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【レポート】ステュディオス初の本決算、増収・増益を達成

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昨年9月2日、東京証券取引所のマザーズ市場へ上場を果たした株式会社STUDIOUS(ステュディオス)の初の本決算──2016年2月期(2015年度)は、店舗数の増加も後押しし、増収・増益を達成した。利益率はやや下がったが、財務面では改善が見られる。

出店も順調、今期も引き続き強化

同社は、日本国内の高感度ブランドを扱うセレクトショップ「STUDIOUS」および、日本製の商品に特化したグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」業態を展開する。期中の出店数は、「STUDIOUS」業態が3店舗、当期から展開をスタートさせた「UNITED TOKYO」業態が4店舗の計7店舗。順調に店舗数が増えている。

今期も引き続き、この2業態の展開拡大を推し進める。また今春、スタートした「STUDIOUS CITY」など、既存業態からの派生ショップを広げることで、収益力の強化を図る。

昨年3月にスタートした「UNITED TOKYO」業態は、成長基調に乗ったと分析している。同社の顧客層を拡大する"キーファクター"に据えており、成長の大きな源泉として考えている。今期以降も引き続き業容を拡大し、収益の大きな柱に育てていく計画だ。

財務指標が改善
財務面では、有利子負債の計上がなくなったこともあり、改善が見られる。円高や新規出店による経費増などの影響もあり、利益率はやや低下したが、売上高総利益率(粗利率)は50%を超えているほか、商品回転率は5回転台と非常に高効率である。第2四半期(上期)の数値と比較しても、改善されている数値が多く見られる。

比率が下がったとはいえ、営業利益率および経常利益率は2ケタ台をキープしている。売上規模に比して、総資産および自己資本の額が少ないため、ROAおよびROEは高水準にある。なお、自己資本比率は60%台に到達している。

通期では、売上高80億6,500万円、営業利益9億円、経常利益8億9,300万円、当期純利益5億9,800万円を計画する。売上高でも2ケタの伸びを目指している。

(樋口尚平)