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体内のチップが乗車券に、スウェーデン鉄道がサービス開始

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スウェーデンで旅客鉄道事業を運営する国有企業のスウェーデン鉄道(SJ)は、乗客の体内に埋め込まれたマイクロチップを乗車券の代わりに利用できる検札システムを2017年5月から導入。

旅客輸送業界で世界初の取り組みとして注目されている。

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・手をかざすだけで車内検札が完了

この新たな検札システムは、日本の交通系ICカードでも採用されているNFC(近距離無線通信)を活用したもの。

スウェーデン鉄道のポイントサービス「Prio」に会員登録し、NFC対応のマイクロチップを体内に埋め込んでいる乗客が対象となっている。

乗客が、スウェーデン鉄道のウェブサイトで乗車券を購入し、「Prio」の会員番号と連携させておくと、乗車時、乗務員のモバイル端末に手をかざすだけで、近距離無線通信によってマイクロチップ内の乗車データが読み取られ、車内検札できる仕組み。

また、乗客自身のスマートフォンからも、専用アプリを介して、マイクロチップ上に保存された情報を閲覧したり、更新したりすることができる。

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・体内埋め込み型マイクロチップの活用が始まりつつある

スウェーデンでは、首都ストックホルムのイノベーションセンター「Epicenter」でも、体内埋め込み型マイクロチップに対応した入退室管理システムがいち早く導入されている。

スウェーデン鉄道では、スウェーデン国内ですでに1500人から2000人程度が体内にマイクロチップを埋め込んでいると推定しており、今後も、最先端のデジタルテクノロジーを活用する先進的な企業として、より便利で快適な旅客輸送サービスを提供していきたい考えだ。

SJ