ブロガー

「誰が持っていたのか?」に付加価値が生まる時代がやってくる

「これからは生産の過程に価値が生まれる。」

そんな話をこのブログでは何度も書いてきました。

参照:購入する決め手が「美意識」に変化する中で、人の美意識はどのようにすれば育まれるのか? | 隠居系男子

「灯台もと暮らし」で最近公開されたIKEUCHI ORGANICさんの記事でも同様に、とても大事なことが語られていたので、ぜひ合わせて読んでみて欲しいと思います。

参照:【愛媛県今治市・IKEUCHI ORGANIC】「オーガニック自体じゃなくて、過程にこだわってる」前職で一緒に中国工場を立ち上げた腐れ縁のふたりが語るオーガニックの本質とは? | 灯台もと暮らし

今日は、そこから更に派生して「これからは"誰が持っていたか"にも付加価値が生まれてくるのではなかろうか?」そんな話を少しだけ書いてみようかなと。

自分の手元にそのモノが届くまでの過程。

「生産の過程に価値がある。」

それはつまり、自分の手元にその商品が届くまでの過程、そこに付加価値が生まれているということですよね。

そう考えると、自分の手元に届くまでというのは生産過程だけに留まらないのではないか、と思うのです。

製品になったあと「その商品を誰が所有していたのか?」も同じように付加価値と思えるような時代がやってくるはず。

極端な例ですが、最近だとこのニュースなんかはわかりやすい例だと思います。

参照:ロレックス デイトナ「ポール・ニューマンダイヤル」が腕時計史上最高額の20億円で落札 | Fashionsnap.com

また、少し前の話になりますが、ジョブズが使っていたカシオの腕時計やビルケンシュトックが高額で落札されたという例もあります。

スティーブ・ジョブズが愛用したセイコーやビルケンシュトック、高額で落札 | Fashionsnap.com

著名人のファングッズだけに留まらない。

「いやいやいや、それは彼らが著名人だからだろう!結局はファングッズじゃないか!」

そう思う方もいるかもしれません。

でも、決して著名人のファングッズだけには留まらなくなると思うのです。

SNSが発達したことによって、「評価経済社会」のようなものが一般人にも浸透したことと同様に、間違いなく僕らのような市井の人々の間でも「誰がどんな想いで所有していたのか」ということは重要な要素となってくる、そこに何かしらの付加価値は絶対に生まれてくる。

参照:今、VALUやCAMPFIREのような評価経済社会の循環の中に参加しておいたほうがいいと思う理由。 | 隠居系男子

最後に

コスト重視の商品や消耗品は別として、本当に良いものはブロックチェーンのような技術を活用して、生産過程から所有の過程まで、しっかりと追えるようになることは間違いないでしょう。

一品物やクラフト製品だけでなく、全く同じ工業製品であったとしても一点一点その価値が全く異なってくる世界がやってくるのかもしれません。

最近モヤモヤと考えていたことだったので、このブログにも少し書き残してみました。

じゃあ、具体的にどんな所有の過程に付加価値が生まれてくるのか?

そんな話ももう少しうまく言語化できるようになったら、またこのブログで書いてみたいと思います。

今日の話が少しでも皆さんの考えるきっかけになったら幸いです。

鳥井弘文