入選作品

　スチール部門1位は岩井菜摘子さん（WSフォトグラフィ専攻2年次）らによる「Team 8」。「Happy Onitsuka Tiger」をテーマに、トラ柄のウィッグや、黒とオレンジのスタイリングで虎を擬人化したモデルを下から煽って撮影し、迫力のある1枚に仕上げました。

　2位は上田レオナルドさん（WSフォトグラフィ専攻2年次）をはじめとする「Team 6」。グランジファッションに着想を得て、オニツカタイガーのドレスシューズライン「THE ONITSUKA」を日常着として楽しむ提案を行いました。

　映像部門2位に選ばれた成田咲幸さん（映像クリエイター専攻2年次）率いる「Team 4」は、若年層にリーチできるよう、SNSで拡散される動画を目指したと言います。360度カメラを使い、軽快なリズムに乗せてオニツカタイガーの服やシューズを着用した若者を映し出しました。

学生がオニツカタイガーの衣装を使ってヴィジュアル制作

　学生たちは初回のオリエンテーションでオニツカタイガーについて学び、リサーチを行いながら、チームごとに撮影プランを立案しました。制作過程では、校内のスタジオでセットを組むチームや、ロケによる撮影を行うチームなど様々。ディレクターとなるフォト&映像チーム、ヘア、メイク、スタイリスト、それぞれの意見を出し合いながら進行していきました。

オニツカタイガーとバンタンデザイン研究所による「コラボレーションワークプロジェクト・セッションワーク2022」の制作風景

Image by FASHIONSNAP

　オニツカタイガー賞を受賞した角口さんの「Team 2」は、オニツカタイガーの服と学生たちの私服などを合わせて、ウォークインクローゼットを再現。「新しい服を買ってきたら、嬉しくて自宅でファッションショーをしちゃいます。映像ではおばあちゃんと孫が2人で盛り上がっていく姿を見せながら、ファッションの力を感じられる映像を目指しました」と話します。オニツカタイガーについては、「最初はスポーツブランドのイメージしかありませんでしたが、リサーチしていくうちに洗練されたかっこいい服がたくさんあることを知ることができました。どんどん自分もアイテムが欲しくなってきました」とコメントしています。

オニツカタイガー賞（特別賞）を受賞したTeam 2のリーダーである角口瑞樹さん

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