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【レポート】LVMHグループ 主力のファッション関連ビジネスが好調で増収増益に

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LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループの2015年12月期連結決算は、主力のファッション関連ビジネスが続伸したほか、全カテゴリーで前年を上回り、増収増益を達成した。日本地区の売上高は2,496百万ユーロ(3,244億円、1ユーロ=130円で換算)で前年並みだった。期末の店舗数は407店(5減)。

「Fashion and Leather Goods」がけん引

連結売上高は356億6,400万ユーロ(4兆6,363億2,000万円、同)、前期比16.4%増、営業利益は63億8,400万ユーロ(8,299億2,000万円、同)、同17.5%増と増収増益を達成した。当期純利益は前期に計上した財務収益がマイナスに転じた影響で、35億7,300万ユーロ(4,644億9,000万円、同)、同26.7%減となった。

主力の「Fashion and Leather Goods」は、売上高が123億6,900万ユーロ(1兆6,079億7,000万円、同)、同14.2%増とけん引役になった。「Selective Retailing」(セフォラなどのセレクトショップ)は112億3,300万ユーロ(1兆4,602億9,000万円、同)、同17.8%増、「Watches and Jewelry」は33億800万ユーロ(4,300億4,000万円、同)、同18.9%増とそれぞれ2ケタ増だった。

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地域別では、米国が26%と最大シェアを確保したほか、アジア(日本を除く)が27%、欧州(フランスを除く)が18%だった。フランスは10%、日本地区は7%のシェアだった。店舗数は欧州(同)が1,012店と最も多く、米国が732店、アジア(同)が951店。フランスは482店、日本は407店だった。総店舗数は3,860店。

売上高総利益率(粗利率)は64.8%(0.1ポイント増)。営業利益は2ケタ増を達成した。効率性指標および流動性指標は概して改善傾向だった。

「Fashion and Leather Goods」のセグメント利益は35億500万ユーロ(4,556億5,000万円、同)、同9.9%増。売上高と併せ、収益の柱になっている。

(樋口尚平)