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映像と音像でカルチャーを感じる
表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京は、2024年2月22日(木)〜8月18日(日)まで、マーク・レッキーによる個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」を開催する。
マーク・レッキーはイギリス出身のアーティスト。彼の多岐にわたる活動は、若者、レイヴ、ポップ、ノスタルジー、社会階級研究、イギリス史などを掛け合わせ、レディメイドの教えに従って彫刻、映像、音、パフォーマンス、そしてコラージュまでも融合した作品を生み出す。彼の作品が真に評価されるのは、大衆文化が高尚なもの、興味に値するもの、本物の芸術作品を生み出す源として捉えられることにあると考えられている。
本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションを、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンにて展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として開催。より多くの人々に作品を鑑賞してもらいたいという、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの意向を実現する展覧会である。
今回の展示では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵するマーク・レッキーの作品《Fiorucci Made Me Hardcore(10周年リマスター版)》(1999年-2003年-2010年)と《Felix the Cat》(2013年)を 「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの枠組みの中で紹介する。
《Fiorucci Made Me Hardcore(10周年リマスター版)》はマーク・レッキーがインターネット以前から各地より蒐集した30年分の映像を、15分に編集した作品。そこにはフーリガンやレイヴカルチャーの臨場感あふれる様子が生々しく映し出される。対に配置されたサウンドシステムからの音響も抜群で、まるでUKカルチャー史に没入しているかのような感覚だ。このサウンドシステムも自作で、UKのレゲエ・サウンドシステムカルチャーへのオマージュが捧げられているという。
前回のケリス・ウィン・エヴァンス個展など、開催するたび大きな話題となるエスパス ルイ・ヴィトン東京の展覧会。表参道の中心で存在感を放つルイ・ヴィトンで、ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差点に位置するマーク・レッキーからのメッセージを受け取ってみてほしい。
■画像クレジット(1,2)
Mark Leckey, Felix the Cat (2013). Installation view at Fondation Louis Vuitton (2018). © Mark Leckey. Photo credits: © Fondation Louis Vuitton / Marc Domage
■概要
マーク・レッキー個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」
開催期間:2024年2月22日(木)〜8月18日(日)
時間:12:00〜20:00
定休日:ルイ・ヴィトン 表参道店に準じる
場所:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
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