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グッチが研究機関を設立、高級ブランドの科学的な研究を目指す

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Gucciがヨーロッパ屈指のビジネススクールと協定を結び、研究所を設立した。

By Briony Wright translated by Aya Ikeda

This article was originally published by i-D AU.

2017年度の売り上げが前年比49%上昇したと報告したGucciが、イタリアの有名ビジネススクール、ボッコーニ大学とパートナーシップを結び、<グッチ・リサーチ・ラボ>を設立すると発表した。同校で開講される3年間のこのプログラムでは、ボッコーニ大学の生徒と共に、高級ブランドが21世紀においていかに進化することができるかを問うという。

<グッチ・リサーチ・ラボ>ではブランド毎の社風や雇用管理を含む事実や流行を正確に調査、それらを改善することによって組織効率や売り上げにどのような向上が見込めるかを検討する。幸いなことに、ラボ内の研究は誰もが閲覧可能な紙面形式で毎年公開されるという。

以前からGucciはボッコーニ大学の"ラグジュアリー・タレント"コースや"コーポレイト・アソシエイト・プログラム"から正社員やインターンシップ生を採用するなどして、同校と親交を深めてきた。今回のラボの設立に際し、Gucciと同校は正式にパートナーシップを結んでいる。ぜひ社員満足度と成長企業の比例関係についての研究も進めてもらいたいところだ。

Gucciの社長でありCEOでもあるマルコ・ビッザーリは、「規模の大小を問わず、どんなブランドも学ぶことができる本質を明らかにすること」をラボ設立の目的として掲げている。もしその循環が生まれるならば、Gucciの未来はよりいっそう明るいものになるだろう。