コレクション

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」の2024年秋冬コレクション。

WOOLRICH

2024 Autumn Winter

ニュース

　ウールリッチ アウトドアレーベル ダイカンヤマは、代官山駅近くに位置し、時計メーカー「ティソ（TISSOT）」が店舗を構えていたCUBE代官山B棟にオープンする。地上2階建ての構造で、内装は家具職人の鰤岡力也が主宰する「モーブレーワークス（MOBLEY WORKS）」が担当。「自然の温もりと街との共存」をコンセプトに掲げ、温かみのあるオーク材を基調に、真鍮の什器を配置し、床には天然石のタイル、壁はウールを混ぜ込んだ左官で仕上げた。売場面積は約125平方メートル。　同店では、ウールリッチ アウトドアレーベルのアイテムをはじめ、シーズンに合わせた写真やアートピースを展示。商品を購入するだけではなく、“見て、感じて、知る”ことのできる店舗として展開する。オープン翌日の12月16日には、オープンを記念した限定アイテムとして、ニューヨーク発のライフスタイルブランド「エメ レオン ドレ（Aimé Leon Dore）」とのコラボレーションアイテムを発売。ダウンパーカ（2型、8万1400〜10万3400円）とパンツ（2型、4万7300〜5万9400円／いずれも税込）をラインナップする。

Fashion

ウールリッチの日本企画「ウールリッチアウトドアレーベル」初の旗艦店が代官山にオープン

　新コレクションは、「ヘリテージ（Heritage）」「テクニカル（Technical）」の2つのコレクションで構成。1月13日にミラノで開催されるメンズファッションウィークで発表予定で、ヘリテージはウール リッチの190年以上の伝統からインスピレーションを受け、テクニカルには革新的な材料と製造技術を反映するという。　トッド・スナイダーは「私はいつもアメリカの伝統的ブランドに深い憧れを抱いており、常に最高のブランドと仕事をしようとしています。 私は子供の頃ウール リッチを着ていましたし、ファッション界のさまざまな仕事で彼らの生地でデザインすることを誇りに思っていました。 ウール リッチは深いルーツを持つ会社の代表的な例であり、私は彼らの膨大なアーカイヴと一緒に働くことに興奮しています。 私の希望はブランドの次の時代を切り拓き、伝統を未来にうまく広げることです」とコメントしている。

「ウールリッチ」トッド・スナイダーが監修する新コレクションを立ち上げ

　今回のコラボでは、1970〜90年代に登山用アウトドアウェアがキャンパーやサーファーへ広がりタウンユースへと変容した様から着想を得た、N.ハリウッド コンパイルの2023年秋コレクションとリンクしたアイテムを製作。ハンティングの際にハンター同士を誤射しないために視認性の高い赤と黒の織りを開発したことから誕生したという、ウールリッチのシグネチャー「バッファローチェック」を用いてモダンに再解釈したウェアを展開する。　コラボアイテムは、袖や身幅のボリューム感をアップし、フロントのフラップポケットのサイズを大きくするなど、1970年代のウールリッチのアーカイヴをベースにディテールをアップデートしたマウンテンパーカ（11万3300円）や、1970〜80年代に発売したウールリッチの定番ベストのディテールやシルエットをアレンジし、無地とバッファローチェック生地とのリバーシブル仕様に仕上げたベスト（9万3500円）、バッファローチェックをベースにオリジナルで製作したネル生地を用いたワークシャツ（8万2500円／全て税込）の計3型をラインナップ。　マウンテンパーカとベストは、表地には優れた耐久性とマットで上品な質感が特徴の「60／40クロス」を、裏地にはワークシャツと同じ、軽量で柔らかい「T／C素材」を用いたバッファローチェックのネル素材を採用した。3アイテムともボックスシルエットのオーバーサイズに仕上げ、36〜42の4サイズを展開。マウンテンパーカとベストはブラック×白黒系チェックとチャコール×赤紺系チェックの2色、シャツは白黒系チェックと赤紺系チェックの2色を用意する。

