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繊研plusアパレルメーカー・卸のオーパス(大阪府箕面市)は、色弱の症状のあるプロデューサーの個性を生かしたストリートブランド「パパット」を立ち上げた。トレンドや一般的な売れ筋に左右されないカラフルな色使いを特徴とする。
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子供服専業メーカーだが、少子化の影響を踏まえ、新規事業として大人向けを立ち上げた。MD兼営業で発案者の野田セイドウさんが手掛ける。野田さんは、赤の識別が難しく、例えば桜の花がグレーに見える。仕事上でも色の掛け合わせや補色の入れ方を考えるのが好きで、インパクトのある組み合わせが持ち味だったことから、パパットでも個性として打ち出す。
コンセプトは、アート、サブカルチャーを取り入れたカラフルでポップなストリートブランド。Tシャツ、スウェット中心で、サイズはS~XXLを揃える。お笑い芸人のネゴシックスさんやイラストレーターのウラタスパンコールさんのオリジナルイラストをプリントしたアイテムもある。亀のヒーロー「ミュータントタートルズ」との協業アイテムやアーティストのジャミロクワイのライセンス商品も販売する。価格はスウェットトップで1万円前後。販売は直営ECを中心に、期間限定店の出店も予定する。
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