デニム系ニュースを中心に業界情報を網羅

ユナイテッドアローズ、主力業態好調で増収・増益に

ユナイテッドアローズ、主力業態好調で増収・増益に
の画像

ユナイテッドアローズ、2018年3月期
第2四半期 財務諸表(表1)

ユナイテッドアローズの2018年3月期(2017年度)の第2四半期(4-9月)決算は、主力業態の「ユナイテッドアローズ」が好調だったほか、コーエンやクロムハーツの増収もプラスに働き、増収を達成した。利益面では、仕入原価の低減や値引き販売の縮小により経費削減が進み、増益に至った。

当初の計画値を上回る結果に

連結の業績は、売上高・利益共に当初計画を上回った。連結売上高は697億円(7.2%増)、売上高総利益率(粗利率)は51.2%(0.4ポイント増)と改善した。営業利益は30億円(76.5%増)、経常利益は31億円(73.3%増)と、それぞれ高い伸張率だった。

ua-20171110_002.jpg


ユナイテッドアローズ、2018年3月期
第2四半期 事業別売上高(表2)

チャネル別の売り上げでは、実店舗の「小売」が379億5,100万円(2.9%増)と堅調だった。なお、対計画比では0.3%減だった。「ネット通販」は103億2,900万円(21.0%増)で、2ケタの増収だった。対計画比でも60.%増とプラスの成長だった。「アウトレット等」は84億6,600万円(10.6%増)と2ケタの伸び。対計画比では3.6%増と堅調な推移だった。なお、全社の既存店ベースの売上高は前年同期比4.1%増だった。

ビジネスユニット別では、主力の「ユナイテッドアローズ」が270億円(8.0%増)と健闘した。「グリーンレーベル」も143億円(3.3%増)と堅調な推移だった。「オデット エ オディール」や「ドゥロワー」などの「スモールビジネスユニット」は72億円(5.4%増)で堅調に推移した(表2を参照)。

期末の店舗数は365店舗(出13、退8)。(株)ユナイテッドアローズが248店(出12、退6)、(株)フィーゴが18店(出1)、(株)コーエンが85店(退2)。通期では計348店舗(出20、退32)を計画する。特にユナイテッドアローズにおいて、29の退店を計画する。

財務面では、粗利率が増え、商品回転率が微増したことで、交差比率が改善した。自己資本が減少し売上高が増えたため、同資本の回転率が上がっている。自己資本の減少が影響し、D/Eレシオが増加した。

通期の業績見通しに変更はない。連結売上高が1,538億5,900万円(5.7%増)、営業利益が99億5,300万円(8.6%増)、経常利益が101億円(7.2%増)で、堅実な増収増益を計画している。

(樋口尚平)