N.HOOLYWOOD COMPILE

N.ハリウッド コンパイル×ウールリッチ、第2弾は「バッファローチェック」のマウンテンパーカなど展開

　「カナダグース（CANADA GOOSE）」は、北極圏の地図が描かれた左肩の「赤いワッペン」がトレードマークとして知られているが、メインの購買層となる30～40代の女性や、40～50代の男性から「ロゴが目立たない落ち着いたアイテム」を求める声が多かったことから2023年秋冬シーズンにボディと同色のワッペンを施したアイテムを増やした。カナダグースでは、より都会に馴染むようにデザインされたブラックレーベル（通称：ブラックディスク）と呼ばれる限定ラインを以前から展開しており、同ラインに付けられているモノクロのワッペンや希少性が人気を博していた背景がある。ブランドの認知度が上がったことで、街中で“赤ワッペン被り”が起こってしまうことから、特別性を求める傾向が強くなり、一部アイテムにボディと同トーンのワッペンを施したところ顧客から好評だったという。2023年秋冬シーズンは、ダウンやフリースなどのアイテムで、カーキやホワイト、ネイビー、ブラックといったカラーの同色ワッペンアイテムを展開する。　「ウールリッチ（WOOLRICH）」は、ブランドを代表する「アークティックパーカ（ARCTIC PARKA）」が誕生から50周年を迎えることを記念したアニバーサリーモデルを製作。同ブランドはアメリカ東海岸でスタートしており、「ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）」や「アークテリクス（ARC'TERYX）」といった高みを目指すクライミングなどをルーツに持つ西海岸やカナダのブランドに比べ、低層の山が多い東海岸の特徴から狩猟やロングトレイルがブランドのベースとなっている。そのため、ウールリッチのアイテムは荷物や装飾品を減らした「長時間快適であること」を基盤とした服作りが多く、クリーンな“落ち着いた”デザインに仕上げられている。そうした背景から40～50代を中心に支持を集めていたが、人と被らないアイテムを求める20～30代の購買数も増えているという。アークティックパーカのアニバーサリーモデルでは、ジップやマジックテープでブランドロゴが見え隠れする仕様を採用した。一部の20～30代からは「ロゴを目立たせたい場面もある」という需要もあるためロゴ入りのアイテムも製作はするが、今後もブランドのベースにある落ち着いたデザインを維持していく方針だ。

アウトドアブランドで“ロゴが目立たない服”が増加、ロゴ隠しデザインが好評

　ブリュード・プロテインは、植物由来のバイオマス（有機性資源）を主な原料に、微生物発酵プロセスによって生産される人工タンパク質素材。シルクのような光沢と繊細さを併せ持つフィラメント糸や、なめらかな肌触りの紡績糸など、多様な特性の材料を設計できるのが特長だ。また、石油を原料とする合成繊維とは異なり、地球上に存在するタンパク質を発酵させて原料を生産できるため環境負荷が小さく、生分解性を有するためアパレル分野における脱マイクロプラスチックへの貢献が見込めるなど、従来の合成素材に代わる次世代のマテリアルとして期待されている。　これまでもゴールドウインでは、ザ・ノース・フェイスやオリジナルブランドのゴールドウインでブリュード・プロテインを使用した製品を展開してきた。従来は山形県鶴岡市の工場のみでブリュード・プロテインの生産を担っていたため、小ロット生産での抽選販売形式となっていたが、2022年にタイに大規模な生産工場が完成。量産の目処が立ち、今秋の一般販売が実現した。　今回ゴールドウインが展開するのは、ザ・ノース・フェイスのヌプシジャケット、ナナミカのバルマカーンコート、ウールリッチのアークティックパーカーなど、それぞれのブランドの定番アイテム計15型。価格は従来品の約2倍程度を見込む。ゴールドウインの渡辺貴生代表取締役社長は、「今回生産するのは全15型で数千着とゴールドウイン全体の商品量の1%にも満たないが、ブリュード・プロテインを一般に向けて発売できることは、循環型社会を実現する上で大きな意味がある」と話した。　ゴールドウインは、2030年までに新規開発製品の10％をブリュード・プロテイン製アイテムにシフトすることを目標に掲げている。渡辺代表取締役社長は、「合成繊維は非常に便利だが、アパレル業界全体がそれに頼りすぎて環境への配慮をせずにここまで来てしまった。ブリュード・プロテイン製品の展開を通じて、多くのメーカーに魅力を伝え、社会にこの繊維を浸透させることができたら」と意気込みを語った。スパイバーの関山和秀取締役兼代表執行役は「今後100年は間違いなくバイオテクノロジーがキー産業になる。これまでは生産量の関係で十分な量のブリュード・プロテインの提供が難しかったが、ようやく生産体制が整ってきた。今後10年ほどで、量販店でブリュード・プロテイン製の服が買える時代が来ると思う」と語った。

