ユナイテッドアローズが自社ECにサイズチェック機能導入 バーチャサイズと協業

サイズチェック機能の利用イメージ
サイズチェック機能の利用イメージ
画像: Fashionsnap.com

 ユナイテッドアローズが、自社オンラインストア「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE」にサイズチェック機能を導入したことを発表した。過去にオンラインストアで購入した履歴のある商品と販売中の商品をサイト上でサイズ比較する新機能で、スウェーデン発のバーチャル試着ソリューション「バーチャサイズ(Virtusize)」と協業して独自の仕様を開発。オンライン購入の課題となるサイズに対する不安感を解消し、返品率とそれにかかるコストの縮小につなげる。

 利用者の購入履歴商品を参考にする同機能は、気になる商品とイラストを重ね合わせることで、画面上からでもフィット感やサイズを見比べることが可能。購入履歴がない場合でも、自身で計測したサイズを手動で入力・登録すれば利用できる。現在対応している商品は全ブランドのウェアとシューズ、バッグ。商品ページの「サイズをチェック」ボタンを押し、比較したい購入履歴商品またはデータを選択すると、サイズ比較のヴィジュアルが画面に表示される。

 ユナイテッドアローズは、自社オンラインストアで取り扱う商品を実店舗に取り寄せて試着できるサービスを「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」等の一部のブランドで導入するなど、オンラインストアと実店舗の連動を強化中。今回、独自のサイズチェック機能をオンラインストアに追加することで「実店鋪のサービスに近づけることができる」(相川慎太郎デジタルマーケティング部部長)といい、約7%ある返品率を早期に5%以下まで抑えたい考えだ。現在の対象は自社オンラインストアの履歴のみだが、バーチャサイズが行うように将来的には、アカウントを持っていれば他のオンラインストアの履歴も利用できるようにしていくという。今後のニーズによっては、アーバンリーサーチなどのように店頭でのバーチャルフィッティングにも同機能を活用させていく。

 バーチャサイズは、ヨーロッパとアジアを中心とした40社の大手オンラインショップで活用されているバーチャル試着ソリューション。開発を手掛けるバーチャサイズ社はスウェーデンの起業家たちが2011年に設立し、東京にもオフィスを構える。日本の採寸基準から影響を受けており、重要なマーケットの一つだという国内では、マガシークやディノス・セシール等にも導入されている。