鳥海連志選手
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アシックスが、9月1日から車いすバスケットボールの鳥海連志選手と所属契約を締結した。同社がプロパラアスリートと所属契約を結んだのは初めて。
鳥海は1999年生まれ。生まれながらに両手足に障がいがあり、3歳で両下肢を切断した。中学1年生で車いすバスケットボールを始め、高校1年生で日本代表に初選出。2016年のリオのパラリンピック競技大会には、当時最年少となる現役高校生で車いすバスケットボール男子日本代表に選ばれた。現在は、神奈川VANGUARDSでプレーしている。2021年に行われた東京パラリンピックでは銀メダル獲得に貢献し、同大会のMVPも獲得。2021年の「第50回ベストドレッサー賞」ではスポーツ部門を受賞した。
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今回の契約は、鳥海が車いすバスケットボールの普及活動や講演会などを積極的に行っているほか、グローバルな視点で多様性を身につけ社会へも還元したいという思いがアシックスの目指すヴィジョンと一致したことから実現。同氏の活動を応援すると共に、そこから生まれる創造的なアイデアを事業に活かしていくという。
鳥海は、「今後はアシックス所属アスリートとして、多様な考えや価値観を身につけ、車いすバスケットボール界や社会に還元していきたいと思います」とコメントしている。
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