THE NORTH FACE

nanamica

ノースなどの定番アイテムをスパイバーの「ブリュード・プロテイン」で量産、今秋発売へ

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」の2023年秋冬コレクション。

2023 Autumn Winter

インサイド

アーダーエラー（ADER ERROR）　韓国のクリエイター集団が集まった注目ブランド「アーダーエラー（ADER ERROR）」のオーバーシルエットトップス。柔らかくふわっと体を覆うシェルパフリースをパネル仕立てにし、ホワイトのパイピングでスポーティなエッセンスをプラス。目を引くブルーが爽やかな印象のトップスは、アウターとしても活躍してくれます。SSENSE で購入する　エッジを効かせたフェミニンなウエアを展開する、NY発「サンディー・リアン（Sandy Liang）」のフリースジャケット。環境に配慮した再生イタリアンフリース素材のジャケットに、ジャガード織りのフローラルファブリックでアクセントをオン。胸元と袖、さらに背面に便利なジップポケットを配した、遊び心と実用性を兼ね備えた一着です。SSENSE で購入するリース クーパー（Reese Cooper）　アーティストとしての顔を持ち、自身の名を冠して2018年にスタートした「リース クーパー（Reese Cooper）」のおすすめはジャケットタイプ。胸元にはアウトドアを連想させるベルトと必要最低限の荷物が入るポーチが付くユニークなデザイン。さらりと羽織って、お出かけをアクティブに過ごしてみてはいかが？SSENSE で購入するマリーン・セル（MARINE SERRE）　アップサイクルされた生地やデッドストック生地などを使った、エシカルなコレクションの中から、フリースシーツを採用したベストモデルをピックアップ。ブラウンを基調とした懐かしさを感じる模様のフリース素材を、ブラックのパイピングやポケットで引き締めることでモダンなデザインへと昇華。寒さが続く今の時期、着膨れの心配がないベストタイプをコートのインナーに忍ばせて。SSENSE で購入するウールリッチ（WOOL RICH）　デザイナー ダニエル・カタリとコラボレーションし、80年代の女性向けレーベル"The Woolrich WOMAN”を復活させたコレクションから、個性的な一着をチョイス。ダニエルのシグネチャーであるパッチワークパターンを、ソフトタッチのボアフリース素材で再現。ラグランスリーブのシルエットでストレスフリーな着心地です。SSENSE で購入するアシュリー ウィリアムズ（ASHLEY WILLIAMS）　ポップでキュートなデザインを得意とする、新進気鋭なイギリスのブランド「アシュリー ウィリアムズ（ASHLEY WILLIAMS）」から、インパクトのあるグラフィック模様を散りばめた、もこもことしたシェルパフリース素材の主役級フーディをご紹介。スタイルアップが叶うショート丈のアイテムで、トレンドのY2Kファッションを謳歌しましょう。SSENSE で購入するパーム・エンジェルス（Palm Angels）　アメリカのスケーターブランドとして人気を博す「パーム・エンジェルス（Palm Angels）」の、ありそうでなかったタンクトップタイプをピックアップ。バージンウールを混紡したフリース素材は、手放せなくなりそうな肌触りの良さが魅力的。一枚で着たり、ビスチェとしてレイヤードしたりと着こなしの幅が広いのも嬉しいポイントです。SSENSE で購入する

