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エコフレンドリーな衣類に特化したウィメンズブランド「Wabi Sabi」に注目

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個々人が自分の満足だけを考えて消費する時代は終わりつつあるのかもしれない。
北米で働くミレニアルの数は5,300万人に及び、2025年までに労働力の75%を占める見込み。そんな彼らにとって、"Social Responsibility"(社会的責任)が消費の意思決定に大きく影響することがわかっている。とある調査によると、サステイナブルなブランドの商品には、より多くの対価を支払ってもいいという回答が73%に及んだ。(Nielsen調べ

こうしたミレニアルの声に答えて、社会貢献を全面に出すブランドが増えている。アイウェアの「Warby Parker」や靴の「TOMS」などは、購入ごとに何らかを社会に返す "One for One" と言われる取り組みで知られる。ロサンゼルスの人気ストリート Abbot Kinneyにも店舗を構える「Cuyana」は、女性向けのベーシックアイテムを提供している。着なくなった洋服を送ると、お店で使える10ドル分のギフトカードがもらえる「Lean Closet」という仕組みを展開している。

名称からも日本人には親近感が感じられる「Wabi Sabi」は、エコファッションをコンセプトにしたウィメンズウェアのブランド。働く女性に向けて、製造工程の環境への配慮と、仕事に適したデザイン性を兼ね備えた衣類を展開している。そのワンピースは、すべて100%オーガニックな素材を使っている。有害な化学繊維を一切使っていないため、身にまとう人にも環境にもやさしいというわけだ。初のコレクションは、Kickstarterを活用することで2014年に実現した。

Wabi Sabiのワンピースコレクションの名前は、"Sustainable City Collection"(持続可能な都市)。各デザインには、サステイナブルな環境を目指した取り組みを行う都市の名前がつけられている。"Chicago Fit and Flare Derss"や"Barcelona Wrap Dress"といった具合だ。ドレスは、XSからXL展開で、一着240ドル〜375ドルで購入することができる。

Wabi Sabiを立ち上げたのは、スペイン出身のMichele Cohen。ヨーロッパのアパレルブランドで仕事をしながら、自身の生活に訪れた変化にヒントを得てWabi Sabiのコンセプトにたどり着いた。自分の身体や環境のことを考えて、食品はオーガニックに、またコスメもオーガニックに切り替えたものの、ファッションだけは選択肢がなく変えたくても変えられなかった。2011年に会社勤めに終止符を打ち、エコフレンドリーな衣類に特化したブランドを立ち上げることにしたという。

ニュージャージーとスペインのセビリアを拠点にするWabi Sabi。おしゃれと機能性、さらに着用者と環境に配慮してオーガニックな素材だけでつくられるWabi Sabiのドレスは、一着ずつスペインで手作りされている。

Wabi Sabi

https://wabisabiecofashionconcept.com