海外ブランドって中々手が出せない...という人も多いはず。そんな海外ブランドをFASHIONSNAPビューティチームのカラーコスメ大好きマンこと編集Hが、グローバルシッピング(時には現地で!)で購入。第16回は前回に続いてイタリアブランド!「ワイコン コスメティックス(Wycon Cosmetics)」を紹介します
Wycon Cosmeticsってどんなブランド?
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ワイコン コスメティックスは2009年に誕生。化粧品業界でディストリビューターや起業家として経験を積んだジャンフランコ・サッタと、メイクアップおよびボディケアの専門家で、ブランドのプロダクトマネージャーであるラファエラ・パガノの2人によって作られました。ブランドのモットーは「適正価格で高品質なアイテムを届ける」こと。トレンドを取り入れながら、手に取りやすい価格設定を重要視しているそう。2012年からフランチャイズでも展開し、直営店も含めてイタリアの主要都市に200以上のショップを営業しているほか、ポルトガルやギリシャ、ルーマニア、フランス、コソボ、ロシア、カザフスタン、レバノン、セルビア、マルタ、スイス、ジョージア、中東にも進出するなど、イタリアおよびヨーロッパでは定番といえるブランド。メイクアップからスキンケア、ネイル、つけまつげなどのメイクツール、フレグランスまでたくさんの商品が揃っています。
また、2015年にはチャリティプロジェクト「The Heart of Beauty」をスタート。イタリア拠点の非営利団体などを通じて、困難な状況にある人たちに寄付するなどサポートしています。
前回のKIKO MILANOと同様、ミラノ市内のいたるところにお店があるので、ちょっとしたアイテムを買い足すのにも便利!イタリア旅行ならではのお土産として購入するのも手頃なお値段です。
実際に使ってみた!
今回はミラノ市内の地下鉄1号線リーマ駅近くのコルソ・ブエノス・アイレス通りのショップでお買い物。土曜日の夜ということもあり、店内は3〜5組のお客がいて結構混雑していました。あまり店員と話す時間がなかったので、直感でセレクト。セミセルフ形態なので、気になるものは自由に試してOK。英語・イタリア語に自信がなくても問題なく購入できます。
宝石を詰め込んだようなラメ入りグロス
リップアイテムは、スティック、ペンシル、リキッド、グロスから、マット、シャイン、グロウ、プランパー機能付きなど、タイプも質感もかなり多くの種類があり、つい目移りしてしまいます。カラーバリエーションも豊富で迷走しかけた時に目に入ったのがこのグロス「LUCID DREAMS」(12.90ユーロ、約2200円)。まるで宝石を詰め込んだようなギラッギラの見た目に惹かれ、和訳すると「明晰夢」を意味する商品名にもビビッとくるものがありました。今回選んだカラー「03 FLIP OUT PINK」は、肌なじみのいいヌーディなピンクをベースに、シルバー、ピンク、ブルー系のラメがぎっしり入っていて、単品・重ね付けのどちらも使いやすそうでした。
テクスチャーは少し重ためで唇を包み込むような使用感ですが、塗った後は思ったほどペタペタしません。かなりラメが詰まっているように見えますが、ザラつきなどのストレスはなし。“ウルトラビニールなデュオクローム”の商品説明の通り、唇の立ちジワなどをカバーしてつるんとしたリップメイクを叶えてくれます。保湿効果のあるビタミンEに加え、少し清涼感をもたらす乳酸メンチルを配合しているとのこと。乾燥は感じにくいですが、プランパーのような清涼感はほとんど感じませんでした。
ぼやけるリップラインを狙い撃ちするリップペンシル
どうせなら日本であまり使わないアイテムを、と思い選んだのがリップペンシル「WONDERPROOF LIP PENCIL」(8.90ユーロ、約1500)と「INTENSE LIP PENCIL」(4.90ユーロ、約820円)。
ワンダープルーフは20色展開で、耐久性に優れ、ぼやけやすいリップラインを細かく縁取りできる少し硬さのあるテクスチャーです。塗った直後は指でもぼかせるので、塗り絵のように唇の輪郭をなぞってから内側を埋め、最後にぼかすと今っぽいソフトマットなリップとして使うことができます。ブラウン・ヌード・レッド系の仕込みに便利そうなチェスナットのようなカラー「126 DEEP NUDE」を購入。
インテンスの方は59色展開と多彩なラインナップ。ビタミンE配合で唇の乾燥も防ぎも期待できます。よりなめらかな塗り心地で、こちらもリップカラーとして使うのもOK。店員によると、リップライナーを塗ってからグロスを塗るとよれにくいんだとか。熟れた果実のような深みのある「85 RED PLUM」をチョイス。
高発色で遊び心満載のカラフルアイペンシル
アイペンシルもさまざまなタイプがあり、オンラインでも9種を展開。繰り出し式や両方の先端にペンシル・チップがセットされたダブルエンドタイプなど好みに合わせて選べますが、まずはベストセラーの「INTENSE EYE PENCIL」(4.90ユーロ、約820円)を購入。マットな高発色タイプと繊細なパール入りのサテンタイプから、31色が揃っています。
選んだのは、ディープなターコイズカラー「16 PETROL BLUE」と、ホワイトシルバーが輝く「31 IRIDESCENT」の2色。どちらもサテンタイプです。柔らかな芯でするするとラインが引けるのにブレにくく、太さの調整がしやすいです。塗ってから少しの間はブレンドでき、時間が経つとピッタリとフィットするので毛足の短いブラシを使えばアイシャドウとしても使えます。鮮やかなターコイズカラーは目尻のラインに入れると海のような色合いでサマームード全開に。ホワイトシルバーは光が当たると強く輝くので、目頭や涙袋にハイライトとして使うのも良さそうです。
ギラギラのホログラムアイを叶えるリキッドアイシャドウ
最後はリキッドタイプのアイシャドウ2種を紹介。「METAL FILM EYESHADOW」(12.90ユーロ、約2200円)は、スーパーメタリックな質感で、まぶたにピッタリと密着して、肌に“輝きのベール”を被せたように面で煌めいてくれます。ビタミンEとマラクジャ オイル入りで、膜を張ったような仕上がりのリキッドアイシャドウにありがちな、乾燥によるひび割れたようなヨレが出にくいのもポイント。
ファビュラスな見た目に惹かれて購入した「CHROMELAND LIQUID EYESHADOW」(16.90ユーロ、約2800円)は、2023年のホリデーエディションでした。こちらもスーパーメタリックで、さらに偏光ラメ入りのゴージャスな仕上がりです。ラメが多いからか、厚塗りにすると肌の膜感が少しストレスに感じたので、塗りすぎ注意です。
メタリックカラーの「104 ROSE」は薄めにまぶた全体に広げたり、目頭や涙袋のハイライトにしたり、使いやすい色味です。輝きが強いため、厚く塗ると少し白っぽい発色になります。広範囲に使いたい場合はブラシの方が相性が良さそうでした。偏光カラーの「03 PINK SUGAR」は優しいベリーカラーとゴールドがホログラフィックに輝くカラーです。
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