ASHLEY WILLIAMS

Palm Angels

MARINE SERRE

Sandy Liang

ADER ERROR

Reese Cooper

お買いモノ

この冬着たい軽くて暖かいフリーストップス7選

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」の2022年秋冬コレクション。

2022 Autumn Winter

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」の2022年春夏コレクション。

2022 Spring Summer

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」の2021年秋冬コレクション。

2021 Autumn Winter

ポスト

　「ウールリッチ（WOOLRICH）」は、2018年9月29日にオープンした旗艦店「ウールリッチ 青山店」の2周年を記念して、「タンタン（TANGTANG）」とコラボレーションしたTシャツを発売した。青山店と公式ECサイトで限定販売している。　デザイナーの丹野真人が2011年に立ち上げた「タンタン」は、Tシャツを通じてロックとユーモアを融合させた表現方法が特徴のブランド。今回発売したアイテムは、丹野が190年の歴史を持つ「ウールリッチ」の黎明期にあったハンティングジャケットから着想を得たコピーや、ブランドのキーワードをグラフィカルに表現したプリントTシャツ2型。それぞれブラックとホワイトの2色展開となっている。価格は各8,800円（税込）。　また、深夜の都会を「ウールリッチ」のハンティングトラウザー姿でスケートボードをプッシュし、縦横無尽に駆る自由な時間を色鮮やかに切り取ったビジュアルと動画も公開している。

