「マッドマックス」でアカデミー賞受賞の衣装デザイナー、授賞式での装いが話題

動画より
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 アメリカ・ロサンゼルスの現地時間29日に開催されたアカデミー賞授賞式で、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のコスチュームを手がけたジェニー・ビーヴァン(Jenny Beavan)が最優秀衣装デザイン賞を受賞した。ビーヴァンの授賞式での装いとそれに対するゲストの反応が話題を集めている。

 英国人衣装デザイナーのジェニー・ビーヴァンは、これまでに「いつか晴れた日に」や「アンナと王様」、「英国王のスピーチ」など多くの作品のコスチュームを手がけてきたアカデミー賞候補の常連で、今回で同賞を受賞するのは2度目。

 ビーヴァンは、授賞式にバッグにスカルのラインストーンがあしらわれたレザージャケットにジーンズにスカーフを合わせた装いで登場した。話題になったのはビーヴァンの受賞時のシーンで、腕を組んだり冷たい視線を送るなど祝福する様子を見せないゲスト数名がテレビに映し出されたため視聴者がこれに反応。ツイッターでは「なぜ彼女に拍手を送らないの?」とゲストの態度を指摘する投稿が相次いだ。受賞後の会見でビーヴァンは自身の衣装について「イヴニングドレスは着ないし、ヒールも履かないわ。キレイなガウンは似合わないし、快適な服が好きなのよ。それにごめんなさい、これでもドレスアップしている方よ」と報道陣から笑いをとり、ジャケットがイギリスのスーパーマーケット「マークス&スペンサー(Marks & Spencer)」のフェイクレザーのものであると明かした。

 また、オスカー直前に受賞した英国アカデミー賞授賞式では、俳優でコメディアンのスティーヴン・フライ(Stephen Fry)がビーヴァンの風貌を「bag lady(買い物袋で放浪する女性)」と表現。2人は友人でジョークとして放った言葉だったが、容姿に対する不適切な発言として非難を浴びていた。