今年の顔となる一足は?2016年話題を集めたスニーカー9選

 ここ数年続くスニーカーブーム。まだまだ勢いは収まる気配がなく2016年は更に一歩進み、オンでもオフでも毎日のファッションに取り入れるというスタイルが定着し、スポーツとファッションの距離がグッと縮まった印象です。1年を通じて数多く配信してきたニュースから、今年を象徴するスニーカーをスポーツ担当記者がピックアップし、番外編では2017年注目の新作を一足早くプレビューします。 

■ デビューから1年。勢い止まらぬ「NMD」

【adidas Originals NMD】

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 昨年末に発売されたNMDは今年、ストリート人気に火がつきました。オリジナルモデルの「NMD_R1」から、ソックタイプの「NMD_CS1」、ケージパーツを装着した「NMD_XR1」など、バリエーションやカラーも様々。アディダスの最新クッショニング素材BOOST™フォームをミッドソールに搭載し、ソールの前後にEVAパーツを配置したデザインが特徴で、「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」やファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)ビームスA BATHING APE®といった様々なコラボも続出。まさしく今年の"顔"となる一足となりました。

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■ 今年のベストシューズにも選出、リアーナ手がける人気シューズ

【FENTY PUMA CREEPER】

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 シューズ専門サイト「Footwear News」が選ぶ、今年のシュー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのが、リアーナ手がけるFENTY PUMAのクリーパー(Creeper)でした。厚底のプラットフォームシューズでスウェード素材やカモ柄なども登場しました。リアーナのPUMAへの貢献度は多大で、今年ストリートで支持を得たスライドサンダルの中でもファー付きサンダルは入手困難な一足に。パリで発表した2017年春夏コレクションも好評で、次回作は18世紀のフランスがテーマ。ブランド全体の売り上げを押し上げているというリアーナの手腕に今後も期待です。

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■ 27年の時を経てついに実用化

【NIKE MAG】

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 1989年公開の映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2」に登場した"未来のスニーカー" NIKE MAGが27年の時を経て、ついに実用化。2011年に登場した「The 2011 NIKE MAG」には無かった自動で靴紐が締まる機能が備わり、劇中のシューズが忠実に再現されました。世界89足の限定発売で今年最も高値で転売取引されたスニーカーとも言われ、その売買額は日本円で約340万円に上るとのこと。ナイキはスマートシューズのパイオニアでもあり、今年はNIKE MAG同様に自動靴ひも調整機能が備わる「HyperAdapt 1.0」もアメリカで発売されました。

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NIKEが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場した靴を89足限定で発売(2016年10月5日)


■ プレミアシューズの代名詞、長期契約で今後も注目

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 2015年2月にスタートしたアディダス・オリジナルスとカニエ・ウエストとのコラボレーション「YEEZY BOOST」シリーズの人気は根強く、両者は今年6月に長期のパートナーシップ契約を結ぶなど更にタッグは強固なものになっています。今年発売された「YEEZY BOOST 350 V2」は、これまでのモデルとは異なり一本線のストライプに「SPLY-350」の文字入りのデザイン。9月にドロップされたソーラーレッド×スティープルグレーにはじまり、ブラックベースのカラーバリエーションが相次いで発売されました。プレミアスニーカーの代名詞とも言えるYEEZYシリーズですが、来年はどんなモデルが発表されるのでしょうか。

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■ 罰金発生した"バンド"カラー、発売当日は長蛇の列

【AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG "BANNED"】

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 ナイキのジョーダンブランドからは「エア ジョーダン 1」と同じブラックとレッドの当時のNBLのコートでは着用が禁止されていたカラーリングを採用した"BANNED"モデルが発売され話題に。原宿に出店したジョーダンブランドを主に扱うセレクトショップ「TOKYO 23」は発売日に合わせてオープンし、当日は長い行列ができていました。先月には赤と青と黒が左右非対称に配されたAIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG Top 3も発売されています。

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■ 80年代をオマージュ、ロシアの新進気鋭デザイナーが手がけた一足

【Reebok×GOSHA RUBCHINSKIY】
reebok_20160303-20150902_008-thumb-450x450-520800.jpg リーボックと、モスクワを拠点に活動する気鋭デザイナーのゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)によるコラボレーションスニーカーは、1985年に発売されたReebok Classic Phase 1Proをベースにデザイン。かかと部にはロシア語でデザイナーの名前が刺繍されているのがポイントで、3カラーで展開されました。世界のドーバー ストリート マーケットで販売され、どの国も即完売だったそうです。

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リーボックとロシアの気鋭デザイナーゴーシャ・ラブチンスキーがコラボ、ドーバー銀座で発売(2016年3月3日)


■「虎」と「福」の刺繍が秀逸、3ブランドがタッグ組んだ豪華モデル

【GEL-LYTE III"Souvenir Jacket"】

asicstiger beams_20160609-20160606_007-thumb-660x440-555389.jpgasicstiger beams_20160609-20160606_008-thumb-660x440-555390.jpg 「アシックスタイガー」は昨年1月に復刻。今年はブランドロゴを刷新したり、旗艦店を大阪・心斎橋にオープンさせるなど第3の"アシックスブランド"として本格的に始動した年でした。6月に発売された本モデルは、1990年に発表し不動の人気を誇る「ゲルライト 3(GEL-LYTE III)」をベースに「ビームス(BEAMS)」と「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」がタッグを組んだという豪華な一足。ベトナム戦争時に米軍兵士がベトナムから引き上げる際の"スーベニア(土産物)"として制作された「スーベニアジャケット」から着想を得ていて、アッパーのキルティングやかかと部に施されたイラストの「虎」と「福」の刺繍、インソールとアウトソールには迷彩柄を採用するなど細部にまでこだわったデザインになりました。こちらもすぐに完売したそう。

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ビームス×ミタスニーカーズ、"虎と福"の刺繍入り「ゲルライト3」を発売(2016年6月9日)
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大阪から世界へ「アシックスタイガー」初の直営店オープンでブランド認知向上目指す(2016年9月22日)


■ 定番モデル、ブランド50周年記念し原点回帰

【VANS OLD SKOOL OG】

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 VANSのアイコンシューズでもある「OLD SKOOL」からは、ブランド50周年を記念し「OLD SKOOL OG」が復刻発売されました。オリジナルのUSA MADEモデルを再現し、細身のラストにノーズの短いアッパーデザインに加え、当時をイメージした白地のヒールパッチを施しています。またインソールロゴには「50th ANNIVERSARY」の文字が刻印され、シューズボックスもアーカイブデザインを採用するなど細部にまでこだわったヴィンテージデザインに。

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VANSの定番シューズ「OLD SKOOL」から新たに2モデルが発売(2016年8月28日)


■ 各メディアも注目、日本発のスマートシューズ

【Orphe】

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 開発が進むスマートシューズが世に広まる第一歩となったのが、スマートフットウエアを中心としたIoT製品の開発を行うno new folk studioによって商品化された「オルフェ(Orphe)」ではないでしょうか。アウトソール部に約100個のフルカラーLEDをソールに内蔵し、動作によって様々な光り方をするスマートシューズで、ファッションブランドやデザイナー、アーティストらとのコラボレーションも行い、各メディアからも注目を浴びました。税込4万4,800円で百貨店を中心に展開しており、売り上げは好調。特にダンスなどパフォーマンスを行う層から支持を得ているそうです。

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光と音のスマートシューズ「オルフェ」が一般販売開始(2016年9月5日)

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