2022年春夏コレクション
IMAGE by: FASHIONSNAP
デザイナー小塚信哉が手掛ける「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」が2022年春夏コレクションをブランド初となるランウェイ形式で発表した。会場は天王洲アイルの「WHAT CAFE」。
2022年春夏コレクションのテーマは「素敵な下書き」を意味する「SWEET ROUGH DRAFT」。絵であればより良くするための行為、手紙であればより気持ちを伝えようと試行錯誤する時間である「下書き」を「素敵なもの」だと捉え、今回のコレクションをシンヤコヅカにとって素敵な下書きにするという想いを込めて製作したという。
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休日に自宅で映画「ショーシャンクの空に」を15年ぶりに見たという小塚は「デザイナーという職業は映画そのものをモチーフやテーマにするのではなく、映画を見て得た小さな感動やきっかけを最大限に誇張することをテーマにするべき」と感じたという。コレクション製作のスタートのアイデアとなったのは「青いインク漏れ」。友人のインスタグラムに投稿された写真を、ただなんとなく「可愛いな」と感じたことがきっかけで、その小さなきっかけを小塚なりの解釈で拡張したコレクションに仕上げたという。
2020年春夏コレクション
ルックでは青いインク漏れを連想させる模様のつなぎや、青い鳥が描かれたニットなど青を使用したアイテムが目立った。前シーズンに引き続き人気の「ディッキーズ(Dickies)」をはじめ「ラングラー(Wrangler)」や老舗ワークウェアメーカー「寅壱」とのコラボアイテムも披露。過去に「リーバイス(Levi's®)」の「501®」など、誰もが知る永遠の定番をリサーチせずに製品化してきた「AS IT WAS」シリーズからは、具体的な定番アイテムではなく「ヒッピーの人」という抽象的なテーマをもとに、クレイジーパターンのジャケットなどを製作した。
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