ロンドンファッションウィークの公式サイトより
楽天が、ロンドンファッションウィークを主催する英国ファッション協議会(The British Fashion Council、以下BFC)の活動を支援する契約を締結したと発表した。同契約に基づき、楽天は現地時間2月19日に開幕する「London Fashion Week February 2021」に後援として参加する。
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同社は2019年9月から日本ファッション・ウィーク推進機構との契約のもと、東京のファッションウィークの冠スポンサーとして「Rakuten Fashion Week TOKYO」の開催を支援するほか、日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「by R」を開始するなど、日本のファッション産業の活性化に取り組んでいるが、海外のファッションウィークへの支援は初となる。
具体的な取り組みについては現時点で発表されていないが、同社ECサービスでファッションカテゴリーが大きく成長しているといい、今回の契約を通じてヨーロッパにおいても楽天のブランディング強化とともに「楽天市場」や「Rakuten Fashion」のラインナップ拡充を図る考えだ。
BFCのコマーシャルディレクターを務めるGemma Juvilerは「楽天をBFCの新たな支援者として迎え入れることを嬉しく思います。楽天の有するテクノロジー領域における専門性と経験は、英国のファッションブランドにとって、非常に重要な役割を果たすと考えており、協業できることを大変楽しみにしています」とコメント。楽天の執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデントの松村亮氏は、「本取り組みを通じて、英国をはじめ、世界中から集まるブランドやデザイナーをエンパワーメントし、日本国内および海外のファッション業界をさらに盛り上げていきたい」と意欲を示している。
なお、楽天のほかに日系企業ではキヤノン(2006〜2014年)が過去にロンドンファッションウィークのスポンサーを務めた。
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