Fashion インタビュー・対談

【インタビュー】リトゥンアフターワーズ山縣良和が作るリアルクローズ「written by」とは?


■リアルクローズを作る


―メンズウェアをメインにした理由は?

 「written by」を立ち上げる時、まず一番リアルな自分自身と向き合おうと思いました。僕が着たい服を起点にしているのでメンズがメインになっています。アイテムによっては、女性も着られるデザインやサイズも用意します。

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―デビューシーズン、生まれ故郷の鳥取や山陰をテーマに選んだ理由を教えてください。

 僕が鳥取に住んでいた子供の頃は、いじめもあったし、あまりいい思い出がありません。コンプレックスの塊で日々悩みを抱えていた僕を救ってくれたのがファッションで、この世界に飛び込みたいという気持ちから逃げるように地元を離れました。それから10年以上が経ち、少しずつ自分を振り返ることが出来るようになり、今の僕は故郷がとても好きになりました。これまで1度も表現してきませんでしたが、原点に向き合うことから始めようと、山陰をテーマに決めましました。

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―デビューコレクションのタイトル「秋と冬、ときどき春も」の意味は?

 秋から冬の移り変わりは、山陰のイメージと重なるんですよね。でも秋冬だけのイメージに限定したくなかったので、春の雰囲気を少し取り入れました。デザインとしては、男の子の雰囲気が強く出ていると思います。

―アイデアソースや、具体的に落とし込んだイメージは?

 風景に合わせて作った服と、山陰からインスピレーションを受けて作った服があります。キャメルのコートは鳥取砂丘をイメージして製作しましたし、ニットも砂丘が持つ空気感を取り入れました。鳥取名産の松葉ガニの刺繍もあります。シルエットやディテールなどは、僕が好きなヨーロッパ古着の作りを取り入れました。

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