謎のアーティスト高橋尚愛とは?奥村雄樹による展覧会が銀座メゾンエルメスで開催

Memory of No Memory, Hat Piece|1973|和紙にクレヨンと鉛筆|各 65 x 98 cm|11 枚 Memory of No Memory, Hat Piece|1973|Crayon and pencil on Japanese paper|65 x 98 cm each|11 drawings Courtesy of the artist and MISAKO & ROSENMemory of No Memory, Hat Piece|1973|和紙にクレヨンと鉛筆|各 65 x 98 cm|11 枚  Memory of No Memory, Hat Piece|1973|Crayon and pencil on Japanese paper|65 x 98 cm each|11 drawings   Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN
Memory of No Memory, Hat Piece|1973|和紙にクレヨンと鉛筆|各 65 x 98 cm|11 枚 Memory of No Memory, Hat Piece|1973|Crayon and pencil on Japanese paper|65 x 98 cm each|11 drawings Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN

 アーティストの高橋尚愛(たかはし・ひさちか)と奥村雄樹が、銀座メゾンエルメス フォーラムで展覧会を開催する。高橋尚愛を軸に、二人の交流から見出され、生み出された作品を展示。会期は6月4日から9月4日まで。

 高橋尚愛は1962年に渡伊後、ミラノで彫刻家ルーチョ・フォンタナ、ニューヨークで美術家ロバート・ラウシェンバーグのアシスタントを経験。フォンタナとラウシェンバーグ両者とのコラボレーションによる作品も手がけた作家でありながら、活動はあまり知られてこなかった。ベルギーとオランダを拠点にアーティストとして活動する奥村雄樹が、アントワープの伝説的な画廊「ワイド・ホワイト・スペース」で行われた高橋の個展の資料を見つけ、好奇心のままにリサーチを開始。高橋本人との出会いを経て、今回の展覧会開催に至った。

 エルメス財団が主催する「奥村雄樹による高橋尚愛」展は、奥村が高橋としてインタビューに応じる映像作品や、高橋の記憶を投影させた自身の作品を公開。ジャスパー・ジョーンズやゴードン・マッタ=クラークら22名のアーティストが記憶だけを頼りにアメリカの地図を描いた作品をはじめとする、70年代ニューヨークのアートシーンやコミュニティを蘇らせる貴重な資料等も展示する。

■「奥村雄樹による高橋尚愛」展
会期:2016年6月4日(土)〜9月4日(日)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム