人気製品「インスパイア カーリング マスカラ」
IMAGE by: ミュード
伊藤忠商事が、韓国のコスメブランド「ミュード(mude.)」を展開するミュードメイト(mudemate CO.,LTD)と、日本市場におけるブランドの独占輸入販売権に関する契約を締結した。2024年春夏シーズンから本格展開を開始予定。販売代理店として東京堂と独占契約を結び、バラエティストアや全国のドラッグストアなどで展開する計画だ。3年後の2026年には、日本の小売ベースで売上高5億円を目指す。
ミュードは2020年7月に韓国で人気のインフルエンサーで、化粧品のマーケティング会社で経験のあるレミ(Raemi)が立ち上げた。自身のノウハウを活かしながら、SNSのファンから届くリアルな声を取り入れた商品をラインナップ。デビューから販売している主力商品「インスパイアカーリングマスカラ」は、K-POPアイドルのようにセパレートされ、カールをキープできるとヒットした。日本では2021年から本格的に展開している。今後は、トレンドを反映したクリエイターブランドとして成長させる。
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伊藤忠商事では近年ビューティビジネスへの投資を強化。2019年に「キャス キッドソン(Cath Kidson)」の日本におけるコスメの独占輸入販売権の取得。コロナを経て、2022年3月に「ジョンセンムル(JUNG SAEM MOOL)、今年2月には「トニーモリー(TONYMOLY)」の独占販売権を取得するなど、日本でも人気が高い韓国ブランドにも視野を広げていて、今回も韓国ブランドでの取得となった。また、2020年には化粧品ECのノインにも出資するなど、ビューティ領域の拡大を推進している。
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