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ファセッタズムがパリで2回目のショー、海外卸が拡大<17年秋冬>

FACETASM 2017年秋冬コレクション
FACETASM 2017年秋冬コレクション
画像: FACETASM

 デザイナー落合宏理が手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」が、海外の卸先を伸ばしている。パリで発表した2017年秋冬コレクションでは、定義が存在しない姿勢や自由なクリエーティビティを、目覚めたばかりの朝に例えて「good morning」のテーマに込めた。

 2017年秋冬コレクションは、特定のルーツや階級に縛られることがなく、多様な文化が重なって融合し流動性を備えた東京で生まれ育った落合が、自身のバックグラウンドを受け入れながら制作したという。パリで2回目となったショーには男女のモデルを起用し、17年秋冬のメンズとウィメンズを同時に発表。パターンと要素のマッシュアップやレイヤード、そして一部をカットオフする仕様など、特定のカテゴリーに属さない独自のスタイルが色を強めた。ペールピンクとアースカラー、ベージュのスキンカラーは、区分や対立軸の無意味さを表現。朝顔のフラワーモチーフは、パリを拠点にアーティストやDJとしても活動するミーシャ・ホレンバック(Misha Hollenbach)とショーナ・トゥーヘイ(Shauna Toohey)による「パム(P.A.M.)」がデザインを担当した。スニーカーでは「コンバース(CONVERSE)」とコラボレーションしている。

 パリのショールームではポジティブな反響を得て、海外の卸先は「DOVER STREET MARKET」全店舗やパリの「コレット(colette)」、ロンドンの「ブラウンズ(Browns)」など、既存を含めて約120店舗の展開が決まっている。