日本のグローバルブランドランキングに「無印良品」が初ランクイン

無印良品(写真は2011年9月に撮影した有楽町店外観)
無印良品(写真は2011年9月に撮影した有楽町店外観)
画像: FASHIONSNAP

 インターブランドジャパンが2月16日、日本のブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2017」2部門の上位40位を発表した。日本のグローバルブランドを対象とした「Japanʼs Best Global Brands(以下、JBGB)」では「無印良品(MUJI)」が初めてランクイン。国内ブランドを対象とした「Japanʼs Best Domestic Brands(以下、JBDB)」では「LINE」が初のランキング入りを果たした。

 「MUJI」の連結海外売上高比率は、前年比20%増の35.1%(12億7,500万USドル)と大きく飛躍。海外売上高比率30%の「グローバル基準」を初めてクリアし、「JBGB」の19位にランクインした。シンプルなライフスタイル提案により、中国や欧米の顧客の潜在ニーズを捉えたことが売上高の成長の要因となったほか、海外での認知度向上が国内でのインバウンド消費につながったと推測されている。「ユニクロ(UNIQLO)」は前年比マイナス2%(53億5,600万USドル)となったが、順位は落とさず8位を維持。1位は、9年連続で「トヨタ(TOYOTA)」が輝いた。

 海外売上高比率30%未満の日本ブランドを対象にした「JBDB」では、23位の「LINE」をはじめとする4ブランドが初めてランクイン。また、39位の「ニトリ」が2015年以来2年ぶりに40位以内に入った。低価格でインテリアをトータルコーディネートするという価値に基づいた商品開発力や顧客ニーズへの高い対応力に加えて、近年のやや高価格帯の商品戦略で客単価を伸ばし、売上高・営業利益の増加につながったと分析されている。

 「Best Japan Brands」は2009年から発表。9回目を迎えた今回は、円高の進行や米国大統領選挙、英国のEU離脱国民投票など様々な政治・経済の環境変化があったが、昨年比で「JBGB」が6.3%、「JBDB」では0.5%成長。昨年10月に発表した「Best Global Brands 2016」全体の成長率が前年比4.8%であったことから、日本のグローバルブランドの好調さが表れる結果となった。

 各ランキング上位10位は以下の通り。

【Japanʼs Best Global Brands 2017】
1位 Toyota
2位 Honda
3位 Canon
4位 Nissan
5位 Sony
6位 MUFG
7位 Panasonic
8位 UNIQLO
9位 Lexus
10位 Subaru

【Japanʼs Best Domestic Brands 2017】
1位 NTT DOCOMO
2位 SoftBank
3位 au
4位 SMFG
5位 Recruit
6位 Rakuten
7位 Muzuho
8位 Kao
9位 Suntory
10位 Kirin