「フェンディ」2020年春夏メンズコレクション
Image by: FENDI

Fashion 注目コレクション

FENDI 20年春夏メンズを知る5つのポイント:「君の名前で僕を呼んで」監督との協業からじょうろバッグまで

「フェンディ」2020年春夏メンズコレクション
Image by: FENDI

 初夏を迎えたミラノのブランチタイム、「フェンディ(FENDI)」がヴィラ・レアーレ庭園で2020年春夏メンズコレクションを発表した。クリエイティブディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)が今シーズン提案するコンセプトは「戸外」。じょうろバッグからルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)監督とのコラボまで、5つのポイントでコレクションを掘り下げる。

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1. 男性像は「en plein air」

 シルヴィア・フェンディが今シーズン提案するのは、「en plein air(=「戸外」の意)」をイメージさせる男性像。会場には木々が生い茂るミラノのヴィラ・レアーレ庭園が選ばれ、ショーモデルはガーデンを散歩するかのように木漏れ日の中を歩いた。グリーンやベージュ、ブラウンといったアースカラーがベースのカラーパレットに、シルクやコットン、ウール、カシミア、レザー、スエード、デニムなどの自然素材を組み合わせた牧歌的でありながら実用的なコレクションを通して、「バーチャルな空間や、実体性のない現代的な生き方から抜け出しましょう」と呼びかける。

 

2. じょうろバッグやトレリス...ガーデニングモチーフが充実

 イタリアののどかな夏を思わせる今回のコレクションでは、ガーデニングが重要なモチーフに。じょうろを模したバッグをはじめ、ガーデニングバッグ、ペカン柄のピクニックブランケット、ガーデニングツールのような形の栓抜きチャームが登場し、トレリス(ツタを這わせるフェンス)のような格子状のレザーがバッグを覆った。

 

3. 「君の名前で僕を呼んで」の映画監督がゲストアーティストに

ルカ・グァダニーノとシルヴィア・フェンディ

 近年では毎回異なるゲストアーティストを迎えている「フェンディ」のメンズコレクション。2019-20年秋冬シーズンのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)に続いて今シーズン起用されたのは、「君の名前で僕を呼んで」や「サスペリア」などを手掛けたイタリアの映画監督ルカ・グァダニーノ。本コレクションのために監督が手掛けた植物プリントは、シャツやジャケットなどウェアからバッグまで多くのアイテムに取り入れられた。自然の美しさとクリエイティビティが融合したショーは、桃のレファレンスはなかったものの、夏のイタリアの田舎を舞台に恋の痛みや歓びを描いた「君の名前で僕を呼んで」の世界観を連想させる。

  

4. 日本企業「ムーンスター」とコラボ

 モデルの足元を飾ったシューズは、今シーズンのガーデニングムードを体現するキャンバスとラバー素材で登場。これらは久留米の老舗靴メーカー「ムーンスター(MOONSTAR)」とのコラボにより誕生したという。なお、前シーズンは「ポーター(PORTER)」と協業するなど、日本企業とのコラボが続いている。

 

5. ミニバッグ付きサンダルで楽しむ"爽やかな実用主義"

 ユーティリティベルトやウエストバッグなど実用的な小物を数シーズン継続的に発表している「フェンディ」。今シーズンは、ブランドのアイコン「バゲット」のような超ミニバッグがベルト部分に付いたサンダルや、足首に巻きつける小物入れが登場。"爽やかな実用主義"を提案したという。

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