ANREALAGE

 10月26日、デザイナー森永邦彦氏の手がけるブランド、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」のインスタレーションが、五反田廃屋の会場にて披露された。「シルエット」と題された2010年春夏コレクション、会場には12個の木箱と、12体のトルソーが置かれていた。開始とともに、観客はそれぞれ各自で箱を開けていく。

 洋服のシルエットをかたどった平面には服が貼り付けられ、箱の中からそれを照らし、影絵のようにシルエットのみを魅せる。箱を開ければそれが布であること以外何なのか、想像がつかないが、その答えは、トルソーに存在する。そんな演出は平面からのインスピレーションから想像力を与え、驚きと意外性を孕みユニークだ。

 コレクションカラーはブラックを使用し、素材感も12種類それぞれコットンやレザーなど、バライティに富む。そのほか、シルエットラインとは別にナイロン素材でできた細かなパッチワークジャケットや、2重の柔らかいコットンの表面にクラッシュを入れたデザインカットソーやスカートなど、ディテールにこだわった服づくりを感じさせる「ANREALAGE」ならではのコレクションが披露された。これらの展示は、10月31日と11月1日の2日間、一般公開も予定されている。

2009.10.27 (12:38)