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ピンクの髪のモデルが増えたのはなぜ?

17年春夏コレクションで、ピンクの髪のモデルが急増した。ピンクのロングヘアに、ピンクの刈り上げショート。トレンドのメインストリームをいく髪型ではないが、奇抜なヘアスタイルでありながら、あちこちのショーで見かけるのだから、流れは大きい。
彼女たちに共通しているのは、とんがった存在感だ。プロのモデルももちろんいるが、街中にいるパンキッシュな人がモデルに選ばれたケースも多い。鼻や口にピアスをし、大胆なタトゥーを入れている人もいる。ストリートを背景にしたグランジスタイルがビッグトレンドとなるなか、個性的な女性が象徴的な存在になった。
ストリートを背景にしたスタイルがモードとして広がり始めたのは、ここ2年ほど。モードとストリートの距離はずいぶんと遠くなっていたが、若いデザイナーたちがストリートを舞台にした自由なファッションを提案することで、その距離は少しずつ近づいてきた。
ピンクの髪はそれを象徴する事例ともいえ、ショー会場周辺でもピンクの髪のファッション好きをちらほら見かけた。リアルなファッションが持つ生き生きとした存在感は影響力も強い。
(規) (2016/11/10)