ナノ・ユニバースがブランド刷新、ロゴや店舗体制を変更

(左)旧ロゴ、(右)新ロゴ
(左)旧ロゴ、(右)新ロゴ
画像: ナノ・ユニバース

 「ナノ・ユニバース(nano universe)」が、3月1日からリブランディングを始める。メンズが強いブランドだが、ウィメンズを強化して統一したブランドアイデンティティーの確立を図るほか、電通の窪田新をアートディレクターに起用してブランドロゴ等を刷新。昨年7月に就任した濱田博人代表取締役社長は、就任後ブランドの再生と新生を同時に進めてきたが「負の遺産の処理も終わったので、春先から一気に新しいナノ・ユニバースを打ち出して行く」と話した。

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 濱田社長は「少子化や縮小するアパレルマーケット、色々な意味で日本国内は負のスパイラルになっていく」と捉え、「どちらかの性別だけを対象にするのは機会ロスが多い」と指摘。今後10年を見据えた新しいブランドの理念として、従来のメンズ色の強いブランドイメージから「女性にも意識してもらえるブランドに変えていきたい」(濱田社長)という。

 今年1月から初のウィメンズディレクターに「アミウ(AMIW)」や「バナーバレット(Banner Barrett)」のディレクションを務めてきた二ノ宮和佳子を起用。二ノ宮はディレクションだけではなくPR業務などを担い、秋には新ラインの展開を予定している。また、電通の窪田新をアートディレクターに迎え、ブランドの認知度に比べて印象が薄かったロゴマークを刷新するほか、ショッピングバッグを黒のナイロンから白とグレーの配色の紙製に変更。ロゴは3月1日から使用される。店舗についても窪田から内装デザインのアドバイスを受け、男性だけではなく女性も意識した内装に変える。3月1日にリニューアルオープンする横浜ルミネは、これまでの壁に覆われた重厚感のあるヨーロピアンのクラシカルでトラッドベースの店舗から、一部大理石を用いたクリーンなイメージに変更する。

 ナノ・ユニバースは様々な業態を出店しているが、アウトレット以外は「ナノ・ユニバース」の店名に一本化。定価販売とアウトレット業態の2業態に絞る。これに伴って地域で競合していた店舗を減らし、新宿や名古屋、梅田の3都市を除くエリアでは地域1店舗体制に変更。「EC化率が高くなるほど、わざわざ来店してもらえるような環境を整える必要性が高まる。そのためにはアクセスしやすい場所や、店舗のおもてなし等を手厚くしなければならない」(濱田)とし、集中的な売上拡大に向けて人員を充実させる体制を築く。