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製品化も間近?クモの糸でできた「ムーン・パーカ」試作品のテスト検証が開始

ゴールドウイン テック・ラボ内でのテストの様子
ゴールドウイン テック・ラボ内でのテストの様子
画像: ゴールドウイン

 ゴールドウインとスパイバー(Spiber)が共同開発し、量産化を目指している新世代構造タンパク質素材を用いた世界初のアウトドアアパレル「ムーン・パーカ(MOON PARKA)」試作品のテスト検証が、ゴールドウイン テック・ラボで開始した。

 「ムーン・パーカ」はスパイバーの独自技術で開発した人工合成クモ糸繊維「QMONOS (R)」からできた生地を採用し、世界で初めて実際のアパレル工業ラインで製造されたアウタージャケット。2015年10月にプロトタイプを発表し、ゴールドウインが手掛ける「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」を通じて2016年内の製品化を目指していたが、実現には至っていない。

 プロトタイプ発表後は素材品質の安定性の向上させるため、素材改良と試作、品質検証を繰り返し行い、現時点では改良版の試作品を用いた品質確認の段階に入っているという。ゴールドウインは今月、同社が"ものづくりの基幹拠点"と位置付けるゴールドウイン テック・ラボを富山県小矢部市に開設。発売時期については未定だが、試作品の屋外フィールドテストを含めた各種テスト検証を行い、ラボでの検証結果を踏まえて早期製品化を目指す。