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任天堂の「ゲームボーイ」をほうふつとさせる、おもちゃのような超コンパクトゲーム機がクラウドファンディングサイトKickstarterで人気を集めています。
「Thumby」は親指サイズほどのサイズながら、小さなスクリーンやボタンを搭載し、実際にゲームを楽しめます。
ゲーム5種搭載
Thumbyの名称にあるThumbは親指を意味し、本当に親指に覆われてしまうほどの小ささです。正確なサイズは29.5×18×8.5ミリ、重さに至ってはわずか4.7グラムです。
そんな小さな躯体に72×40ピクセルのモノクロOLEDスクリーン、そしてゲームに欠かせない十字カーソルキーやアクションボタンを搭載しています。
これらは飾りではなく、実際に使ってゲームをプレイすることができ、パズルゲームのタイニーブロックス、スネークゲームなど5つのゲームがプレロードされています。ポケットに入れたり、キーチェーンに付けたりして携帯できるので、電車を待つ間など、隙間時間にさっと取り出して楽しめそうです。ちなみに内蔵するピエゾスピーカーから音も出ます。
プログラミングも可能
プレロードされたゲームは全てオープンソースで無料提供されていて、ユーザーが自分で編集できるようになっています。また、Thumbyの開発元は今後、オリジナルのゲームを制作し、また他のユーザーも独自開発のゲームをシェアできる場所をウェブサイト上でホストする計画とのことです。
Thumbyは2MBのストレージを搭載し、また備えているマイクロUSBを使ってプログラミングやマルチプレイヤーでのプレイも可能です。
実際に遊べるミニチュアゲーム機に心惹かれた人は多いようで、ThumbyはKickstarterですでに目標額を大幅に上回る額を集めています。記事執筆時点の出資額は19ドル(約2130円)〜となっており、出資は10月28日まで受け付け、来年2月に発送される見込みです。
Thumby/Kickstarter
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