「美術手帖」など出版する美術出版社が民事再生法の適用申請

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【追加情報】3月11日付で民事再生手続開始が決定。「美術手帖 2015年4月号」の発売日は17日から1週間延期し25日を予定しており、次号からはこれまで通り毎月17日の刊行を続けていく。

 「美術手帖」など出版する美術出版社が、3月4日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したと帝国データバンクが報じた。負債は2014年3月期末時点で約19億6300万円としているが、変動している可能性もあるという。

 美術出版社は、月刊美術誌の「美術手帖」をはじめ、食とワインの世界を探究するワイン雑誌「ワイナート」などを出版している。今年2月には、アートやデザイン、写真、建築 、イラスト、マンガ、工芸、テクノロジーなどクリエイティブと親和性のある情報を発信するキュレーションサイト「ビテチョー(bitecho)」を今春立ち上げると発表していたが、帝国データバンクによれば、多額の負債に加え、業界環境の悪化から本業の出版事業の売り上げも落ち込み、苦しい資金繰りが続いていたという。