Fashion インタビュー・対談

【トップに聞く】スタートトゥデイ代表取締役 前澤友作

―現在の送料無料に加えて、「当日配送」のサービスについての見通しは?

 物流施設として従来の4倍になる「ZOZOBASE」が稼働し、新しいシステムも動いています。「当日配送」は今期中にはスタートする予定です。

―クラウンジュエルと取り組んでいるブランド古着のセレクトショップ「ZOZOUSED」が伸びています。

 売る人も買う人も増えていて、今期は20億円の目標が達成できそうです。でもまだ「ZOZO」全体のユーザーの数%しか理解してもらえていないので、これが数十%に広がれば、流通高も数十倍になる可能性があるんじゃないでしょうか。


■激戦のC2C市場への参入

starttoday-131226_s011.jpg―大手が続々とC2C市場に参入する中、オンラインストア作成サービス「STORES.jp」を運営するブラケットを買収しました。1月15日から個人・法人を問わずに出店できる「ZOZOMARKET」が始動しますね。

 「ZOZOMARKET」のオープン当初は約一万店の出店数になる見通しです。やってみなければわからない部分が大きいですが、ユーザーが求めるものが自然と広がり、売れるものが集まってくるというプラットフォームを築いていけたらと思っています。無名のクリエイターがスターになる可能性もあります。個人から中小規模のブランドまで、「ZOZOMARKET」でチャンスを掴んでほしいですね。

【関連】STORES.jp買収の理由は?スタートトゥデイとブラケット両代表が語る

―「ZOZOTOWN」を軸に、「ZOZOMARKET」や「WEAR」といった新サービスが連携していきますが、イメージする理想形は?

 例えばモノを買う側からすると、「WEAR」で見て「いいな」と思ったコーディネートの商品が「ZOZOTOWN」ですぐに買える。買った後に着なくなれば「ZOZOUSED」で買い取ります。それで得た資金でまた新しいモノを買ったりというエコシステムです。「ZOZOTOWN」や「ZOZOMARKET」に出店するブランドやショップなどの売る側では「WEAR」でコーディネートを公開することでPRが可能。実際にコーディネート写真がある商品は約9倍売れるという実績があるので、活用してほしいですね。

 将来的には、個人の着なくなった服が個人の手に渡るC2Cにも発展していくでしょう。現段階では「ZOZOMARKET」での古着販売は不可ですが、これから解禁に向かう見通しです。B2BからB2C、B2CからC2Cと、なんでもある「服好きが集まるプラットフォーム」をイメージしています。


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