【続報】各界で活躍するクリエイター輩出「セツ・モードセミナー」2017年春をもって閉校

セツ・モードセミナー
セツ・モードセミナー
画像: Fashionsnap.com

 著名クリエイターらを輩出してきた東京・新宿の美術学校「セツ・モードセミナー」が、閉校することを正式に発表した。創設者でファッションイラストレーターの先駆けとして知られる長沢節の生誕100年を迎える2017年春までの運営が予定されている。

 「セツ・モードセミナー」は、長沢節が1954年に高円寺のサロン・ド・シャポー内の一室で開校した「節スタイル画教室」を前身とし、港区高樹町を経て1965年に現在の新宿区舟町に校舎を新築。「みんなが楽しく、本当の絵の勉強ができる独特の場、貧しい画学生でも気兼ねなく学べる場を作りたい」という願いを実現した私塾で、ファッション業界をはじめ各界で活躍するデザイナーやスタイリスト、クリエイターらを輩出してきた。「コム デ ギャルソン」の川久保玲や「ヨウジヤマモト」の山本耀司、「ピンクハウス」の金子功、「ユキコハナイ」の花井幸子、イラストレーターのペーター佐藤や穂積和夫、漫画家の安野モヨコや桜沢エリカ、写真家のホンマタカシ、そして女優の樹木希林らが名を連ねている。

 閉校については、関係者を中心に噂が広がり惜しむ声が相次いでいる中、7月31日付けで現代表の長沢秀による文書で正式に発表。閉校の理由については「節先生の魂(自由の精神=セツ・モードセミナー)をそろそろ天国に送り届けてあげたい」としており、1999年に亡くなった長沢節のように「魂も最後まで美しくあり、そして美しく天に昇って行きたい」という思いが綴られている。

■セツ・モードセミナー:公式サイト