エッジがきいた唯一無二のデザインで、非接触型、かつ廃棄物ゼロ——環境問題やウイルスに頭を悩ませるアパレル産業において、そんな夢のような服を販売している若手ブランド「トリビュートブランド(TRIBUTE BRAND)」。クリエイティブディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やYouTuberのけみおも愛用し、着々とファンを増やしています。他のブランドと一つ違うのは、販売する服がすべて「サイバー」という点。一体どんなブランドなのでしょうか? FASHIONSNAP.COM編集部による着用レポ&インタビューをお届け。
TRIBUTE BRANDとは?
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トリビュートブランドは、ファッションデザインやCGI 3Dモデリング、UXデザイン、コーディングにバックグラウンドを持つ複数人のメンバーによって運営されているブランド。ハイエンドデジタルブランドを謳い、"非接触型のサイバーファッション"を提案しています。
サイバードレスを着てみた
百聞は一見にしかず、ということでFASHIONSNAP.COM編集部インターンMSが実際にアイテムを着用することに。ブランドの公式サイトには、ドレスからトップス、アウターまで約25点のアイテムが並んでいます。
オーダー方法は至って簡単。気になるアイテムをカートに入れ、自分の写真をアップロードしたリンク(DropBoxなど)を記入し、お会計するだけ。写真はJPEGもしくはPNGで、1080px以上のサイズであれば何でもオーケー。複数のアイテムを1つの写真に着せることも可能だそう。
今回は、悪魔っぽいシルエットのチリレッド色のパンツ「FIDO」(39ドル)と、メタリックの主役級ドレス「BALA」(49ドル)をチョイス。オーダーから数日後、メールが到着! 早速添付ファイルを開いてみると……
多摩川の土手にファッショニスタが爆誕していました。 「BALA」のような大胆なドレスは、なかなか現実では着る機会がないので、この主役感はサイバードレスならでは。FIDOの波打つ裾や、BALAのボウの影もしっかり再現されています。手元に届くのは写真データのみですが、新しい服を着ていく先がSNSくらいしかない今、数十ドルでこれだけインパクトある写真が撮れるならお手頃な気も。
ちなみにBALAは現在完売中。サイバードレスなのに完売ってどういうこと? ということで、本人たちにメールで聞いてみました。
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