日本橋に"小さな森"誕生 福徳神社と一体に

「(仮称)福徳の森」イメージ
「(仮称)福徳の森」イメージ
画像: 三井不動産

 再建された福徳神社と一体した憩いの広場空間「(仮称)福徳の森」が、日本橋エリアに誕生する。三井不動産が開発している「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」の一環で整備されるもので、2016年度に竣工を予定している。

 緑陰スペースが展開される「(仮称)福徳の森」は、地上部と地下部で構成。約1,000平方メートルを有する地上部の敷地中央では、イベントなど多目的に利用できる広場とともに軽飲食を販売する店舗を配置し、憩いや賑わいの場を提供する。「医薬・医療の神様」が宿っているという「薬祖神社」が広場の中に移転し、周辺には木々を植え付け都心の森を演出。ランドスケープは、東京ミッドタウンの檜町公園の造園を手掛けた榊原八朗が監修する。地下部には、COREDO室町2に繋がる通路と商業空間を設ける。

 隣接する福徳神社は「日本橋室町東地区開発計画」において再建され、今月竣工。本殿を踏襲したデザインが展開され、地下2階は水や食料を備蓄する防災倉庫を設置し、地下1階は違法駐輪対策として駐輪場やミニバイクを99台収容できる公共スペースを設備する。ライトアップは、金閣寺や平等院鳳凰堂を手掛けた内原智史に依頼しているという。10月25日には、奉祝祭が開催される。

 福徳神社の再建をもって全体竣工を迎えた「日本橋室町東地区開発計画」は、「日本橋再生計画」の一環と位置付け官民地元が一体となって推進。「残しながら、蘇らせながら、創っていく」のコンセプトのもと、コレド室町とYUITO、コレド室町2・3が順次竣工した。