Art News
アーロンチェアが1脚50万円の作品に ハーマンミラーの新プロジェクト
2011年05月23日 12:00 JSTハーマンミラージャパンが、more trees design(モァ・トゥリーズ・デザイン)とともに新アートプロジェクトを始動する。プロジェクトではハーマンミラーのベストセラー製品、アーロンチェアを5人のクリエイターがカスタマイズ。作品は東京・丸の内の「ハーマンミラーストア」で7月29日から展示販売され、今回は販売収益の全てを東北関東大震災への支援金として寄付する予定だ。
ハーマンミラージャパンとともにプロジェクトを始動したmore trees designは、森林保全団体more treesへの寄付を募ることを目的に、企業とのコラボレーションなどを企画・実施。これまでも"木携帯"として話題となった 「TOUCH WOOD」をNTTドコモとともに手がけている。森林保全団体more treesは坂本龍一を筆頭に、細野晴臣、高橋幸宏らが発起人となり2007年に設立。日本の森林においては間伐を、熱帯地域や砂漠においては植林をと地域にあった森林再生プロジェクトを推進してる一般社団法人だ。
両社が新たに取り組む「"Aeron with ART" ハーマンミラー FOR more trees アートチャリティプロジェクト」は、1994年に開発されて以来世界中で熱烈なファンを持つアーロンチェアをクリエイターそれぞれの解釈によってカスタマイズし1点ものの作品として販売する社会貢献プロジェクト。今回のプロジェクトの始動は、2011年3月に発表され販売収益は全てmore treesへの寄付とされていたが、東北関東大震災を受け被災地へと送られることが決定した。
同プロジェクトにはフラワーアーティストの東信(あずま まこと)や現代美術作家の鈴木康広(すずき やすひろ)、名和晃平(なわ こうへい)、建築家の永山祐子(ながやま ゆうこ)、早野洋介(はやの ようすけ)と時代を代表するクリエイター達が参加。ファッションブランドとのコラボレーションも積極的に行っている東信は全てグリーンの「Sit on the green」、東京の東側「EAST TOKYO(イースト東京)」エリアの新スポット「Mirror(ミラー)」のファサードデザインを手がけた永山祐子は白と黒のグラデーションをかけた「warp」と、それぞれの作家がアーロンチェアを新たな芸術作品として生まれ変わらせている。作品は一脚50万円とすべて統一価格で設定。今後7月28日には日本最大のアートの見本市「アートフェア東京 2011」で初公開され、翌29日には鈴木康広、永山祐子、早野洋介の3名を招きトークイベントを実施する予定だ。
■"Aeron with ART" ハーマンミラー FOR more trees アートチャリティプロジェクト
URL:http://aeronwithart.tumblr.com/