SEVENTIE TWO

ウールリッチが「タンタン」とのコラボTシャツ発売、青山店オープン2周年を記念して

2020-21 Autumn Winter

WOOLRICH -Women's-

WOOLRICH -Men's-

司会者編紅組司会 綾瀬はるか　4年ぶりに紅組司会を務めたのは、女優の綾瀬はるかさん。3回目の抜擢です。まずは番組ポスターや司会発表会、そして当日のオープニング映像で着用した衣装を紹介します。ブランドは「セルフポートレート（SELF-PORTRAIT）」で、紅組にちなんだ赤いレースのワンピースでした。　本番前のリハーサルでは「クロエ（Chloé）」の2020年リゾートコレクションのドレスを着用。　本番当日は、計5回の衣装チェンジがありました。赤い着物から始まり、2着目に選んだのはトルコ出身のデザイナー姉妹によるブランド「ディーチェ・カヤック（DICE KAYEK）」のロングドレス。ジュエリーは「ヴァン クリーフ＆アーペル（Van Cleef＆Arpels）」のもので、「フリヴォル」のイヤリングと「フォリ デ プレ ブレスレット」を合わせました。　後半戦に入り、3着目に着用したのは「Irina Scherotter」のブラックドレス。胸元がシースルーのデザインで、ここでも「ヴァン クリーフ＆アーペル」のジュエリーを身に着けていました。　4着目のドレスは、デザイナー アーデム・モラリオグル（Erdem Moralioglu）が手掛ける「アーデム（ERDEM）」。花柄のデザインで、SNSでも好評でした。　ラストはサテン素材の赤いドレスにチェンジ。ジュエリーは引き続き「ヴァン クリーフ＆アーペル」で、「フラワーレース」シリーズのネックレスとイヤリングが輝きを添えました。白組司会 櫻井翔　昨年に引き続き、単独白組司会を務めた嵐の櫻井翔さん。「三津谷の部屋」のコーナーで着用していたモスグリーンのジャケットは「バーバリー（BURBERRY）」の「イングリッシュフィット ウールモヘア テーラードジャケット」もので、インナーのベージュのシャツは同じくバーバリーの2019-20年秋冬コレクションのアイテムでした。　その後の衣装チェンジでは、デザイナー大川原美樹さんが手掛けるブランド「ガラアーベント（GalaabenD）」2020年春夏シーズンのジャケットを着用。表面に光沢感のある素材を使ったデザインです。　嵐の歌唱披露時の衣装は、後述の「嵐」の項目で紹介します。総合司会 内村光良　白組司会の櫻井さんと同じく、内村光良さんも昨年に引き続き総合司会を担当。冒頭のオープニング映像で着用したブラックタキシードは、番組ポスターと同じ「ジョルジオ アルマーニ（GIORGIO ARMANI）」のアーカイブから。後半戦では「エンポリオ アルマーニ（EMPORIO ARMANI）」のネイビーのベルベットタキシードに衣装チェンジしていました。総合司会 和久田麻由子　総合司会を務めるのは今回が初となる和久田麻由子アナ。最初の衣装は「ジョルジオ アルマーニ（GIORGIO ARMANI）」2019年リゾートコレクションものでした。画像のアイテムとは色違いのシルバーカラーで、ベージュのフリルがあしらわれています。　後半戦で着用したドレスは「タエ アシダ（TAE ASHIDA）」2019-20年秋冬コレクションから。ブルーとブラックのコントラストが美しいデザインです。ゲスト審査員編ゲスト審査員 広瀬すず　昨年の紅白歌合戦で紅組司会を務めた女優の広瀬すずさんは今年、ゲスト審査員として参加。「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」の2019年プレフォールコレクションのロングドレスに身を包んで登場しました。スリーブやベルトにあしらわれたシルバーカラーのラインストーンがエレガントな雰囲気を引き立たせています。ゲスト審査員 戸田恵梨香　現在放送中のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で主演を務めている戸田恵梨香さんは、「ヴァレンティノ（VALENTINO）」の2020年春夏コレクションの白いドレスを着用しました。ゲスト審査員 田中圭　田中圭さんが着用したのは、「フェンディ（FENDI）」2020年メンズリゾートコレクションのスーツ。スリムフィットのシルエットで、ラペルにはFFパターンがあしらわれています。　ジャケットに合わせたのは、レギュラーフィットのグレーウールパンツ。ストラップとポケットには同色のFFパターンがデザインされています。出場アーティスト編aiko　2年連続14回目の出場を果たしたaikoさん。エンディングでは、マレーシア発のブランド「Motoguo」から2019-20年秋冬コレクション「Feast or Famine」のワンピースを着用。リボンやフラワープリントをあしらったガーリーなデザインです。Hey! Say! JUMP　今年で3回目の出場となるHey! Say! JUMP。ステージでは「上を向いて歩こう」をアレンジした令和スペシャルバージョンを披露しました。五木ひろしさんの「VIVA・LA・VIDA！～生きてるっていいね！～」の歌唱時にはバックダンサーとして登場。