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【インタビュー】十倍直昭・野村仁美「グリモワール」躍進の理由は?

十倍直昭と野村仁美 Image by Fashionsnap.com
十倍直昭と野村仁美
Image by: Fashionsnap.com

2号店目の「Grimoire Almadel」も渋谷ですね。

十倍:他の土地に店舗を出す考えは全くなかったんです。全部が渋谷。ちなみに家も渋谷です(笑)。ものすごく渋谷にこだわっているので、渋谷以外で展開するつもりは今はほぼないです。

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メインの客層について。

野村:20代から30代。20代が一番多いです。

十倍:ただ大人っぽくしたので、50歳ぐらいの方もいらっしゃるようになってきましたね。

いつ頃からそういった路線に変更したんですか?

野村:ちょうど「Grimoire Almadel」が出来るタイミングですね。「Grimoire」よりちょっと大人っぽいと言うか、ファッションにもっと落とし込んだショップにしたので。「Grimoire Almadel」の方は、より一層大人っぽい、モードっぽいものを意識しています。人によっては変わりようが分からないかもしれませんが(笑)。

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もし3号店を出すとしたらやはり渋谷?

十倍:テーマを変えて渋谷に出します。

野村:原宿に近い渋谷とか。良い物件がなかったら原宿のキャットストリートとかあの辺になってしまうかもしれないんですけど。

原宿にギャラリーを作ってると聞きました。

十倍:展示会などのイベントスペースです。「himitsu by Syrup.(ヒミツ バイ シロップ)」など、ブランドはあるけど、実店舗が無くウェブショップだけで経営してる人が結構多いんですよ。他にも「コレクションの写真を撮りたいけど、スタジオが高くて撮る場所がない」とよく聞きます。なので「うちで写真やPVを撮っていいですか?」といった話をよく頂いていたのですが、だったらいっそ、貸スタジオ兼アートギャラリーを作れば、ブランドの展示会や作品撮りもできるし、文化発信の拠点にもなるから面白いのではないかと思ったんです。僕の個展もやります。

個展では何を披露する?

十倍:作品も作りますし、あとアンティークコレクションをみせようと思っています。誰にも発表してない高価なコレクションがあるんですよ。日本に1点しかないようなものが結構あって。「Grimoire」の高級バージョンというか、アートっぽい感じに仕上げるつもりです。「Grimoire」はウィメンズアパレルですが、僕は男じゃないですか。だから僕の趣味で、完全にソロプロジェクトとしてやっていきます。童話の世界のような世界観というよりはスタイリッシュでクールなイメージで。

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テイストも変える?

十倍:テイストも......まぁアンティークを使ってるので、全くではないですが。インダストリアル、工業系というような冷たい感じの仕上がりになると思います。1月の中旬にやろうと思っていて、期間は2週間ぐらいです。このギャラリーを通じて、渋谷からカルチャーやアートを盛り上げていけたらと思っています。

―今後、メンズの取り扱いは?

十倍:メンズは絶対やらないですね。これは昔からのこだわりなのですが、はっきり言って置くものの想像がつかないです。

―ファストファッションと「Grimoire」を組み合わせるというのはありですか?

十倍:ファストファッションにウチのアイテムを合わせてもらったらすごく良いなと思っています。僕は"全部同じところです"のようなファッションをお洒落だとは思っていないんです。ロンドンとかパリとかのスナップ見るとヴィンテージがどっかに必ず出てきてまよね。インナーなどは着心地が良いものが一番。今のものの方が遥かに肌触りも良いし、シワにもならないですからね。

ファストファッションはヴィンテージとして消費されるようになるのでしょうか。

十倍:味が出ないのでヴィンテージにはならないと思いますね。でも僕はファストファッションの考え方って嫌いじゃないです。そういうものとヴィンテージが共存するのがファッションですから。


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