伊藤忠商事が、イタリアのヴェネツィアを拠点とするアパレルブランドグループ スローウエア（SLOWEAR）の日本市場における独占輸入販売権を取得したと発表した。

　スローウエアは、高級パンツブランド「インコテックス（Incotex）」をはじめ、アウターウェアの「モンテドーロ（MONTEDORO）」や、ニットの「ザノーネ（ZANONE）」、シャツの「グランシャツ（GLANSHIRT）」といったイタリアの専業ブランドを擁する。現在はミラノやロンドン、パリ、ニューヨークをはじめとする主要な国際都市に32の小売店舗を出店。世界40ヶ国以上の百貨店や専門店で卸売販売を行っている。

　契約締結に伴い、2021-22年秋冬シーズンから伊藤忠商事子会社のコロネットが全国の百貨店および専門店、セレクトショップへの卸売販売を担当。スローウエアの既存の国内直営店は、スローウエアジャパンが引き続き運営する。今後、両社のノウハウを生かしてブランドの世界観を打ち出し、3年後には小売上代ベースで30億円の売上を目指すという。

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