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ディオールが両国国技館で盛大なショー開催 テーマは東京

Esprit Dior TOKYO 2015 コレクション
Esprit Dior TOKYO 2015 コレクション
画像: Fashionsnap.com

 「ディオール(Dior)」が12月11日、メゾン初となる「エスプリ ディオール(Esprit Dior)」のランウェイショーを、東京で開催した。アーティスティック ディレクターのラフ・シモンズ(Raf Simons)によるコレクションのインスピレーション源は東京。会場となった両国国技館は一夜限りで近未来的な空間に変貌し、1600人以上の招待客が来場した。

 フランスを拠点とする「ディオール」は、プレタポルテとオートクチュールの新作コレクションを、毎シーズンパリで発表している。今年5月には、2015年クルーズコレクションのショーをNYのブルックリンで開催。これに続く海外での新作発表で、メゾン史上初となるフォールコレクションのランウェイショーの開催地として、東京が選ばれた。ディオールはこの時期に開催されるコレクションを、現在銀座で開催されている展覧会と同名の「エスプリ ディオール」と命名。東京は第一回目の開催地となり、ショーとともに世界を巡る「長い物語の第1章の始まり」と位置付けられている。

 両国国技館の中央に設置された正方形の舞台は、青白い光と雪で演出。「エスプリ ディオール 東京 2015」コレクションは、創業者のクリスチャン・ディオールが作り上げた伝統を受け継ぎながら、ラフ・シモンズの新たなビジョンとして東洋と西洋の文化が交じる東京がインスピレーション源になったという。ラフ・シモンズは、東京について「人々がこれほど自由に様々に服を着ている街は、世界中のどこにもない。スタイルからの解放、新しい構造を持った服。それらはストリートのみならず、東京のファッションデザインの歴史にも現れている。強烈で心躍る場所」と捉えており、ファンタジーとリアリティの融合などあらゆる事象のコントラストから、新しいディオールのコンセプト「ファンクショナル グラマラス」を打ち出した。スパンコールのインナーや建築的な「バー」スーツ、マンガの様式美に近づけたグラフィックなデザイン、そしてアイコンバッグの「レディ・ディオール」は"カワイイ"を体現するミニサイズ、あるいはデイリーバッグとしてのラージサイズで登場した。

 コレクションの開催に合わせて、LVMH社長兼CEOのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)やクリスチャン ディオール クチュール社長兼CEOシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)、オドレイ・トトゥや小雪、水原希子、松田龍平といったセレブリティ、そして国内外のジャーナリストやブロガーなどが集結。ショーの後は、同会場で盛大なパーティーが開催された。