「ロエベ（LOEWE）」2019年秋冬コレクションのタキシードを身にまとい、会場を盛り上げました。清塚信也　島津亜矢さんのステージで伴奏を務めたピアニストの清塚信也さんは、「タエ アシダ（TAE ASHIDA）」のメンズアイテムを着用。シンプルなストレッチベルベットのタキシードジャケットに、今回のためにデザインしたオリジナルブラウスを合わせたコーディネートでした。Matt　天童よしみさんの「大阪恋時雨」歌唱時にピアノ演奏を担当したのは、今年ブレイクしたタレントのMattさん。Mattさんの衣装は「タエ アシダ（TAE ASHIDA）」が今回のために特別に制作したもので、総ラッセルレースのブラウスの肩の部分に羽をあしらい、「軽やかに天空を舞うプリンス」をイメージしたそうです。AKB48　AKB48の衣装はオサレカンパニーが担当。グループを象徴し、今秋冬のトレンドでもあるチェックをメインにデザインしました。AKBグループと海外8ヶ国から姉妹グループのメンバーが参加したステージで、チェックは各グループのイメージカラーを採用。また上半身が映った時にわかりやすいよう、海外グループのリボンには活動拠点のロゴが入れられています。チェック布地と白シャツ地の境目にゴールドのモチーフをあしらい、また動くと揺れるスパイラルフリルが左右につけられ、紅白歌合戦の場で映える華やかな衣装に仕上げられました。LiSA　今年で紅白歌合戦初出場となったLiSAさん。オープニングではデザイナー廣川玉枝さんが手掛ける「ソマルタ（SOMARTA）」から2020年春夏コレクションのドレスを着用しました。King Gnu　今年ブレイクしたバンド キングヌー（King Gnu）は、ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌にもなった楽曲「白日」を披露。スタイリストのShohei Kashimaさんが担当した衣装は、古着を中心にスタイリング。ボーカル兼キーボードの井口理さんは、「白日」のミュージックビデオ出演時と同じ衣装で登場しました。今年初めに「白日」がヒットし、様々な楽曲リリースやプロモーションが増えるなど周りの環境が変わっていった中で、大晦日に再び「白日」のMV衣装に戻す演出に。DA PUMP　2年連続で紅白出場を果たしたDA PUMPは昨年に引き続き「ヴェルサーチェ（VERSACE）」を着用。2019-20年秋冬メンズコレクションの新作でコーディネートしました。欅坂46　いつも坂道グループの衣装を手掛けている尾内貴美香さんが今回もデザインを担当。靴下にネイビーのラインを取り入れるなど、細部にこだわって制作したそうです。椎名林檎　「グッチ（GUCCI）」の服を愛用することで知られる椎名林檎さん。今回の紅白でもオープニングから2018-19年秋冬コレクションのドレスを着用しました。赤のファーが目を引きます。　「人生は夢だらけ～お願いガッテン篇～」歌唱時の衣装もグッチ。2020年春夏コレクションから、画像とは柄違いのジャケットに、映画会社パラマウント・ピクチャーズとのコラボレーションTシャツを合わせました。なお、グッチに続いて今年は「ジーユー（GU）」からもパラマウント・ピクチャーズのロゴTシャツが発売され、話題を集めました。【あわせて読みたい】「ジーユー」のパラマウントロゴTシャツ、グッチとの共通性が話題に　エンディングの衣装ももちろんグッチ。2019年クルーズコレクションのドレスを着用しました。乃木坂46　「シンクロニシティ」を披露した乃木坂46は、昨年に引き続き村松祐輔さんと関口愛弓さんが手掛ける「ミューラル（MURRAL）」が特別に制作した衣装を着用。今年は「繋がり」をテーマに、ケミカルレースやエンブロイダリーレースなど約22枚のレースを贅沢に使ったパッチワークをあしらい、華麗で神秘的なダンスのイメージに合う繊細なデザインの衣装に仕上げました。ディレクションおよびスタイリング、ブレスレット・イヤリングのデザインは市野沢祐大さんが担当。左右非対称なデザインが特徴のイヤリングには、衣装に合わせて花やニット、ビーズを使用。ブレスレットの18金メッキやシルバーメッキを用いた世界地図のモチーフは、乃木坂46が世界へと旅立つよう願いが込められています。　ステージには乃木坂46のほか、坂道グループが総出演。欅坂46と日向坂46の衣装は尾内貴美香さんがデザインしました。　なお、乃木坂46が「おしりたんてい」のコーナーに出演した際の衣装は森俊輔さんが制作。星野源　今年11月に開業した"渋谷一高い"施設「渋谷スクランブルスクエア」の屋上に構える日本最大規模の展望施設「SHIBUYA SKY」でパフォーマンスを披露した星野源さんは、「ウールリッチ（WOOLRICH）」のピンク色のダウンジャケットを着用。Perfume　Perfumeのオープニング衣装はデザイナー二宮啓さんが手掛ける「ノワール ケイ ニノミヤ（noir kei ninomiya）」2020年春夏コレクションのサンプルを使ったコーディネート。サカナクションなどのスタイリングを担当する三田真一さんが手掛けました。RADWIMPS　今年大ヒットしたアニメ映画「天気の子」の音楽全般を担当したRADWIMPSは、「天気の子 紅白スペシャル」と題し楽曲を披露。衣装は「アンダーカバー（UNDERCOVER）」が今回のために特別に制作したものです。