HIROKO KOSHINO

 「HIROKO KOSHINO(ヒロコ コシノ)」が5月23日、東京・恵比寿で2011-12年秋冬コレクションを発表した。東日本大震災の影響で当初3月22日に予定されていたショーを延期しての開催。デザイナーコシノヒロコ氏はショーの前、多くの尊い命が失われたことに哀悼の意を捧げるとともに「コレクションの3分の1が東北で作られていて影響を受けたが、多くの人の支えによって改めて作られた服を必ず披露したいと思った。私たちが学ばされたのは命の尊さや人と人との絆。心が、服が、訴える事が出来れば嬉しい」とスピーチ。ファッションデザイナーとして精一杯の活動を続ける意を示した。

 「Mother Earth」と題されたコレクションは、有機的なラインや力強い色彩で生命の息吹や躍動感を表現。動物や鳥といった地球上の様々ないのちを服に宿している。ラストパートでは、純白のドレスに大胆かつ繊細なタッチの水墨画が描かれ、コシノ氏の溢れる創作力と美を描写。ショーは従来の20分の1の電力で行われ、尊い光の演出で印象を残した。

2011.05.23 (20:55)

  • Photo by: Fashionsnap.com
  • @恵比寿ガーデンホール
  • Date: 2011.05.23
  • Time: 19:00