変化する大阪のファッションタウン"ミナミ"、「うふふガールズ」に注目
2010年03月12日 06:19 JST
大阪心斎橋界隈、通称 "ミナミ" と呼ばれるエリア。御堂筋から一筋東の心斎橋筋商店街を中心に、百貨店、専門店、高級ブランド店などが軒を連ねる、大阪市を代表する繁華街である。近年、"ミナミ"のなかでも特に「心斎橋エリア」へと足を運ぶ若者が急増しているという。その理由のひとつとして、「心斎橋大丸店」に誕生したヤング層向けの新ファションフロア「うふふガールズ」が関係しているようだ。

「H&M」の関西初上陸に沸いたことも記憶に新しい"ミナミ"は、心斎橋の大通りである御堂筋をはさみ、心斎橋商店街のある「心斎橋エリア」とその反対側の西心斎橋に位置する「アメリカ村」を中心にファッションブランドのショップが賑わう。「心斎橋エリア」には、百貨店はもちろん、「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」や「DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)」などのハイブランドや、「ZARA(ザラ)」や「UNIQLO(ユニクロ)」の路面店が目立ち、20代後半からファミリーも多く訪れる。その一方で、若者の中心地としても認知されている「アメリカ村」には「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」、「adidas(アディダス)」、「American Apparel(アメリカンアパレル)」などの路面店や古着屋が多く、10代から20代前半のヤング層を中心に賑わってきた。


その「心斎橋エリア」に位置し、"ミナミ"でも最大規模を誇る老舗百貨店「大丸心斎橋店」が2009年11月、北館の地下2階と地下1階に10代後半〜20代前半のヤング層をターゲットにしたファションフロア「うふふガールズ」を開設した。フロアには「FREE'S MART(フリーズ マート)」や「snidel(スナイデル)」、「I ♡ MOROKO BAR(アイ ラブ モナコ バー)」など、TGC(東京ガールズコレクション)や神戸コレクションでおなじみの人気ブランドや、世界初の「JILL STUART CAFÉ(ジルスチュアートカフェ)」などが登場。百貨店として取りこぼしていたヤング層にスポットをあて、手頃な価格帯で最新のトレンドが手に入るファッションを積極的に取り入れることを試みた。「うふふガールズ」は、心斎橋駅直結という抜群のアクセスもあって、これまで駅をおりてアメリカ村へと向いていた若年層の客足を「心斎橋エリア」へ向けさせた。


さらに、2010年3月には、北館の1階2階にセレクトショップを中心にしたフロアの展開もスタートし、これまで「アメリカ村」にショップを構えていた「UNITED ARROWS」が1階、2階に出店。その他「URBAN RESEARCH ROSSO(アーバンリサーチ ロッソ)」など、人気セレクトショップを取り込む事で、「うふふガールズ」の客層だけでなく、幅広いファッションジャンルのヤング層の確保にも成功している。

その他「心斎橋エリア」には、ポイント社の人気ブランドを集積したショップ「collect point(コレクトポイント)」も出店を果たしており、「うふふガールズ」を中心に様々なヤングファッションを一挙に見る事ができる"巨大ファッションタウン"になりつつある。変わり続ける大阪"ミナミ"および心斎橋エリアに、今後も注目していきたい。