「グランドエスケープ」など劇中の楽曲にボーカルとして参加している女優の三浦透子さんは「ディオール（DIOR）」の2020年クルーズコレクションのドレスを着用して共演しました。Superfly　NHK連続テレビ小説「スカーレット」の主題歌「フレア」を披露したSuperfly 越智志帆さんの衣装は、スタイリストのShohei Kashimaさんが担当。スカーレットが陶芸家の半生を描いた作品であることから、炎をイメージした色味や温かみが感じられる素材感の古着のワンピースを着用しました。越智さんが引き立つよう、バンドは黒をベースに茶、黄、オレンジ、赤を差し色として加え、陶芸と炎に纏わるストーリーが感じられるような衣装に。菅田将暉　今回が紅白歌合戦初出場となった俳優の菅田将暉さん。オープニング衣装は、ジャケットが「セカンドレイヤー（SECOND/LAYER）」、シャツが「ターンブル & アッサー (Turnbull & Asser）」、ブーツが「プラダ（PRADA）」で、ベストやタイ、パンツはヴィンテージでコーディネートしました。　歌唱時に着用したニットは「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」。ブーツは「セリーヌ（CELINE）」、パンツはヴィンテージと、ハイブランドとヴィンテージを組み合わせたスタイリングが印象的でした。スタイリングを手掛けたのは猪塚慶太さん。いきものがかり　いきものがかりのリーダーでギターを担当する水野良樹さんは、「ユナイテッド トウキョウ（UNITED TOKYO）」のコートを着用。表地には昭和6年創業の中伝毛織と協業で手掛けたオリジナルメルトン素材を使用しています。ゆず　「紅白SPメドレー 2019-2020」を披露したゆずの衣装は、スタイリストの柚木一樹さんによる完全オーダーメイドです。　なお、オープニングでは北川悠仁さんは「ジバンシィ（GIVENCHY）」、岩沢厚治さんは「アレキサンダー マックイーン（Alexander McQueen）」を着用。松任谷由実　ラグビーをテーマにした楽曲「ノーサイド」をテレビで初披露した松任谷由実さん。パールが輝くジュエリーは「タサキ（TASKAKI）」のものでした。ドレスは古田由佳利さんが手掛けるウィメンズブランド「furuta」がオリジナルで制作。グレートーンのチェックに白のノーカラージャケットを合わせたスタイリングでした。米津玄師　シンガーソングライターの米津玄師さんがNHK2020ソング「カイト」を作曲し、嵐とのコラボレーションステージで楽曲を初披露。米津さんはVTR出演しました。インナーに着用したシャツはデザイナー末安弘明さんが手掛ける「キディル（KIDILL）」2020年春夏コレクションのもので、Tatsuya Shimadaさんがスタイリングを手掛けました。　対談VTRではニューヨーク拠点の気鋭ブランド「ボーディ（BODE）」のパンツを着用。遊び心あふれるハンドペイントのデザインは全て一点物です。　まずオープニングでは白組司会の櫻井さん以外のメンバー4人が「アクオド バイ チャヌ（ACUOD by CHANU）」による衣装を揃って着用。ジャケットはすべてオリジナルで制作し、インナーには2019-20年秋冬コレクションと2020年春夏コレクションのシャツを合わせました。スタイリングは野村昌司さんが担当。嵐　2020年末をもって活動休止を発表している嵐は2年連続3回目の大トリを務め、歌唱披露までの間に行われた各メンバーの衣装チェンジにも注目が集まりました。　まずオープニングでは白組司会の櫻井さん以外のメンバー4人が「アクオド バイ チャヌ（ACUOD by CHANU）」による衣装を揃って着用。ジャケットはすべてオリジナルで制作し、インナーには2019-20年秋冬コレクションと2020年春夏コレクションのシャツを合わせました。スタイリングは野村昌司さんが担当。　松本潤さんがジャニーズJr.によるステージ「Let's Go to 2020 Tokyo」の前に着用していたネクタイは「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）」のもの。画像の蝶ネクタイと同じ柄でした。　中盤のトークで二宮和也さんが着ていたボンバージャケットは「ジバンシィ（GIVENCHY）」。　その後の衣装チェンジでは、松本さんと相葉雅紀さんが「ディオール（DIOR）」2020年サマーメンズコレクションのジャケットでドレスアップしました。　シンガーソングライターの米津玄師さんとコラボレーションしたスペシャルステージでは、新国立競技場でNHK2020ソング「カイト」を歌唱。昨年に引き続き、南青山のオーダースーツ専門店「ドット・テーラー（DOT・TAILOR）」が仕立てた3ピースタキシードを着用しました。ジャケットはシャンパンゴールドのベルベット地をベースに、ラペルにはブラックのサテン地を使用。パンツはバーガンディーのフランネル素材をベースに、側章にはブラックのサテン地を施しています。　大トリのパフォーマンスでは、デビュー曲「A・RA・SHI」と初のデジタルシングル「Turning Up」を披露。衣装はスタイリストの丸本達彦さんが手掛けました。