に刺繍を施し、スカート部分にはオーガンジーやレースを何層にも重ねたデザインに仕上げた。スタイリングを担当したRemi Takenouchiは、自身のTwitterで「デザイナーは制服のワッペンデザイン刺繍をしてくれていた@tanakadaisuke18さん（田中大資）に遂にお願いできて本当に嬉しいです。今までで1番細かく手作業の多いスペシャルなお衣装です」とコメントしている。

櫻坂46の新曲「桜月」MV衣装を田中大資が制作　スタイリングはRemi Takenouchi

ティアードやフリル、花柄にシアー素材、細かい刺繍やビジューの装飾は永遠の憧れ。幼少期に夢に見たような、どことなく哀愁漂うドラマティックなムードは恒久的な愛を育てる。今回はコレクションルックと共に注目すべき５ブランドをご紹介。tanakadaisukeデザイナー田中 大資1992年生まれ。2015年、大阪文化服装学院、ファッションクリエーター学科卒業。ドメスティックコレクションブランドを経て独立後、衣装制作や刺繍作家として活動。第89回(2015年)装苑賞ファイナリスト。「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように。」をコンセプトに、デザイナー田中の得意とする刺繍をベースにロマンチックで幻想的なコレクションを展開。YOHEI OHNOデザイナー大野 陽平文化服装学院で服作りの基礎を学び、コンテストの賞で英国ノッティンガム芸術大学に留学。帰国後、＜YOHEI OHNO（ヨウヘイ オオノ）＞として最初の2015年秋冬コレクションを発表。その後、2016年第3回TOKYO FASHION AWARDを受賞、2018年伊VOGUEにて “VOGUE TALENT 2018″に選出、同年 International Woolmark Prize ファイナリストに選出、2019年シーズナルコレクションに加え”DRESS LINE”を新たにスタート、2021年には着物の中古反物を利用した”3711 project”を新たにスタートした。AKIKOAOKIデザイナー⻘木 明子2009年、女子美術大学ファッション造形学科卒業後、ロンドンのCentral Saint Martinsにてファッションを学ぶ。帰国後コレクションブランドでアシスタントを経て、2014 年よりウィメンズウェアブランド＜AKIKOAOKI（アキコ アオキ）＞をスタートする。同年10月、Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO にて2015SSコレクションを発表。2018年2月、LVMH Young Fashion Designers Prize ショートリストにノミネートされ、同年11月には毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞、『VOGUE JAPAN』が国内外のファッションシーンで活躍する新世代女性を応援するために贈る「Rising Star of the Year」を受賞。2022年、TOKYO FASHION AWARD 2023を受賞。Chika Kisadaデザイナー幾左田 千佳幼少期よりクラシックバレエを学び、バレリーナのバックグラウンドを着想源にモノ作りを展開する。2007年に、＜REKISAMI（レキサミ）＞を立ち上げ、2014年かには、仕草や動きに伴って漂う人間の美しさの移ろいと存在感を追求したシグネチャーライン、＜Chika KIsada（チカ キサダ）＞を立ち上げる。2016年から2020年まで、バレエ、ヨガウェアーブランドの＜DANSKIN（ダンスキン）＞にてCAPSULE COLLECTIONの企画・ディレクションを監修する。2016年にはTOKYO FASHION AWARD 2017を受賞、2018年にはFASHION ASIA HONG KONG 2018を受賞する。VIVIANOデザイナーヴィヴィアーノ スーデザイナー、ヴィヴィアーノ スーはグラフィックデザインを学んだのち、文化ファッション大学院大学を修了。 2015年以降、自身の名前を冠したブランド、＜Viviano Sue（ヴィヴィアーノ スー）＞をスタート。2020年AWコレクションより＜VIVIANO（ヴィヴィアーノ）＞にブランド名を変更。東京を拠点に、シーズンごとに設けたテーマを軸にクチュールドレスとレディトゥウェアがシームレスに存在するコレクションを製作している。

Chika Kisada

YOHEI OHNO

AKIKOAOKI

ドリーミーな装飾でドラマティックに、注目すべき5ブランド

　「タナカ ダイスケ（tanakadaisuke）」の2023年春夏コレクション。

2023 Spring Summer

　ポップアップでは、2022年秋冬アイテムを中心に受注販売を行うほか、新作バッグ「Rose garden beads handbag」（税込6万9800円）の先行販売を実施。受注商品に加え、その場で購入できるアイテムも用意する。9月3日にはデザイナーの田中大資が在店する予定だという。　タナカ ダイスケは、2021年にデビュー。「自分の中にいる、まだ見ぬ自分と出会えますように」をコンセプトに、刺繍や装飾的な技法によるファンタジー性のある服を提案している。

タナカ ダイスケが伊勢丹新宿でポップアップ初開催　新作バッグを先行販売

　ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム（ANGERME）」は、上国料萌衣、佐々木莉佳子などファッション誌で活躍するメンバーも所属しており、女性ファンが多いグループとして注目を集めている。同書では、2022年のトレンドを盛り込みながら各メンバーの美容、ファッション、ヘアについての企画やインタビューを50ページに及ぶ大ボリュームで取り上げる。　表紙のスタイリングを担当したハルミショールームの春海茜は、「アキラナカ（AKIRANAKA）」や「オー（oeau）」など20を超えるブランドのPRを担当しており、スタイリストとしての仕事は今回が初だという。今回の抜擢は、元アンジュルムメンバーの勝田里奈が、春海にS Cawaii!編集部を紹介したことがきっかけとなり実現。「スタイリングのオファーが来た時、本当にびっくりしました。スタイリングは初めての経験で分からない事も多かったのですが、日頃からお会いしているスタイリストの方々にアドバイスを頂きながら、良い意味で"日本のアイドル像を崩すこと"を意識しました」とコメントしている。　「タナカダイスケ（tanakadaisuke）」、「ホウガ（HOUGA）」、「H＆M」など国内外のブランドをミックスさせたスタイリングはモノトーンにまとめながら、"ファッションを魅せることの出来るアイドル"を表現したという。今回、ヘアメイクコンセプターとして勝田里奈が参加しており、これまでとは違うヘアメイクとスタイリングで新しいアンジュルムの姿を提案した。春海茜は「撮影当日までの1週間、毎日高揚していました。メンバーひとりひとりをリサーチし、何が似合うのか、どんな姿がファンとして見たいのかを想像して服を集めました。メンバーの皆さんがとても素敵に着こなしてくれたので、ファンの方、そしてアンジュルムの皆さんが喜んでくれたら嬉しいです」と、スタイリストデビューを振り返る。