Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】十倍直昭・野村仁美「グリモワール」躍進の理由は?

人気ショップとして名前が挙がる事も多いです。人気になった理由は?

十倍:ありがとうございます。買い付けに行く回数が多いことは、支持して頂いている理由の1つでもあると思います。"いいもの"というのは常に質を保たなければならず、私たちは、その質を買い付けの回数を増やす事で保っているという感覚はあります。買い付けを増やすことで商品の希少価値をうまく出せていることが支持されているのではと思います。

野村:多分「Grimoire」は普通の古着屋さんと大手の古着屋さんの間にいると思います。大手のバイイングは基本的に送ってもらうスタイルですが私達は、1つひとつ選んで買っていきます。多分、お店に来た方が見た時に、捨てアイテムというか、大きい古着屋では誰も買わないだろうというのものがたくさんありますよね。システム上、仕方ないとは思うのですが。私は基本的には可愛いって思うものしか買い付けをしません。そこを妥協しないで、でもやっぱり毎日アイテムが入れ替わる体制をこれからも維持したいですね。

grimo-interview-2013-12-20131218_014.jpg

毎日新しい商品を店頭に並べているそうですね。

野村:毎日、新商品を出していて、新商品を楽しみに週3、4日来てくれるお客様もいます。エンターテインメントとして楽しめるようなお店にしたいと思っているので、今後もこのスタイルは継続していきます。

 それとは別に2ヶ月に1回ぐらいでお店でフリーマーケットっていうのをやっています。商品が溜まってきたころにやるようにしてるのですが、1回に150人ぐらい並んで頂けます。非日常的なイベントを行っていることも強みになっていると思いますね。

海外買い付けを増やすとコスト的にはかなりハードルが高いですよね。

十倍:ありがたい事に、うちは購買率が50%以上とすごく高いんです。そのため多少費用がかかってもいいものを並べて、来店回数と顧客数を増やすことでコスト吸収しています。

売れる理由は?

十倍:顧客に喜んでもらえるもの。つまり売れるものを買い付けているからかもしれません。ただ、これだけの購買率をキープするには、鮮度が高いものを常に入れておかないといけないというプレッシャーはありますね。

野村:古着屋を開きたいと思っている方って結構いらっしゃると思うんですけど、やっぱり一回買い付けに行くのに渡航費や送料代、関税などで出費がかさむので行ったらたくさん買わないと意味がない。行って少ししか買わないとその分、上代が上がってしまいます。でもうちの場合は、すごい量を買ってもちゃんと消化できるのでコスト面での悪循環は無いんです。そういう部分で丁度良いところを目指しています。あんまり少なすぎず、多すぎず。

grimo-interview-2013-12-20131218_023.jpg

 次のページは>>従来の古着屋とは一線を画したクリエイション

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング